【ドラゴンボール】ピッコロ大魔王の教え
主人公の孫悟空が、サイヤ人ラディッツに殺された。
なんとか相討ちの恰好でラディッツを仕留めることはできたものの、1年後にさらに強い敵がやってくるという。
希望の星は、悟空の息子の孫御飯。
だが親である悟空は死んでいる。
ここで悟空のライバルであるピッコロが、御飯を鍛えてやることになった。
そのときのピッコロの教え。
たったの1年間しか猶予がないというのに、彼は格闘術を仕込んだりはせず、御飯を荒野にひとりで放り出して、こう言うんですね。
「まずは半年間生きのびろ。それだけでいい」
小賢しいことをああだこうだと言う前に、獰猛な獣たちがうようよいるこの荒野でまず生き延びてみせろと。
誰の助けも得られないなか、自分ひとりの力で何でもこなす逞しさを手に入れろと。
ひよっこがいきなり格闘術うんぬんに入るのではなく、その前に大切な大前提がある――そういう教えなわけですね。
これ、すごいなあと思います。
これ本当、社会を生き抜く真理だと思います。
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