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自分の何気ないつぶやきに、あとからドキっとした話

この間、いつものように息子(1歳2ヶ月)とお風呂に入って、寝る支度をしようとしていたときの話です。

子どものお風呂を終えたあとって結構大変じゃないですか?うちの息子は、裸であることを気にするはずもなく、とてとてと歩き回って(というか、ほぼ走ってる)、アンパンマンカーにまたがったり、車で遊び始めたりと、とにかく自由です。(どこの家もそうかもしれません。笑)


体が冷えてしまうとよくないので、私は走りまわる息子の後を追って、いそいで保湿クリームやお薬をぬりぬり。それをエイっとすり抜けていく息子。逃げ足が早い。やっとの思いでパンツをはかせ、パジャマを着せる。この時点でかなり汗だくなんですよね(笑)。この日もそんな感じでパタパタしていました。そしたら・・・。

はい。その3分後、やってくれました。大量のうんち。


「えー!まじー!もうー(ため息)。。。今お風呂に入ったばかりなのにー!!!!」


ぽろっと出ちゃいますよねー(笑)。夕方から寝るまでの数時間って、ご飯をあげて食器を片付けてお風呂に入れて歯磨きをしてって、やることが立て続けなので結構へとへと。それもあって、テンション的に「まじか・・・」となってしまいます。

「じゃあ、お尻洗おっか〜」と言っても、もちろん聞くはずもなく、遊びたいと逃げ回る息子をつかまえて、またお風呂場へ。そのあとやっとこさ寝かしつけ。ということがこれまでに何回かありました。


それとはまた別の話なのですが、この間、こういう話を聞きました。

おでかけする寸前や、急いでいる時に限って子どもがうんちをすることってないですか?その時、つい「うわー!こんな時になんで〜!」「あら、いやだもうー(怒)」なんて言ってしまうことがあるかもしれません。でもそれね、言われた本人はどう思うと思います?
子どもだって聞こえています。「ごめん・・・」って誰だって思うはず。生理現象なのにね。
うんちをして謝る人生ってどうですか?

とある人のおはなし


ついぽろっと言ったことばも、子どもは聞こえているし、意味もわかっているんだよということです。「三つ子の魂百まで」ということわざがあるように、親や大人たちが浴びせることばが、子どもの性格や人生に関係してくるよと。




それをきいてドキっとしました。
これって、結構無意識にやっちゃいがちかもしれません。

「三つ子の魂百まで」
幼少期に育まれた性格は、いつまでも変わることはないという意味で用いられる。



うんちをしたタイミング次第で、「もう!」とか言われるなんて、考えてみると自分だっていやですよね(笑)。大事な仕事で遅刻しそうな時に急にトイレに行きたくなって、それでちょっと遅れたからって、叱られることはあんまりないと思います。


このことと関連して思い出したのが、義母のこと。

ちょっと前に、義実家に遊びに行ったとき、私の膝の上で息子が嘔吐してしまったことがありました。

かなり大量だったので私もびっくりしていたら、それを見ていた義母がすかさず、「〇〇、えらい!ちゃんと出せたね。いいこいいこ、おりこうさん。気持ち悪かったんだね〜」と声をかけてくれたんです。ちょっと動揺していた私も、その一言で正気を取り戻せて、ささっと片付けて、子どもも元気で何ことなきを経ました。この一言にはすごく助けられたし、感動しました。見習いたい。


とっさの時こそ、傷つけてしまうようなことばが思わずぽろっと出ちゃうことがあるかもしれません。でも、いつだって、なんだって、肯定的に受け止めよう。と思います。その意識があるだけでも、違ってくるんだろうな。


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