基礎疾患のある人たちへのワクチン接種、承認審査時には十分なデータなし!?
4月22日まで、新型コロナ感染で「重症化リスクのある人」の定義に関するパブコメを募集しています。接種後の死亡や健康被害など、救済制度で認定された事例は基礎疾患のある人が多いのに、なぜ検証せずに接種を続けるのでしょうか。
4月22日まで募集中のパブコメ
前々回の記事で、募集中のパブコメをいくつか挙げました。その中に、コロナワクチンに関する案件があります。前回の続きなのですが、長くなったのでわけました。
4月22日まで募集中のパブコメも、コロナワクチン関連です。
これについては、こちらの資料に書かれていることだと思います。
(参考)
これも括弧の中に括弧がある例の呼び方をしているので、余計にわかりにくくなっています(下記参照)。
「適用除外から除かれるもの」というのがわかりにくいですが、「重症化リスクが高い」に当てはまる人たちは変わらず「努力義務」だという意味なのでしょうか。
この資料の水色部分には、下記のように書かれています。
「5~64歳で、初回接種を完了し、基礎疾患を有さない者」
この3つの条件が揃った人は、努力義務の適用除外ということでしょうか。
そうなると、これ以外の人たち、つまり「基礎疾患のある人」「6ヶ月~4歳と65歳以上」「5~64歳でも初回接種を完了していない人」は努力義務ということになります。
前回の記事で取り上げた資料にも、「基礎疾患がある人」「6ヶ月~4歳と65歳以上」「5~64歳でも初回接種を完了していない人」は公的関与が〇になっています。
そうだとすると、これを明確にするために、「基礎疾患を有するもの」の具体例を挙げたということなのでしょう。
けれども、コロナワクチン接種後の死亡や健康被害の事例を見ていると、上記に当てはまる人が多いです(下記参照)。
このリストに当てはまる人に接種することは、本当にこの人たちを助けることになるのでしょうか。
承認審査の報告書には、基礎疾患を有する場合の安全性について「現時点では十分な情報は得られていない」と書かれていました。
ファイザー社コミナティ筋注「特例承認に係る報告書」より
この後に、「そのため製造販売後には COVID-19 の重症化リスクが高い基礎疾患を有する被接種者における本剤の安全性について情報収集する予定である」と書かれていますが、集めた情報を検証してちゃんと報告したのでしょうか。
緊急事態ではなくなったのに、なぜ特例承認のワクチンを使い続け、安全性の検証もせずに努力義務として接種させ続けるのでしょうか。
このパブコメ募集は、4月22日までです。
下記のページにあるフォームから意見を送ることができ、匿名での提出も可能です。
4月13日まで募集中のパブコメ
このまま5類に分類されれば、「感染対策」と称して安全性を無視したワクチン接種も続いてしまうでしょう。法的には、すでに「分類外」のはずなのです(下記参照)。
厚労省が正式な手続きを飛ばして5類にしようとしていることは、大きな問題だと思います。無関心でいては、自分や家族の身を守ることができません。4月13日まで意見を募集している案件が、非常に重要です。