ぶぜんノート@地方移住日記

2021年豊前市に教育移住したフォトライターの日記。移住3年目に仮住まいの古民家から定…

ぶぜんノート@地方移住日記

2021年豊前市に教育移住したフォトライターの日記。移住3年目に仮住まいの古民家から定住へ。低山登山・温泉・歴史・おいしいご飯とお酒好き。2024年4月24日、移住後住んだ古民家を図書館としてOPEN https://td-pj.jimdosite.com/

マガジン

  • 古民家再び。移住して2年住んだ古民家をオフィス+図書館計画

    移住してから2年住んで引っ越した古民家を、今度はオフィス+小さな私設図書館(マイクロライブラリー)にしようとしています。 クラウドファンディングもリノベーションもせず、工夫と小さな力で再スタートささせるまでの道のり記をまとめていくマガジン。

  • 豊前から片道一時間以内のカメラ旅

    移住したフォトライターが目にした、自然や文化。まるで異世界。住んでいる福岡県豊前市中心に、中津市・宇佐市・豊後高田市など片道1時間のエリアで旅するような気持ちで撮った写真日記をまとめたnote。

  • 移住日記を毎日書いていたらドイツから連絡がきた

    豊前市に移住してからnoteで移住日記を発信していたら、日本の地方移住を研究していて豊前に母子で滞在予定があるというベルリン自由大学の研究生の女性から連絡が来た。滞在前〜滞在中の交流記録をマガジンにまとめています。

最近の記事

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築年数不明の古民家をDIY無し・リノベ無しで小さな図書館に(準備作業まとめ)

豊前市に移住してから、ほぼ丸っと3年経ちました。 移住して2年ちょっと住んだ古民家が忘れられず、でも暮らしの全てをそこで過ごすのが難しかったので、小さな私設図書館として再活用しようとしています。 「やっぱり古民家で何かしよう!」と決めたのが昨年12月で、最初はクラウドファンディングにも挑戦しようかという意気込みでしたが… イレギュラーな仕事が思った以上に入ってきたため、細々と準備していくのが精一杯でした。 このエリアのローカルビジネスの認知に強いinstagramは開設し

    • 古民家図書館で実践。店舗ビジネスにはInstagram+(HP)+Googleビジネスプロフィール?

      移住して2年住んだ古民家を、小さな図書館としてオープン準備中です。 これまでの仕事では、特段オフィスを必要とすることはありませんでした。 コワーキングやシェアオフィス、自宅で事足りていたこともあり、いわゆる店舗(建物)を持ってのビジネススタイルは初めてです。 地方都市で、小さな店舗ビジネスを始める時の情報発信をお調べの方のご参考になれば幸いです。 店舗+ローカルビジネスにはInstagram「地域の幅広い年齢層に情報を伝えたいならInstagram」 幅広い年齢層が

      • インスタだけだと分かりにくい?古民家図書館TSUDURI(つづり)のホームページを自作しました。

        移住して2年住んだ古民家を、小さな図書館としてオープン準備中です。 4/21にご近所さん向けのオープニングイベントを開催した後の運営どうしよう…とオペレーション面で色々悩んでいましたが、決めないと「行きたい」と思ってくれている方が困るのではんと一気に決めることにしました。 まず大きく変えたのは「予約制」ではなく毎週水曜日オープンに変更、コワーキングでよく取り入れられている会費無料の会員制(どこのどなたかだけでも把握させていただく)にすること。 決めたことをどう発信するか

        • 古民家図書館オープンイベント確定

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        築年数不明の古民家をDIY無し・リノベ無しで小さな図書館に(準備作業まとめ)

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        • 古民家再び。移住して2年住んだ古民家をオフィス+図書館計画
          8本
        • 豊前から片道一時間以内のカメラ旅
          6本
        • 移住日記を毎日書いていたらドイツから連絡がきた
          13本
        • 感覚過敏の偏食こどもと家族の頑張らないごはん
          21本
        • いただいた野菜を余すことなくいただくnote
          37本
        • 小さなお店のホームページとSNS初心者セット
          10本

