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7.楽しい集会

前回の話がまだの方はこちら↓

日曜日、私はある集会に行った。

日本にいる時から気になっていた、無宗教があつまる集会Sundayassembly。
そこは月2回の日曜日、みんなで歌ったりボランティアをしたり、テーマ別の講習会があったり自由で楽しい集会だった。

トーマスのおかげで、人と会話をすることに度胸がつき、飛び込みでその集会場にいった。

ボランティア好きの集まりってだけあって、私のような謎のアジア人を笑顔で迎えてくれた。

「初めてなんです。英語話せないんです。」

と言っても

「大丈夫だよ!ようこそ!」といって席に案内してくれた。隣になった方々はみんなフレンドリーに仲間に入れてくれた。歌もOASISとかQueenとか、the EnemyとかUKポップばかりで私も好きな曲ばかり!一緒に歌えたのがとても嬉しかった。ステージ上でバンドが生演奏をして、みんなで歌って跳ねたりする。

とにかく楽しい場所だった。

同い年くらいの人、もっと年上の人、子供連れファミリーなど親しみやすい年齢層ばかりだった。みんなそれぞれアート活動やボランティア、LGBTQ活動とか懸命にやってる人ばかり。意識が高かった。

何より嬉しかったのは、ほとんどの人がUK出身者。イギリス生まれイギリス育ちというような人たち。

ロンドンは国際色豊かすぎて、「イギリス人」にはなかなか出会えないし、語学学校なんてUK出身は先生くらい。

ロンドンは二重国籍で、アフリカ系のイギリス人やインド系のイギリス人はたくさんいる。だいたい、小さい頃は別の国で育ち家族と引っ越してきた。というようなタイプが多い。

でもここは、コテコテのブリティッシュ訛りが飛び交う。ユーモア大好きでほんとに天気の話から始まり天気の話で終わるような、絵に描いたかのようなイギリス人とたくさん出会えた。

集会終わりのTEA TIMEは、みんなが持ち寄った手作りのお菓子が並びコーヒーや紅茶を飲みながら団欒したり、ボードゲームが始まる。帰りたい人は帰ってOK。写真は、イギリス伝統焼き菓子の手作りキャロットケーキ。一瞬でなくなりました。笑


そこで、タータンチェックのサマーニットを着た背の高い好青年に声をかけられた。

、、、、か、かっこいいいいいい!!!!!

黒縁メガネでブラウンの髪、めちゃくちゃかっこいいではないか!!

この感覚はトーマスには抱かなかった。

髪色どおりブラウン君といい、彼はすごく親切にこの集会の案内をしてくれた。そして一緒に和気藹々としている会場中をまわり「新しく来たアンジーだよ。仲良くしてあげてね。」といろんな人に私のことを紹介してくれた。彼のおかげで、その場で友達ができたと言っても過言ではない。

彼の連絡先もばっちりゲットしたし

「僕はロンドンに住んでるから今度ロンドンを案内してあげるよ!これからもよろしくね!」

と言ってくれた。

私は有頂天だった。なんせ、カッコいいイギリス人の番号をゲットしたのだから!しかも2人でデート出来るかもしれない!

昼過ぎに集会は終わり、ひとりで一息ついたときにブラウン君が教えてくれた彼のインスタアカウントをさっそく開いた。

彼はゲイだった。

プロポーズまであと542日

楽しい集会sundayassembly

Sundayassemblyは人生の祝い会場と言われる、自己を愛して人生をenjoyすることをモットーにした集まりです。参加は無料で、非営利団体やボランティアが運営しています。 費用は参加者たちでカバーしているため、活動をサポートするための寄付を求めています。よりよい生き方を見つけるために強要はしませんが、お手伝いはします!

といった楽しい集まりです。

寄付金は集会終わりに、寄付を募る籠が回ってきてそこに募金をします。カード支払いでもok!

寄付文化に疎い日本人がみると、抵抗があるかもしれませんが、西洋や欧米では寄付は素晴らしいことだとしてカジュアルにみんな寄付します。教会のサンデーサービスなども同じように寄付を募る籠がまわってきます。

アンジーさんは忙しくて、日曜日の朝しか参加できませんでしたが、バンドの生演奏なども自由参加なので楽器があれば練習日に集まって練習してステージにも上がれるそうです。

私が初参加する前に一度アジア人女性が1人みえたらしいですが、2回ほど来てそれからは来られてないと聞きました。アジア人が圧倒的に少ないので、それもまたオススメ。私も気が向いたらまた参加するのでお見かけされた際はぜひお声掛けください^^

ちなみに現在2020年はコロナのためYouTubeとzoomでオンライン集会をしてますので、日本からでも参加できるかも?です。

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