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古典文学が好き

図書館に本を返しに行き、時間は無いけど次の本を借りたいとき。

私は大抵古典文学の棚に行きます。

意外でしょう?

何故と言われると好きだからとしか言えません。笑

でも、私が古典文学を読むようになったのはここ数年の話。まだまだ読んでいないものばかりです(源氏物語とか、ドン・キホーテとか)

特に好きなのがジェイン・オースティン

ジェイン・オースティンはイギリスが誇る元祖ツンデレ恋愛小説の女王!

200年くらい前の作家さんですが、時代を感じさせない普遍的な男女の恋愛模様をコミカルに書かれていてとても面白い。

彼女の代表作で私が彼女の作品のファンになった『高慢と偏見』なんて何度読んでも胸キュンです。

他には

一時期はロシア文学にハマり、

ドストエフスキーの『罪と罰』

トルストイの『アンナ・カレーニナ』

ツルゲーネフの『初恋』

などを読みました。

同じくドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』は全巻持っているんですが、内容が濃すぎて途中で胃もたれを起こすのでまだ完読できません。

でも罪と罰は本当にこの人(ドストエフスキー)、犯罪犯した事あるんじゃない?と思うくらい心理描写が鋭くてドキドキしました。

でも、個人的に罪と罰よりアンナ・カレーニナの方が好き。笑 女子ですから。


フランス文学も好きで、スタンダールの『赤と黒』は夢中になって読みましたし、

ユゴーの『レ・ミゼラブル』は子どもの頃に読みましたが何かとても心に引っかかるものがありました。

そして引っかかると言えばカミュの『異邦人』。あんな不条理ある?そしてかの有名な冒頭の「今日、ママンが死んだ」で私も同時に倒れ込んだ1人です。

先日借りたゾラの『居酒屋』も、読み切る前に返却期限が来てしまったので返しましたが、また借りて読みたい一冊。


目が覚める思いがしたのはノルウェーの作家イプセンの『人形の家』。1人の女性があることをきっかけに自立していく姿は舌を巻きます。短編でしたが(だって元は劇だから)読み応えは充分。安っぽい300ページの小説5冊分くらいはありました。


日本文学も好き。

古典というのか分かりませんが、夏目漱石はやっぱり面白いし、

谷崎潤一郎は文章の美しさに惚れ惚れします。

太宰治の多彩な引き出しも圧巻。


古いもの、稚拙なものは消えていくのが世の常ですが、それでも消える事なく読み継がれる古典文学はやはり学ぶ事が多く、多くの人が共感するからだと思う。

それなら私もその世界に浸かりたい。

数十年、数百年前の人たちが考えたこと、面白いと思ったものが何か知りたいし、多くの人が感動したその物語を私も読みたい。

現代なら東野圭吾さんや宮部みゆきさんなどの作品は今後も読み継がれて古典文学の中に名を連ねるのかな?その頃まで私が生きているかわかりませんが、

本の良さ面白さってこういうところですよね。

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