おしゃべりの会+(ぷらす)とは ぶんぶんカフェでは、「おしゃべりの会」として集まったみなさんとおしゃべりする会を開いています。 そして「おしゃべりの会+(ぷらす)」は、あるひとつのテーマについてお話してくださる方をお招きして、その方を囲みおしゃべり。講演会よりはフランクな、座談会のような雰囲気です。 5月・佐渡島のおはなし 今春、佐渡島から京都へ来られた市橋弥生さんをお招きして佐渡の魅力をたっぷりお話していただきました。 佐渡といえば佐渡金山や天然記念物のトキがよく知
2024年3月30日土曜日、桜もほころぶ春の日、ぶんぶんカフェイベント-3 「お茶あそび」をぶんぶん町家にてNPO法人古材文化の会主催で開催しました。2部制にして午前と午後にわかれて9名の方にご参加いただきました。 気軽なお茶会⁉ 「茶道」は敷居が高いと思いがちですが、もっと気軽に日常で楽しんでみたい!日常の光景に!そんな思いから今回のイベント企画が始まりました。 お茶室でなくても、高価なお道具を使わなくても、家にある普段使いの身近な物を上手く使って楽しむが今回のテーマで
2023年11月25日土曜日、ぶんぶんカフェイベント-2 京町家活用事例紹介「どうする実家町家」をNPO法人古材文化の会主催で開催しました。 会場となった町家は、北野天満宮を南へ下り御前通に面して建つギャラリー吾子・京町家矢守邸です。 前半で、この町家で生まれ育った岡野さんにお話いただき、後半は、ギャラリーにて開催中の「京町家と土佐和紙の灯展」土佐和紙のあたたかい灯りを自由に鑑賞しました。 岡野さんは現在は他所にお住まいで、矢守邸はご実家です。この町家の建物紹介、メンテナン
2023年9月16日土曜日、大阪府寝屋川市香里園の八木邸にて「八木邸との出会い、保存活用に取り組んで」をNPO法人古材文化の会主催、ぶんぶんカフェイベントで開催しました。 八木邸倶楽部の方々のガイドで建物見学のあと、八木邸倶楽部の一員として活動している文化財マネージャー岡内章子さんにお話していただきました。 香里園・八木邸 昭和のはじめ、沿線の京阪電鉄が初めて住宅開発をおこなったのが寝屋川市香里園です。 八木邸は、大阪で織物業の商売をしていた八木市造氏の住まいとして 建
ぶんぶんカフェでは、レトロでかわいい家具やお道具たちを展示販売しています。たまーに古道具市として蔵出しのものも並べて、大切に使ってくださる方へつなげています。 それらの古道具たちの一部は「古材ネット」からもやって来ています。「古材ネット」の活動をご紹介しましょう。 古材ってなんだろう?わたしたちの暮らしの中では、家の模様替えや引越し、建て替えなどさまざまな場面で使わなくなるもの、いらなくなった建具(ドア・戸・障子など)や家具が出てきます。 そのままではほかされて(捨てられ
京町家の通り庇にいる、、、 町家の通り庇の上でグッとにらみ効かせている小さなお人形さんをご存知ですか?親しみを込めて「鍾馗さん」と「さん」付けで呼ばれています。 中国「唐」の時代、鬼を退治して玄宗皇帝の病を癒したという伝説の英雄で、疫病神を祓う魔除けとされてきました。お家の守り神です。 瓦と鍾馗さん展 ぶんぶんカフェでは、2023年6月10日から18日、瓦と鍾馗さん展を開催しました。(協力:光本瓦店有限会社、関連企画:町家シェアオフィス・ミセノマでも同時開催) ググ
おしゃべりの会、、、とは ぶんぶんカフェでは、「おしゃべりの会」として集まったみなさんとおしゃべりする会を(ほぼ)月に1回開いてきています。集まったメンバーでお茶しながら興味のあることをなんとなくしゃべり始めて、テーマはさまざまで決まっていません。 今までのテーマは、「京町家のこと」「伝統的な建物の活用」「西陣の織屋さん事情」「糸偏の商い」「海外と京都の暮らし」等々 なにげなくおしゃべりすることからご縁がつながり、顔見知りになっていくことで活動が広がっていて、海外の方にも
2023年3月18日土曜日、「コミュニティスペース『いきな』文化住宅を地域に開いて」をNPO法人古材文化の会主催、ぶんぶんカフェイベントで開催しました。 自宅を地域に開き、まちづくりの拠点・コミュニティスペース「いきな」として活動している文化財マネージャー川瀬俊之さんと「いきな」メンバーの文化財マネージャー鞍元玉緒さんにお話していただき、大学生の若松さんにも建物見学の案内をしていただきました。 鐘紡の元社宅群 今回の会場である文化住宅は、鐘紡の元社宅であった建物です。鴨川
