ぶぜんノート@地方移住日記

2021年豊前市に教育移住したフォトライターの日記。移住3年目に仮住まいの古民家から定…

ぶぜんノート@地方移住日記

2021年豊前市に教育移住したフォトライターの日記。移住3年目に仮住まいの古民家から定住へ。低山登山・温泉・歴史・おいしいご飯とお酒好き。2024年4月24日、移住後住んだ古民家を図書館としてOPEN https://td-pj.jimdosite.com/

マガジン

  • ぶきっちょライターの古民家暮らし

    2021年に地方移住したWebライターが体験した初めての古民家暮らし。DIY苦手で補修といえばテープの不器用レベルで、梅・桜・柿の木がある築年数不明の古民家を二年間住居として暮らし、その後オフィスとして古民家を再使用。虫事情、寒さ対策、梅仕事、草刈りの記事をまとめたマガジン。古民家ぐらしや移住に興味がある方におすすめ。

  • 豊前から片道一時間のカメラ旅

    移住したフォトライターが目にした、自然や文化。まるで異世界。住んでいる福岡県豊前市中心に、福岡県はみやこ町・行橋市、大分県は中津市・宇佐市・豊後高田市・日田市など片道1時間のエリアで旅するような気持ちで撮った写真日記をまとめたnote。

  • 古民家再び。移住して2年住んだ古民家をオフィス+図書館計画

    移住してから2年住んで引っ越した古民家を、今度はオフィス+小さな私設図書館(マイクロライブラリー)にしようとしています。 クラウドファンディングもリノベーションもせず、工夫と小さな力で再スタートささせるまでの道のり記をまとめていくマガジン。

記事一覧

固定された記事

築年数不明の古民家をDIY無し・リノベ無しで小さな図書館に(準備作業まとめ)

豊前市に移住してから、ほぼ丸っと3年経ちました。 移住して2年ちょっと住んだ古民家が忘れられず、でも暮らしの全てをそこで過ごすのが難しかったので、小さな私設図書館…

古民家の庭のバナナの木(草)問題ふたたび

移住して二年ちょっと住んで引っ越した古民家を再び借りて、小さな図書館を始めた。 2度目の古民家、ただし住所は現代住宅なので、半暮らしになる。 久しぶりの古民家、…

思わぬ提案「仕事体験したい移住希望者を、古民家図書館で受け入れてみませんか?」

4月の下旬、福岡県への移住希望者が古民家図書館の仕事を体験するという、受け入れ先としての企画をある会社からいただいた。 4月24日にオープンさせたばかりの古民家図書…

「同じ古民家をまた借りたって?虫いたんでしょ」に対する回答

移住してから2年ちょっと住んだ築年数の古民家を、またしばらくして再び借りることにした。 今度は暮らす住居としてではなく、小さな図書館兼自分のオフィスとして借りた…

創建1900年を超える古社に伝わる神事芸能、ユネスコ無形文化遺産にも登録された「感応楽」を見に大富神社へ

5月1日(水)、ユネスコ無形文化遺産に「風流踊」として登録された「感応楽」を見に行ってきた。 感応楽とは大富神社は創建1900年を超える豊前市の古社。 以前、歴史に詳し…

豊前市求菩提山、春の祭礼行事「お田植祭」2024 の動画を公開しました

生の歴史が今なお残る福岡県豊前市。 市のシンボルである求菩提山(くぼてさん)の最大の祭礼行事「お田植え祭(おたうえまつり)」を撮影・編集しました。 厳粛な雰囲気…

「SNSは集客に最強の情報発信ツール」と伝えたインスタセミナー資料を公開

「ぶぜんノートさんにセミナーしてほしいという方がいるんですけど、まずはお話からで大丈夫です!」 と、移住した豊前市の観光まちづくり協会の仕事でお世話になっている…

移住したフォトライターが2年住んだ古民家を図書館に - オープンイベントレポ

移住して丸っと3年が経った豊前で、古民家を活用した図書館をオープンさせました。 移住して2年間住んだ古民家。 長くこの地に住むためにと引っ越しをしたものの、この古…

古民家図書館で実践。店舗ビジネスにはInstagram+(HP)+Googleビジネスプロフィール?

