航大

ギャップイヤー中。最近は、本を出そうとしています。Worldcoin Universi…

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ギャップイヤー中。最近は、本を出そうとしています。Worldcoin University Ambassador

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  • 「何者かになりたい」は捨てたはずなのに

    • 16本

    「何者か」って言葉に捉われて、解放されて、また捉われて。そんなみんなの葛藤をまとめています。

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    バイブルにしたいnoteをまとめています。

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大学4年間で600冊以上の本を読んだ僕がお勧めするバイブル本50選。【前編】

 お久しぶりです、航大です。  昨年の3月に大学を卒業して、最近は何してるの?って聞かれることが増えました。なので、このnoteでは、本を紹介しつつ、自己紹介になるようなものが出来たらなと考え、書くことにしました。  アメリカの旅行記として、長めのnoteを書き、はや9ヶ月が経ちました。そちらでは、当時の進路へ対する思いや、起業を意識し始めた学生が“テクノロジーの聖地“シリコンバレーへ行って感じたことをまとめています。よければ、ぜひ。  「最近は何してるの?」への答えで

    • Worldcoin創業者アレックス・ブラニア共同CEOが日本に来て、語ったこと

      こんにちは、航大です。 先日、Worldcoin University Ambassadorに就任しました。 しかしながら、僕は、この領域に精通した専門家ではなく、大学時代は社会学を専攻しておりました。ただ、社会の変化やトレンド、思想に強い関心があり、今回はAmbassadorへ応募しました。この活動を通し、Web3、仮想通貨、ベーシック・インカム、AI等、幅広い領域に関して、更に勉強していきたいなと考えております。 Worldcoinの取り組みは、世間的な認知をますます

      • 「本なんか読んで何になんだよ」

        本タイトルは、映画『ナミビアの砂漠』にて、主人公カナが放ったセリフ 「映画なんて観て何になんだよ」 をオマージュしたものである。 そのポスターのインパクトから気になっていたものの、松本杏奈さんの以下の文章を読んだことがきっかけとなり、公開後すぐに劇場へ足を運んだ。 この映画は今の自分に必要なものだ、そう感じて。 カナや登場人物の細かな言動に、今の自分と多くを重ねてしまった。 まともじゃない自分を肯定してもらった、そんな温もりを感じる映画だった。 ここからは、題に書

        • 平日の昼間、シーシャを片手に『人間の条件』を読む。

          同級生の多くが働く平日の昼間、 僕はなぜか下北沢のシーシャに居た。 「働かなくちゃ。」 僅かな焦燥感を抱くものの、 ハンナ・アーレント『人間の条件』 をめくる手は止まらない。 この焦燥感、不登校で部屋に閉じこもっていたときと同じだ。 家族は働き、友人は学校へ行く。 社会が正常に機能する中、自分だけが止まっている、この感覚。 働かない自分に価値を見出せない。 学校へ行かない自分を肯定できない。 しかし、この感覚って本当なのだろうか。 「働かなくちゃ。」って幻想なの

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        大学4年間で600冊以上の本を読んだ僕がお勧めするバイブル本50選。【前編】

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        記事

          2024年残り4ヶ月、独学の水準をあげるために読みたい本10選。(自分用メモ)

          8月が半分を超え、終わりつつあります。 2024年は残り4ヶ月と少し。 つい最近、大学を卒業し、東京に来たばかりな気がしますが、もうすぐ2025年になってしまうのです。 23歳。 このままではまずい。 喧騒とした都会は独学には向いてないなと日々感じさせられています。 情報、人、お金、あらゆるものの移動が早く、僕自身も、置いてかれまいと必死の毎日です。 忙しない日々はストレスではありつつも、20代で何かを成し遂げたいと決意した僕にとって、この毎日は非常に充実してい

          2024年残り4ヶ月、独学の水準をあげるために読みたい本10選。(自分用メモ)