        記事

          市役所からの電話「豊前市PR動画を2週間で作ってくれませんか」制作から公開まで

          役所から突然の電話「大変急な話で申し訳ありませんが、来月上旬か中旬までに豊前市のPR動画を作っていただけないでしょうか?」 2024年になり、1月もそろそろ終わりかけていた頃に、移住後から仕事でお付き合いするようになった市役所の方からそんな電話があった。 「え?来月上旬か中旬?」 「そうです、うちにお話が来たのも年明けで。 航空会社さんの企画です。 機内で配布する印刷物に九州各地の情報と動画と連動するQRコードを記載するそうで、その動画を作っていただきたいんです。 …い

          市役所からの電話「豊前市PR動画を2週間で作ってくれませんか」制作から公開まで

          地方で個人のPRには、名刺が最強?

          2021年に移住してから約2年住んだ古民家を、2024年の春からオフィスと小さな図書館スペースにしようと計画している。 移住してから、ローカルメディアのライターとして活動したり、市役所や観光協会と一緒にお仕事するようになり、ジワジワと知る人も増えたとは思う。 まずは知っている人にはSNSで「こんなこと始めようとしています」とは伝えているが、初めましての人に伝えるのは中々ハードルが高い…気がする。 「そもそもあなた誰?」から始まるのだし。 そこでふと、昨年から市役所の方

          地方で個人のPRには、名刺が最強?

          気力体力よくて「人並」な40代フォトライターが、この先10年働くために考えたオフィス×図書館

          子育てと仕事の両立を模索して、はや13年ほど個人事業主として働いています。 本当はどこかに所属して、正社員になって保障と教育を組織にいただきながら、自分の職務を全うしたいとずっと思っていたんですよね。 いつか子育てが落ち着いた時、何か分かりやすいスキルや経験があれば正社員の道はつながるかもしれない、その時のためにもと。 Webやデザイン界隈て働き続けました。 しかし働ける時間と場所の問題はなかなか思うように解決できず、最近は「このまま個人事業主としてやっていくか」と思う

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          クラファンもリノベもしないで古民家をオフィス✖️図書館に

          移住して3回目の夏を迎える前に引っ越した古民家を、個人でオフィスと図書館にしようとしています。 前回のnoteでも書いていたように、電力量と寒さ・水回りの問題で、現代住宅に引っ越しはしましたが、好きな空間だったんですよね。 空気がこもらず、いつもいい匂いがして呼吸が深まるような場所。 その古民家をオフィスと図書館として再び借りることにしました。 クラウドファンディングを考えたけどせっかくなら遠くの人にも知ってもらえるようにと、当初はクラウドファンディングも検討しました

          クラファンもリノベもしないで古民家をオフィス✖️図書館に

          古民家再び。移住して2年住んだ古民家をオフィス+図書館計画始動。

          2021年の春に移住して、3回目の夏を迎える前に引っ越した古民家。 その古民家のその後は、驚くほどあっという間に大量の草に埋もれていった。(近所だからよく分かる) 草の勢いは猛烈で、柿はヤブカラシという強い蔦がからみついたせいか、今年は一つも実をつけなかった。 自分よりもずっと背の高い草が、庭も駐車場も覆っていった。 新しい家に引っ越す時に新しい人が入るかもと耳にしていたけど、変わりがあったのかその気配は無く。 引っ越してからずっと「誰かこの家の長所短所も含めて気に

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          神楽の世界にはまりこむ。移住したフォトライターの豊前神楽レポ

          「ぶぜんノートさん、まだあの神社でやる神楽見たことないですよね。コロナでずっと開催できていなかったけど、今年はとうとうやるので」 移住して以来、仕事でもプライベートの山登りでもご一緒している、市役所の若い女性から、秋の神楽の情報をいただいた。 役所のすぐ近くで、森がそこだけ残ったような乙女八幡神社で神楽が奉納されるとのこと。 「夜の神楽がまたいいんです!」 歴史と写真が好きな自分にとって、なんて嬉しい情報と、見に行ったのは先月10月30日。 遅くなったけど、その時の

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          移住3年目に気づいた外食事情。カフェ飯食べたい。