移住して2年住んだ古民家を、小さな図書館としてオープン準備中です。 これまでの仕事では、特段オフィスを必要とすることはありませんでした。 コワーキングやシェアオ…

インスタだけだと分かりにくい?古民家図書館TSUDURI(つづり)のホームページを自作しました。

移住して2年住んだ古民家を、小さな図書館としてオープン準備中です。 4/21にご近所さん向けのオープニングイベントを開催した後の運営どうしよう…とオペレーション面で…

古民家図書館オープンイベント確定

市役所からの電話「豊前市PR動画を2週間で作ってくれませんか」制作から公開まで

役所から突然の電話「大変急な話で申し訳ありませんが、来月上旬か中旬までに豊前市のPR動画を作っていただけないでしょうか?」 2024年になり、1月もそろそろ終わりかけ…

地方で個人のPRには、名刺が最強?

2021年に移住してから約2年住んだ古民家を、2024年の春からオフィスと小さな図書館スペースにしようと計画している。 移住してから、ローカルメディアのライターとして活…

気力体力よくて「人並」な40代フォトライターが、この先10年働くために考えたオフィス×図書館

子育てと仕事の両立を模索して、はや13年ほど個人事業主として働いています。 本当はどこかに所属して、正社員になって保障と教育を組織にいただきながら、自分の職務を全…

クラファンもリノベもしないで古民家をオフィス✖️図書館に

移住して3回目の夏を迎える前に引っ越した古民家を、個人でオフィスと図書館にしようとしています。 前回のnoteでも書いていたように、電力量と寒さ・水回りの問題で、現…

古民家再び。移住して2年住んだ古民家をオフィス+図書館計画始動。

2021年の春に移住して、3回目の夏を迎える前に引っ越した古民家。 その古民家のその後は、驚くほどあっという間に大量の草に埋もれていった。(近所だからよく分かる) …

固定された記事

築年数不明の古民家をDIY無し・リノベ無しで小さな図書館に(準備作業まとめ)

豊前市に移住してから、ほぼ丸っと3年経ちました。 移住して2年ちょっと住んだ古民家が忘れられず、でも暮らしの全てをそこで過ごすのが難しかったので、小さな私設図書館として再活用しようとしています。 「やっぱり古民家で何かしよう!」と決めたのが昨年12月で、最初はクラウドファンディングにも挑戦しようかという意気込みでしたが… イレギュラーな仕事が思った以上に入ってきたため、細々と準備していくのが精一杯でした。 このエリアのローカルビジネスの認知に強いinstagramは開設し

古民家の庭のバナナの木(草)問題ふたたび

移住して二年ちょっと住んで引っ越した古民家を再び借りて、小さな図書館を始めた。 2度目の古民家、ただし住所は現代住宅なので、半暮らしになる。 久しぶりの古民家、そうそう春と秋は気持ちよかったなー、家の中はと思っていた。 それに以前暮らしていた時と違って、家の中に虫はあまり見ないし。 が、前も今回も変わらない問題があった。 庭の草である。 特に最強なのがバナナ。 どのくらいの大きさかと言えば、1番強くなる夏で3〜4メートルぐらい。 平屋の古民家の二倍の高さにはなって

思わぬ提案「仕事体験したい移住希望者を、古民家図書館で受け入れてみませんか?」

4月の下旬、福岡県への移住希望者が古民家図書館の仕事を体験するという、受け入れ先としての企画をある会社からいただいた。 4月24日にオープンさせたばかりの古民家図書館に、まさかそんな需要が現れるとは驚きだ。 移住に興味がある人が、仕事して暮らすように旅をする。 「それは面白いですね。仕事を手伝ってもらえるのなら、自分の予定を変える必要は無さそうですし」と、企画を進めていただくことにした。

