初めてのプルーフが届いたよ
7月中旬に発売される「第12回ポプラ社小説新人賞」奨励賞受賞作「夏のピルグリム」のプルーフが届きました。僕にとっては初めてのプルーフです。
商業デビューするまで僕も知らなかったのですが、正式な刊行の前にプルーフという簡易的な冊子を出版社が作ることがあります(絶対ではありません)。
初めて触れましたが、ペーパーバックに近い形式なんですね。自分でもペーパーバックを発注したことがあるのでわかりますが、一冊刷るのに結構なコストがかかります。ありがたいことです。
プルーフは、一般に販売するものではなく、書店員の方々に読んでもらうためのものです。書店員さんはプルーフを読んで、発注数を決めたり、陳列やPOPの中身を考えたりします。
とても素敵な手法ですよね。書店員さんも、中身を知っている本を並べたいでしょうから。
その本がどういうものか知っていただくのにプルーフはとても有効だと思います(費用はかかりますが)。
というわけで、ポプラ社のサイトでプルーフを読んでいただける方を募集しています。
読んでみたいと1ミリでも思えた書店員様は、ぜひフォームから申し込んでください。
作者が言うのはなんですが、「善い小説」だと思います。
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