          2021年の春に移住して、はや三回目の秋です。 都市部から移住して3年目に入るまではさほど感じなかった、都市部にいた頃の外食の感覚を最近激しく感じます。 それは何?と言われたら「カフェ飯食べたい(カフェみたいなご飯が食べたい)」です。 豊前市にもカフェあるやん!と言われそうですし、たしかに無いわけではないんですよね。 しかし希少性があったり、市街地では無い奥地にあったりで、「ちゃんと予約しないと確実に食べられない」なんてことはままあるわけです。 でもフリーランス&ま

          移住3年目に気づいた外食事情。カフェ飯食べたい。

          移住した豊前市で「豊前観光まちづくり協会」の公式note開始!私もフォトライターとして参加しています

          先日のnoteでもお伝えしたとおり、移住した豊前市で「一般社団法人 豊前観光まちづくり協会」の公式noteが始まりました。 私もフォトライターとして記事作りに参加します。 Webメディアでの発信はとにかくコツコツ積み重ねることが大切だと思いますが、続けることの難しさよ。 協会の方の「100点を狙わなくていい、50点を積み重ねていけばいい。走りながら考えていきましょう」の言葉に背中を押していただけたので 気負わずに、ゆるく長く発信のお手伝いをしていければと思います。

          移住した豊前市で「豊前観光まちづくり協会」の公式note開始!私もフォトライターとして参加しています

          移住3年目の秋、地域でのフォトライターの仕事。

          今日って11月11日なんですね、ポッキーの日ですよね。 夏の引っ越し、お盆、体調をかなり崩した夏に、ゆる薬膳の記事を書いた以来のnoteです。 noteだけ見たら、いきなり秋になったようです。 その間何もなかったのではなく、むしろあり過ぎて、書きたいテーマはあるけど書く余裕なし、という状態でした。 体調自体は「ゆる薬膳」のおかげか、悪い状態がマイナスとしたら、ゼロをキープ。 無理しなければ大丈夫レベルです。 少し落ち着いたので、夏から今、秋にかけてあった色々を備忘録が

          移住3年目の秋、地域でのフォトライターの仕事。

          夏の体調低下が止まらなくて始めた「ゆる薬膳」- 食材の選び方

          「やっぱり無理がきかないってことだよね」 「まだいける、まだいけるって無理しちゃったのかも」 などと、今年になって大病した友達と話し、「あなたも気をつけてね」と言われていたのに無理を重ねてしまっていたのだろう。 引っ越し前後から調子を崩して、目に見える不調が徐々に、そのうちはっきりと不自由を感じるようになって、行き着いた「薬膳」。 ズボラな自分でも続けるためにと、主に薬膳の食材辞典で調べた「虚弱毒」「ストレス毒」を排出できて、かつ「できるだけ旬」の食材を扱ってシンプルに

          夏の体調低下が止まらなくて始めた「ゆる薬膳」- 食材の選び方

          夏の体調低下が止まらなくて始めた「ゆる薬膳」がいい感じ。

          移住後に仮住まいと思っていた古民家を、3年目の夏に引っ越したその前後からの不調が本格的になって危機感を覚えていた。 不調の兆しは「治らず繰り返す手湿疹」「夜中三時に目が覚める。それから眠れない」「胃腸の調子が慢性的によくない」「傷が治らない」など、徐々に現れた。 「これはまずい」と思いながら、それでもあと少しだからとわずかな無理を重ね続けた結果、さらに状態が悪化して本格的に恐れを感じるようになった。 やばいやばい、これ以上悪化したら病名が付きそうと思い、できることは何か

          夏の体調低下が止まらなくて始めた「ゆる薬膳」がいい感じ。

          「ぶぜん食と農の革新会議」キックオフミーティングが熱かった!撮影者視点で振り返り。

          7/21(金)に開催された「ぶぜん食と農の革新会議」キックオフミーティングに撮影者として参加してきました。 このイベントが熱かった! 登壇者も参加者も主催者も。 その熱気を取りこぼさないようにと、撮った写真は3時間弱で1000枚以上になったほど。 「ぶぜん食と農の革新会議」とは「ぶぜん食と農の革新会議」は、「地元での新たな取り組みと、これからの地産地消ビジネスの可能性を広げるためのプラットフォーム」を意味します。 豊前市が今年度、宮崎県延岡市の「日々とデザイン株式会

          「ぶぜん食と農の革新会議」キックオフミーティングが熱かった!撮影者視点で振り返り。