「同じ古民家をまた借りたって?虫いたんでしょ」に対する回答

移住してから2年ちょっと住んだ築年数の古民家を、またしばらくして再び借りることにした。 今度は暮らす住居としてではなく、小さな図書館兼自分のオフィスとして借りた。 それを聞いた人から「同じ古民家をまた借りたって?虫いたんでしょ」とお尋ねいただくことが結構ある。 虫が原因ではなく、冬の風呂場の寒さに耐えきれずに引っ越したのだけど、虫についての回答は、実は以前住んでいた時と比べて虫を見ていない。 虫を見なくなった原因について考察①その理由の大きくはおそらく炊事をしていない

創建1900年を超える古社に伝わる神事芸能、ユネスコ無形文化遺産にも登録された「感応楽」を見に大富神社へ

5月1日(水)、ユネスコ無形文化遺産に「風流踊」として登録された「感応楽」を見に行ってきた。 感応楽とは大富神社は創建1900年を超える豊前市の古社。 以前、歴史に詳しい方から「大変歴史がある楽打ちです。古くは宇佐神宮にもあったと聞きますが、今残っているのは大富神社だけ」と聞いた覚えがある。(ソースがはっきりしないので、信憑性は未知) 移住してから一度見たことがあるが、その時は体育館の中での奉納だった。 ▲2年前にベルリン自由大学の研究生と一緒に見に行った「かぐら祭り

再生

豊前市求菩提山、春の祭礼行事「お田植祭」2024 の動画を公開しました

生の歴史が今なお残る福岡県豊前市。 市のシンボルである求菩提山(くぼてさん)の最大の祭礼行事「お田植え祭(おたうえまつり)」を撮影・編集しました。 厳粛な雰囲気だけでなく、演者たちの剽げた演技にドッと笑いがでる和やかさを感じられる祭です。

「SNSは集客に最強の情報発信ツール」と伝えたインスタセミナー資料を公開

「ぶぜんノートさんにセミナーしてほしいという方がいるんですけど、まずはお話からで大丈夫です!」 と、移住した豊前市の観光まちづくり協会の仕事でお世話になっているYさんから電話があった。 昨年、心身共にハードで体調が崩れた時期があり、少人数セミナー以外は基本的にお受けしていなかったのだけど、つないでくれたのはお世話になっているYさんである。 「20名ぐらいのセミナーなんですね、内容によるかもですがお話から」と動き出したのが3月だっただろうか。 資料の確認や、セミナーのリ

移住したフォトライターが2年住んだ古民家を図書館に - オープンイベントレポ

移住して丸っと3年が経った豊前で、古民家を活用した図書館をオープンさせました。 移住して2年間住んだ古民家。 長くこの地に住むためにと引っ越しをしたものの、この古民家の魅力を伝えるために再活用しようと「図書館」に。 (これまでの経緯はマガジンにまとめております) まずはご近所さんへのお披露目にと開催したオープンイベントの様子をお伝えします。 オープンイベントの日は小雨オープンイベント当日は小雨が降っていました。 雨を予想して買っておいた傘立てが早速活躍です。 古民家に

古民家図書館で実践。店舗ビジネスにはInstagram+(HP)+Googleビジネスプロフィール?