          コンプレックスを”複雑な”と訳したい

          僕が好きで、何度か読み直している落合陽一さんのnoteに付随して、コンプレックス的な何かについて、軽めの文章を。 読んだことがない方は、こちらをまず、どうぞ。 社会的にいくつか貼られたラベルを、“障害”だとは思っていないけれど、日常での不便や出来ないことは多々あって、それらをコンプレックス(≒負い目?)に感じることもしばしば。 他人と比較して、人間としての凸凹、あるいは、波の上下が大きい気がしていて、だからこそ、自分と付き合う人間に余計な手間をかけてしまっている。加えて

          コンプレックスを”複雑な”と訳したい

          いい作品といい人間

          いい作品って、“破壊”をもたらすものだと思う。本にしろ、映画にしろ。 まるで自分の全てを受け入れてくれるかのような作品の良さもある。けど、そういったものは案外、記憶に残っていないものだ。 記憶にも心にも残る作品は、知識や価値観を破壊してきたもの。1度では、飲み込みきれない違和感を伴ったもの。 これは、人間にも言えるのではないか。 空気のように、自分がストレスを感じずに居心地のいい人間。それはいい人間である同時に、誰でもいい人間とも言えてしまうのかもしれない。 自分の

          いい作品といい人間

          君を否定してくる他者を「センスがない」と嘲笑おう

          周囲には、他者のセンスのなさを、自分自身の落ち度と感じ、自己認識を誤めてしまっている人間が多くいる。 非常に、もったいないことだ。 この世に価値のない人間などおらず、価値を与えない環境にこそ、センスがないだけだというのに。 私はそうやって、過去の”汚点”に意味づけをし直してきた。 高校中退を”落ち度”だとする学歴社会はセンスがない。 精神疾患を患うものを”弱者”だとするニューロダイバーシティが遅れた日本社会はセンスがない。 数十社が”不合格”と連絡してしまう就活シ

          君を否定してくる他者を「センスがない」と嘲笑おう

          価値観ロンダリング #IVS意気込みnote

          東京に来て、半年ほど経った。 忙しなさはあるものの、新鮮な刺激や環境に充実した日々を過ごしている。 昨年度、24卒として大学生を終えた僕は、新卒で無職となり、現在はいくつかの仕事を頂き日銭を稼ぎながら、”ギャップイヤー”という文化の普及に励んでいる。 新卒入社をやめ、一旦ぶらぶらする、という普通と少し変わった進路をとったわけだが、この選択の後押しとなったきっかけがいくつかある。その中の一つが、今週末、京都にて三日間行われる、「IVS2024 KYOTO」というイベントだ。

          価値観ロンダリング #IVS意気込みnote

          「あ、君はそのタイプね」と分類されるのが嫌で仕方がないタイプ。

          東大生にはメガネで、チェックのシャツを着る人が多いし、 エリート営業マンは、私服でパツパツめの半袖、ハーフパンツを着がちなように、 SNSで更新頻度の高い友人が、リアルではコミュ障気味なのはなぜなのか。 黒髪マッシュでキレイメな服を着る韓国系男子は、年上好きで犬系だと聞き、 僕はたまに髪をかきあげることにした。 海外にいるストーリーばかりを投稿するバイリンガルが眩しすぎて、 中和を図るために、僕は太宰を読むことにした。 仕事ゴリゴリタイプのサラリーマンの靴の汚れがいたく鼻に

          「あ、君はそのタイプね」と分類されるのが嫌で仕方がないタイプ。

          落ちるのが悪いことでもなければ、昇るのが善いことでもない。

          孤独感を感じることが多々ある。 孤独だ。そして、寂しい。 頭の中で、「孤独」という状態と、「寂しい」という感情は、勝手に結び付けられ、孤独はなぜか善くないことかのように思えてくる。 それって、随分と受け身の姿勢過ぎるのではないだろうか。 しかし、自我を持っているように発生した寂しい感情は、 いつの間にか、僕らの脳内を埋め尽くしていく。 僕は、これら条件反射のようなフローに抗いたい。 僕の尊敬する起業家の一人、佐藤航陽さんは先日、Xにて、このような投稿をあげていた。

