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【連載】残された人生は大学卒業まで!? #189 それが悔いというなら

 綺麗事や希望を否定して現実を見てることを誇りとするより、綺麗事や希望を現実にしようと頑張る自分を見て笑顔でいる方が楽しいかもしれない。

 いろんな問題が出てきて、いろんな障壁が出てきて、それに対して立ち向かうたび失敗して、たまに成功して。

 いざ反省したら、現実を見ていないからだ、いろんな問題を考えていなかったからだと感じ、これからの自分をがんじがらめにする。

 それよりも、自分の想像する希望や、叶えたい夢、口からこぼした綺麗事を必死に実現しようとする方が楽しい気がしたんです。

 ただ、現実を必死に見つめて、あらゆる問題を考えて、やってくるであろう障壁に向かってとりうる対策を全てとって行動する事ができる人は、紛れもなく素晴らしい。

 そういう人たちを否定するわけじゃない。

 その人たちの正義が現実を見る事なら、その正義に間違いはないし、誰よりも結果を望んでいる証拠かもしれない。

 私は、綺麗事を実現する方を選んだということだ。

 どうせ世界は綺麗事だらけで成り立っているし、周りの人は口々に叶えもしない望みや、守りもしない約束、誓いを平気で立てる。

 別にそれがいい悪いじゃなく、私はそれを否定せず、やるならやってみろ、やるからやってやるの精神でぶつかりたい。

 そうやって消えたい。


 いつか必ず後悔する。

 ああやっておけばよかったのにって言われる日が来る。

 いつも通りなら間違えなかったのにっていう人がいる。

 何もしなかったらそのままだったのにっていう人がいる。

 あの日あんなこと言ってたのにって言われる日が来る。

 言ってた事全然できてないじゃんって言われる日が来る。

 結局そこどまりじゃんって言われる日が来る。


 それが悔いというなら、


 それでも

 悔いしかない人生を送りたい。


 BU(◎)DOH

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