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古民家図書館の庭にマイクロライブラリー計画

今年の春に始めた古民家図書館。

移住して2年ちょっと住んだ築年数の古民家を、DIYもリノベもなしでそのままで、私設図書館兼自分のオフィスとして使っている。

図書館としては週一回のペースで開けていて、少しずつ人が立ち寄ってくれるようになった。

そのうち同じく豊前市内で、心と向き合うお宿&イベントスペース「利他庵」オーナーさんがやってきてくれて、本を寄贈してくれた。

利他庵さんは「ぜひ色々な方に読んでもらいたい」と寄贈していただいたが、古民家図書館は会員登録は無料だけど、一応会員制。

それにそんな会員数は……(まだ20人程度)

もっと多くの人に読んでもらうためにどうしたらと悩んでいたところ、ふと思い出した「マイクロライブラリー」のnote。

マイクロライブラリーとは、こちらの記事によると「地域社会の方々が小さな箱に収められた本を無料で貸し出す非営利の運動です。『小さな図書館』や『Little Free Library』とも呼ばれます。」

建物じゃなくてもライブラリーなんだなと記憶に残っていたのです。
(noteの著者の方、ありがとうございます!)

これを古民家図書館の庭でやってみたらよいのではと、利他庵オーナーさんに持ちかけ、さらにオーナーさんとつながりがある、NPO法人の代表の方にもつなげてもらった。

NPO法人について詳しくは以下。

身体、知的、精神、発達障害のある方、および難病の方の生活介護や就労支援を行なっている「ハミングバード」
その中で、
・カフェ「幸せおひさまカフェ」
・ファーム「喜雨(きう)」
・ラボラトリー「!?(いーきゅー)」
・ショップ「te・te(てて)」
という活動をされています。
障害のある方もない方も交わり、関わりを持てる場所を提供していきたい、という想いで活動されています。

ジモッシュ!webから引用

ライターとして所属しているジモッシュ!webの事務局が以前取材しており、行ったことはなかったけど存在を知っていた。

利他庵さんの活動と、ハミングバードさんのアートが一緒になったら素敵だと思ったんですが…と、企画を持ちかけた次第だ。

お二人が先日古民家図書館に来てくれて、一応これから企画が進むことになっている。

利他庵さんは廃材が手に入りやすいそうで、制作・デザインはハミングバードさん、設置場所は古民家図書館。

豊前の中ではわりと人通りがある図書館に面した道を歩く人が、ちょこんとベンチに腰掛けて自由に本を読める光景が、そのうち見られるのかもしれない。


NPO法人の代表の方が、「古民家図書館を長野の友人から教えてもらってたんですよ。前から行きたいと思っていて」と話してくれた。
長野の友人=私のXつながりがある方のようで、世間は狭い。そして面白いと思った。

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