風の見えるところ

みなさんは風が見えたこと、ありますか？

きっと変と思われると思うけど、
私は風の色が見えることがあります。

錯覚か思い込み、そうかもしれないけど、
そんなことはどうでもいいんです。

嬉しいことがあった、
ある日の風の色は薄い桃色だった。

少し沈んだ気持ちで泣きたいことがあった日は
少し重めの灰色と黒を混ぜたような色を感じた。

それから、風の色って場所でも変わる気がします。

例えば海と山では全然違って、、

海は風の色が淡い。

調子がよい時も、いまいちなときも、
感じる色は淡い。

逆に山は、
原色に近くて、
濃くて強い色を感じさせる。

どちらも魅力的であり、
自然は偉大だなぁって思い知らされます。

私は海と山を知らず知らずのうちに
使い分けて頼っていることに最近気が付きました。

海にいく時は、何か考え事をしたいとき。
山に行く時は、リフレッシュして癒されたいとき。

私の場合、大抵のモヤモヤや考え事は
自然がたくさんあるところで
何回も深呼吸をすると軽くなります。

だけど、そんな簡単にはいかないことも
もちろんあるわけで…
深呼吸しても、自然の綺麗な景色を見ても
全くこころ晴れない日も沢山あるわけです。

そんなとき、わたしはまず

落ち込んだ自分の気持ちを見つめて、
その気持ちを認めてあげる。
まずはそこから。

そしたらすこし考えてみる。
何に悩んで、止まってしまってるのか。

すこし悩んでみても変わらないときは、まず休むこと。
「そんなこと言っても（仕事もあるし）休めない」
じゃない、休む。もう休む。

これに尽きると思う。

深い悩みや疲れに対して、
耐え続けたら誰か褒めてくれるシステムなんてない。たとえそういう仕組みがあったとて、
私はつらさを我慢しつづけたくないな。

すこし休んでみて、
またすこし持っていた悩みについて考えてみる。

そこでもまだ悩みが有り続けるのなら
苦痛な環境や人から逃げる。
思いっきり逃げるが勝ち！！

自分の気持ちに素直になる。
難しいけれど、大切なこと。

自分にとって心地よい風を感じられる場所
場所に限らず心地よいと感じる人を知っていると
すこし気持ちが楽な気がします。

ホッと落ち着いて、安心できる存在や場所
皆と同じじゃなくていいから
そういう自分なりのこころの休ませ方とか
こころの癒し方を知っておいてほしい。

それから、自分だけのおまじないみたいなもの、
なんでもいい、ひとつでも見つけられたら
もう大丈夫。

今はくすんだ少し暗い風の色が見えているけど
きっとそのうちまた桃色の風が見えるだろうなぁ
なんて、そんなことを考えながらこの記事を書きました。

2021年9月時点でも
私はたくさんコケて起きて、またコケて…
みたいな毎日を送っています。

たくさんコケてへこんでいる人がいたら
私はその人を笑わせたい！
私がいるから大丈夫だ！って。

ジェットコースターのような私の感情郡よ、
毎日カラフルな風を感じさせてくれてありがとう！