          落ちるのが悪いことでもなければ、昇るのが善いことでもない。

          今からだって僕は言うかな

          こんばんは、Kodaiです。 早いもので、昨日から5月に入ってしまいました。 大学卒業をして、刺激的な東京での日々。 あっという間の一ヶ月でした。 僕は来週、また一つ歳を取ります。 「何者かになりたい」 これは、高校生ぐらいの頃から、漠然と胸に抱えていた思いです。 山田邦明さんの以下の文章に触れ、感じることがいくつかあったので、少し文字にしています。(数少ない好きなnoteのひとつなので、お時間ある時にぜひ👍) 自分は何者なのか。 何がしたいのか。どんなふうに生きた

          今からだって僕は言うかな

          卒業論文『資本主義はなぜ生きづらいのか:ガルブレイス、フロム、國分功一郎の思想から』

          お久しぶりです、Kodaiです。 今回のnoteでは、大学時代に卒業論文として書いた『資本主義はなぜ生きづらいのか:ガルブレイス、フロム、國分功一郎の思想から』の全文を投稿しようと思います。 この論文は、社会的に意味があるからなどというよりは、僕自身が生きる中で感じてきた「生きづらさ」を言語化し、学士論文という形でまとめたものです。 なぜ投稿に至ったかというと、最初に投稿したnote「大学4年秋、進路の決まってない僕が、とりあえずシリコンバレーに行った話。」が思いのほか

          卒業論文『資本主義はなぜ生きづらいのか:ガルブレイス、フロム、國分功一郎の思想から』

          僕がやりたいのは、”メンタルヘルス”ではないっぽい

          新生活、いかがお過ごしでしょうか。 僕は現在、東京にいます。 東京は、刺激的なものが非常に多く、毎日が楽しく、また、忙しなくもあります。 ところでみなさん、 最後に夜空を見上げたのは、いつですか。 ついさっき、スマホを家に置いて、銭湯に行ってきました。 (僕は、考え事をしたいとき、スマホから物理的に離れるようにしています。笑) その時、ふと、ドーパミンで溢れている日常に気づきました。 東京に来て、早半年ほどですが、しんどくなることが多々ありました。 すごい人ばかりい

          僕がやりたいのは、”メンタルヘルス”ではないっぽい

          アウトプットという荒野

          お久しぶりです。 現在、2024年1月6日の23時過ぎです。 今、帰省していて、明日下宿先(大阪)へ帰る予定なのですが、ふとnote仲間の投稿を久しぶりに見ていたところ、自分もなにか言葉にしたくなり、文字へ起こし始めました。 僕には、いつか本を出すという夢があるので、その練習も兼ねて、これを機に少しずつ文章をかけていけたらいいな、と思います。 さて、本題に入っていきたいのですが、「文章にする」、「言葉にする」「自分の意見を持つ」って難しいな、と感じることが多々あります。こ

          アウトプットという荒野

          大学4年秋、進路の決まってない僕が、とりあえずシリコンバレーに行った話。

          初めまして! 同志社大学4年の石川航大(いしかわこうだい)と言います。普段は、SHIFT AIというAIコミュニティの運営をしていたり、少し前からはNewsPicks Students Pickerとして活動をしたりしています。 AI、メンタルヘルス、教育等の領域に関心を寄せていて、起業をして、社会をよりよくしたいと考えています。来月からは、J-StarXの海外派遣起業家プログラムにて、フィンランドへ行く予定があります。 まだ、特に何者でもない僕ですが、シリコンバレーとい

          大学4年秋、進路の決まってない僕が、とりあえずシリコンバレーに行った話。