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瀬戸内の離島で盆踊りしてきました。ダンス×光の盆踊り『ネオネオン祭り』の記録

盆踊り×メディアアートチームそそれみそ「ネオネオン祭りin豊島」(2019)

2019年8月に香川県の離島・豊島のお祭りにてパフォーマンスした記録映像です。

ネオネオン祭りについて少し説明すると、立命館大学の映像学部で結成されたアートチーム「そそれみそ」が展開している企画で、メディアアートの持つインタラクティブな要素に盆踊りの動きを組み合わせた全年齢向けの参加型イベントです。

オリジナルの盆踊りと振付の人の動きに合わせて中央に設置される山車(写真左の物体)が光り輝きます。

メディアアートというと国内ではチームラボのインスタレーション作品などが有名ですが、そそれみそのネオネオン祭りにはハイテクさの中にも手作り感があったり、メンバーの雰囲気もバラバラな中で絶妙に溶け合っていたりと不思議な力場で成立している企画だと思います。

もともとは2014年に大分県別府市の芸術祭「ベップ・アートマンス」に出展する作品として企画されたものでした。

今回のパフォーマンスはメンバーのゆりのさんが数年前から豊島へ移住していたのをきっかけに実現しました。3月ごろから大阪に集まれるメンバーで打ち合わせを始めて山車の仕掛けや振付のアップデートなどを行っていきました。

僕は前回まで音楽の制作協力という立場で外部ゲストみたいな位置づけでしたが、今回の再結集にあたって振付担当の白井さんと共に運営メンバーに参加しています。(当日のフライヤーも作らせてもらいました)

8月は瀬戸内芸術祭の夏季シーズン中だったこともあり島内には観光客も多く、僕らも設営の合間に有名な豊島美術館の美術建築や常設の展示を楽しむことができました。

参加させてもらった『第30回 豊島夏祭り』は島で長く続く島民の人たちのための年間行事ということで少し緊張しましたが、光る山車と盆踊りのリズムに合わせて気づけば大きな円ができていました。

こうした本物のお祭りの場でパフォーマンスができたことは企画の意図としても大きなことだったと思います。個人的にも他では得がたい体験になりました。

台風の接近で帰りのフェリーが動かない可能性が出てきたので予定していた2日目の日程はやむなく中断したものの、ネオネオン祭りの持つ間口の広さを改めて感じた滞在になりました。

2019年はこの後も大阪の区民祭りへの参加があったり2020年はオンラインでの開催も行いました。

そそれみその活動はインスタグラムでも更新しています。次回以降は未定ですがその際には是非遊びに来てください。

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そそれみそ info
mail : sosoremiso@gmail.com

instagram
@neineon_matsuri

twitter
@NeoneonM

『ネオネオン祭り in 豊島』

企画 主催:そそれみそ(渡辺優里野 棚尾絵里依 白井真優 田中叡歩 ぶつぐ)
制作:そそれみそ

『ネオネオン音頭』

作詞:石川紗季 棚尾絵里依 ぶつぐ 
作曲:ぶつぐ 
振付:白井真優

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