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Vtuberの卒業の悲しみ、この感情もまたコンテンツだという考え方

Vtuberのデビュー・引退・休止・復活などは
年中通して常に行われてはいるのですが
今年の6月末から7月初頭にかけては特に引退が多かったです

まだVtuberへの思い入れが浅かった頃の私は
Vtuberの引退の話を聞いても、自分が悲しむというよりは
「このVtuberさんのファンはきっと悲しいだろうな」
と、どこか第三者目線のような感覚でした

しかし今回立て続けに起こった引退ラッシュ
その中でも特に「桐生ココ」と「鈴原るる」の引退は
Vtuber界に大きな衝撃を残す出来事となりました
それぞれの引退理由についてはここでは触れないでおきますが、やはり
「Vtuber界にはまだ多くの課題が残されてるな」ということを思いました

個人的に特に喪失感が大きかったのは「鈴原るる」の引退です
見た目の可愛さ、声の可愛さ、性格の可愛さなど
たくさんの可愛さを持ち合わせており
物腰柔らかな雰囲気と時折出てくる物騒な雰囲気とのギャップで
数多くの面白い瞬間を生み出し
リスナーのことをよく考え、自分の活動に真摯に向き合う姿は
リスナーの心をガッチリと掴んでいたはずです

いつも夜にYoutubeを開くと
トップページに鈴原るるさんのライブ配信が表示されていて
そんな日々が当たり前のように続いていたのですが
引退配信から数日経過し、夜にYoutubeトップに
鈴原るるさんの配信ページが表示されない日々を過ごすうちに
「鈴原るるは引退した」という事実を改めて実感するようになりました

配信アーカイブなどは現段階ではまだ残っていますが
リアルタイムで配信を見るということはもうできません
改めて「もっとリアルタイムで配信を見ておけばよかった」
と後悔しています
もしかしたら、私が今まで見てきたVtuber引退の中で
一番悲しい引退だったかもしれません

ですが、このときに思いました
「あまり深く悲しむことがなかった自分が
ここまで悲しむことができるのって実は素晴らしいことなんじゃないか」と

Vtuberは活動を通じて視聴者に様々な感情をもたらします
高難易度なゲームをクリアして感動させたり
歌配信を聴いて元気づけられたり
3D配信で変な動きや茶番などをして笑わせたり
ASMR配信で心を癒やしてくれたり

もしかしたらVtuberというコンテンツは
活動を通じて視聴者に与える感情そのものが
コンテンツ内容なのかもしれません
そう考えると、Vtuberの引退によって生じる悲しいという感情も
Vtuberコンテンツのうちの一つと考えることができるのかもしれません

鈴原るるさんの引退は悲しいですが、この悲しいという感情も大切にしつつ
今後もVtuberがもたらす様々な感情を楽しんでいこうと思います

(サムネイルはsekaihirosiさんからお借りしました、ありがとうございます)

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