イタリアの右派政府は3月29日、培養肉などの合成食品を禁止する法案を支持すると発表しました。けれども、EUの決定によっては、この法案も意味がないものになるかもしれません。
署名50万筆の中にはメローニ首相の署名も
以下、BBC NEWS JAPANからの引用です。
集まった50万筆の中には、イタリア初の女性首相、ジョルジャ・メローニ氏の署名も含まれていたとのこと。羨ましいです。
もう1つ、別のメディアの記事から引用です。
「予防原則」について調べてみました。
日本の大臣には、この概念が全くないようですね。
けれども、これでイタリアがずっと培養肉や昆虫食を避けられるというわけではなさそうです。
最初の記事にも書かれていますが、培養肉の市場への投入がEUによって承認された場合は、EU内での商品の自由な移動を妨げることができないので、イタリア料理の伝統を保護するためという主張するだけでは避けることはできないようです。
すでにアメリカのFDAが培養肉を承認していることも、EU内に流通させる追い風となってしまうでしょう。
翻訳サイトを使って読んだので間違いがあるかもしれませんが、以下の記事に詳しく書かれていました。
それでも、首相が食文化や健康を守ろうとしていることは、日本と大きく違います。
そして、50万筆の署名というのも大きな力となったでしょう。日本は、国民が政治に関心を持つことから始めなければならないと思います。
声を上げなければ、どんどん自由が奪われていきます。