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四国East Coastおさんぽ旅【前編:DMVでGO!】

ども、ゆさっちです。
みなさん、旅してますか?
最近どこにいっても人出が回復しているなぁ、と実感しています。
自分も全国旅行支援や、様々な助成制度をフル活用する旅にでました。
乗るしかない!このBig Waveに!

  • 全国旅行支援(宿代11000円→6500円+クーポン券1000円)

  • 福島空港発、伊丹空港乗継で5000円プレゼント利用

  • 職場の福島空港利用助成金(5000円)

  • 福島空港乗合タクシー(4400円(高速代2270円含む)、自宅お迎え、普通に乗ると3万円くらい)

  • 高知空港乗合タクシー(のいち駅まで500円)

と、めちゃんこお得な旅になりました。
てなわけで、自分は徳島県海陽かいよう町の「道の駅宍喰温泉ししくくいおんせん」にいます。

海陽町はここですよー

目の前には、四国らしい青い空、そして海を臨むことができます。

南国情緒

高知空港から室戸岬を経由してここまで路線バスで来る予定だったのですが、情報が乏しい中で起案した乗り継ぎ作戦が失敗し、室戸世界ジオパークからここまではタクシー利用となりました。

そして、ここに来た理由がこれです。

宍喰温泉はDMVの起点

バス停?、違います、ここ「道の駅宍喰温泉」はDMVの始発「駅」?なのです。(正式には停留所)
今回はこの阿佐海岸鉄道のDMVに乗りにやってまいりました。
DMV(Dual Mode Vehicle)、初めて聞く方もいらっしゃるかもしれません。
DMVは道路はバスとして、鉄道は列車として走行する乗り物です。
詳しくは後ほどご案内しますね。
とりあえず路線図を御紹介します。
今回はこの宍喰温泉から阿波海南あわかいなんまで乗車します。

阿佐海岸鉄道様のサイトからお借りしました。

さあ、そのそろ出発時間となります。
折り返しとなるDMVが阿波海南方面からの乗客を満載してやってきました。

愛嬌のある外観のDMV

外観、ちょっとかわいいですね。
ムーミンぽいというか癒やし系のふにゃっとした感じです。

中はこんな感じです。
基本バスなのですが、前方に垣間見える運転席回りの複雑な装備がただならぬ雰囲気ですね。

車内のもよう

バスは鉄道との切替点(モードインターチェンジ)まで路線バスとして、一般道を走ります。
今日も良い天気、青い空、青い海。
四国に来て見る太平洋はいつもその雄大さで癒やしと勇気をくれます。

四国ならではの青い空
そして青い海

甲浦かんのうらから阿波海南まではレールの上を走ります。
この辺はうまく写真に撮れなかったので、後から具体的にご案内します。
乗って最初に感じたのは、従来の鉄道との大きな違い。
それは車輪がレールの継ぎ目を踏む音です。
通常、列車の車輪は下の写真のように2軸1組になってますよね。

wikipedia様からお借りしました。

これが両端についているわけですから、走行音はこうなります。
「タタンタタン…タタンタタン…」
DMVはバスと同じで前後に1つしか車軸はないので
「タッ…タン……タッ…タン」と少し間延びした独特の音となります。

列車は阿波海南でバスモードに転換して、終点の阿波海南文化村を目指します。
自分はここで降車しますので、改めてモードチェンジの模様を御紹介します。
切替ポイントに入ってきたDMV、タイヤは浮いていて車輪でレールを走行しています。

レールで走ってますよー

車高を落としてタイヤを接地させ、車輪を収納します。

よいしょっと

そして一般道へと歩を進めます。

またね♪

モードチェンジの間は車内に阿波踊りのようなお囃子がながれ、チェンジ終了時に自動アナウンスで「チーン(鐘の音)フィニッシュ!」と流れたときは、流石にコーラ吹きそうになりました。

乗車体験としては凄く楽しかったのですが、休日は事実上全席指定となっていて、観光客以外、地元の足としてはどれだけ機能しているのだろうという気がかりもありました。

さて今日はここから宿に向かいます。
ここからはJR牟岐むぎ線に乗車します。
この列車は徳島行なのですが行先表示が穴吹あなぶきになっているのはご愛敬?それとも徳島に着いた後行くのかな?
【追記】
ご覧いただいた方より、この列車は確かに「穴吹行」とのご連絡をいただきました。
お詫びして訂正します。

牟岐線の終点から鉄旅開始です。
穴吹は徳島線の駅

列車は暮れなずむ田園風景を走ります。
乗客はほぼ地元の方とわずかな同業者。
DMVから乗りついだ方はいなかった気がします。

由岐ゆきという駅で下車し宿へ。
今回はご飯の美味しい庶民的な民宿にとまりたくてこの宿をチョイスしましたが、大正解でした。

伊勢エビがお造りと味噌汁に一尾ずつ

わお♪
ビスクのような深い味

ふぐ鍋もついて

てっちりてっちり♪

その他にも鱧の天ぷらやら煮魚やら、これで実質5500円ですぜ。
VIVA!全国旅行支援。

そうそう、最後にこの宿の看板犬しずちゃんを御紹介しますね。
15歳のおばあちゃんわんこだけどかわいいんです。

よいしょっと
はーい、いらっしゃーい
なでてくださーい
ご飯が終わるまで、寄り添ってくれました。

次回は、徳島、高松の散歩旅、ひさびさのトワイライトの乗車記も御紹介します。
ご覧いただければうれしいです。

CAMERA
SONY α1
FE 24-70mm F2.8 GM II
Leica Q2
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