移住して2年住んだ古民家を、小さな図書館としてオープン準備中です。 これまでの仕事では、特段オフィスを必要とすることはありませんでした。 コワーキングやシェアオフィス、自宅で事足りていたこともあり、いわゆる店舗(建物)を持ってのビジネススタイルは初めてです。 地方都市で、小さな店舗ビジネスを始める時の情報発信をお調べの方のご参考になれば幸いです。 店舗+ローカルビジネスにはInstagram「地域の幅広い年齢層に情報を伝えたいならInstagram」 幅広い年齢層が

インスタだけだと分かりにくい?古民家図書館TSUDURI(つづり)のホームページを自作しました。

移住して2年住んだ古民家を、小さな図書館としてオープン準備中です。 4/21にご近所さん向けのオープニングイベントを開催した後の運営どうしよう…とオペレーション面で色々悩んでいましたが、決めないと「行きたい」と思ってくれている方が困るのではんと一気に決めることにしました。 まず大きく変えたのは「予約制」ではなく毎週水曜日オープンに変更、コワーキングでよく取り入れられている会費無料の会員制(どこのどなたかだけでも把握させていただく)にすること。 決めたことをどう発信するか

古民家図書館オープンイベント確定

市役所からの電話「豊前市PR動画を2週間で作ってくれませんか」制作から公開まで

役所から突然の電話「大変急な話で申し訳ありませんが、来月上旬か中旬までに豊前市のPR動画を作っていただけないでしょうか?」 2024年になり、1月もそろそろ終わりかけていた頃に、移住後から仕事でお付き合いするようになった市役所の方からそんな電話があった。 「え?来月上旬か中旬?」 「そうです、うちにお話が来たのも年明けで。 航空会社さんの企画です。 機内で配布する印刷物に九州各地の情報と動画と連動するQRコードを記載するそうで、その動画を作っていただきたいんです。 …い

地方で個人のPRには、名刺が最強?

2021年に移住してから約2年住んだ古民家を、2024年の春からオフィスと小さな図書館スペースにしようと計画している。 移住してから、ローカルメディアのライターとして活動したり、市役所や観光協会と一緒にお仕事するようになり、ジワジワと知る人も増えたとは思う。 まずは知っている人にはSNSで「こんなこと始めようとしています」とは伝えているが、初めましての人に伝えるのは中々ハードルが高い…気がする。 「そもそもあなた誰?」から始まるのだし。 そこでふと、昨年から市役所の方

気力体力よくて「人並」な40代フォトライターが、この先10年働くために考えたオフィス×図書館

子育てと仕事の両立を模索して、はや13年ほど個人事業主として働いています。 本当はどこかに所属して、正社員になって保障と教育を組織にいただきながら、自分の職務を全うしたいとずっと思っていたんですよね。 いつか子育てが落ち着いた時、何か分かりやすいスキルや経験があれば正社員の道はつながるかもしれない、その時のためにもと。 Webやデザイン界隈て働き続けました。 しかし働ける時間と場所の問題はなかなか思うように解決できず、最近は「このまま個人事業主としてやっていくか」と思う

クラファンもリノベもしないで古民家をオフィス✖️図書館に

移住して3回目の夏を迎える前に引っ越した古民家を、個人でオフィスと図書館にしようとしています。 前回のnoteでも書いていたように、電力量と寒さ・水回りの問題で、現代住宅に引っ越しはしましたが、好きな空間だったんですよね。 空気がこもらず、いつもいい匂いがして呼吸が深まるような場所。 その古民家をオフィスと図書館として再び借りることにしました。 クラウドファンディングを考えたけどせっかくなら遠くの人にも知ってもらえるようにと、当初はクラウドファンディングも検討しました

古民家再び。移住して2年住んだ古民家をオフィス+図書館計画始動。

2021年の春に移住して、3回目の夏を迎える前に引っ越した古民家。 その古民家のその後は、驚くほどあっという間に大量の草に埋もれていった。(近所だからよく分かる) 草の勢いは猛烈で、柿はヤブカラシという強い蔦がからみついたせいか、今年は一つも実をつけなかった。 自分よりもずっと背の高い草が、庭も駐車場も覆っていった。 新しい家に引っ越す時に新しい人が入るかもと耳にしていたけど、変わりがあったのかその気配は無く。 引っ越してからずっと「誰かこの家の長所短所も含めて気に