2022年11月26日土曜日「三者三様 西陣織屋建を訪れて」を開催しました。古材文化の会企画部会主催で今回は14名の方にご参加いただきました。織機を置いている町家は一度に大勢入ることができないので2班に分かれて訪ねて、その後専用住宅として改修された町家を訪ねました。 織屋建町家とは 「織屋建(おりやだて)」とは京町家形式のひとつで、オモテから見ると他の町家と同じく、出格子や平格子の意匠で他の町家と同じように見えますが、中へ入りトオリニワを抜けるとその奥には広い土間と天井板
2022年10月29日土曜日、上京区烏丸今出川上る、太田喜二郎家住宅見学会と座談会を開催しました。古材文化の会企画部会の主催、ぶんぶんカフェのイベントです。 今回は10名の方にご参加、個人のお住まいなので最適な人数として上限を決めました。建築家・藤井厚二設計のアトリエ兼住まいです。 改修工事が終わり、設計を担当した中田貴子さん哲さん(好日舎+中田哲建築設計事務所)にご案内いただき、所有者さんも交えての見学会&座談会を企画しました。 洋画家・太田喜二郎 まずは、洋画家太田喜
2022年9月3日“京彩まちあるき企画”を開催しました。古材文化の会京彩PMチームとぶんぶんカフェの共催です。 京都を彩る建物や庭園 『京都を彩る建物や庭園』という制度をご存じですか? 京都市では、京都の財産として残したいと思う建物や庭園を公募によりリスト化公開して、市民ぐるみで残そうという気運を高め、維持継承を図っていく制度があります。これは市民のみなさんから募集していて、みなさんが「いいな」と思う建物や庭園を推薦することから成り立っています。 推薦された建物や庭園は、
2022年3月12日、町家の日のトークイベントとして「生地屋と京染屋が語る和装文化50年の変遷」を開催しました。 3月8日(march+8)マーチヤは町家の日というらしく(なんというダジャレ!)3月5日から12日までが「町家の日week」として京都市内各所の町家でイベントが行われました。町家の日イベント ぶんぶんカフェでは、生地屋の柴垣さんと京染屋の谷口さんをお招きしてお話してもらいました。着物と反物を実際に手に取りながら、生地屋さん、染め屋さんの仕事のお話、和装業界のお
2022年3月19日、古材文化の会企画部会主催のまちあるきイベントを開催しました。「考古学研究家とめぐる応仁の乱の痕跡」です。 高校の歴史の先生でもあった新出高久先生にご案内いただきました。この日は雨予報で心配していましたが、小雨程度でなんとか歩けそう。堀川の早咲きの桜がもう咲いていました。 花の御所 地下鉄今出川駅、地上で集合。烏丸通を北へ上がり、同志社大学寒梅館の中にある「洛中洛外図屏風」を前に、今から歩く場所を解説していただきました。豪華絢爛な金屏風、京のまちと郊外
自分でできる町家のお手入れを学ぶ、ということで、ぶんぶん町家のファサード(出格子やオモテの腰壁)を柿渋で塗ります。 準備編ー埃掃い 2021年11月14日、ぶんぶん町家の出格子や柱など、砂埃をはらい柿渋を塗る準備をしました。柿渋に限らず、塗装工事をおこなう前のお掃除は大切です。埃まで一緒に塗り込んでしまってはきれいに仕上がりません。 ワークショップでは、塗装編参加予定のみなさんに協力いただき一緒にお掃除しました。引き続きすぐに塗装に入る場合は、きれいに掃除した後に「養生
自分でできる町家のお手入れを学ぶ!ということで、ぶんぶん町家の土壁を修復します。 壁土の準備ワークショップを10月頃開催予定として、8月下旬から土壁用の土を寝かせていました。解体された町家の土壁の古土をわけてもらい、その古土に藁と水を混ぜて発酵させていきます。 いいカンジに発酵すると粘りが出てくるとのことで、1日目は混ぜて終了。翌日には水が浮いてきて、混ぜて、それを毎日もしくは1日おきくらいに混ぜるのですが、油断すると腐らせてしまいます。そこそこ臭い、泥のニオイがします。
ぶんぶんカフェオープンに先立って、2021年9月26日「みんなで育てる町家の庭」を開催しました。 庭師・梅野さんのお話前半では、庭師で文化財マネージャーでもある梅鉢園・梅野さんにお庭のお話をしていただきました。 建築の計画や工事では、どうしても建物優先に考えられる事が多いように感じます。けれども、実は「庭」が中間領域、架橋となって、建物の内と外がつながるうえでとても大事な役割を果たしているというお話をうかがいました。お庭の可能性や大切さ、庭に親しむことをあらためて考えて感