ざわちん@葬儀マイスター

葬儀の最前線で働く32歳、今年で10年目になりました。会社よりも個人としてこの業界、ひ…

ざわちん@葬儀マイスター

葬儀の最前線で働く32歳、今年で10年目になりました。会社よりも個人としてこの業界、ひいては社会に貢献できる存在になりたくて活動しています!百人百通りの葬儀を一緒に考えましょう! SNS活動のリンク https://linktr.ee/zawachin0108

最近の記事

売りたいものを売る考え方〜0から1への成功体験〜

今日は、最近の私の成功体験についてお話ししたいと思います。 既に知っている方もいるかもしれませんが、自分のメモ代わりにもなるので、共有させていただきます。 今回は「営業職で売りたいものを売るときの考え方」についてです。 高額商品初受注獲得! 現在、私が取り組んでいる仕事で新しい高価格帯の祭壇を売り始めることになりました。 商品自体の魅力はもちろんあるのですが、営業に関する本やYouTube、情報素材などを見ると、物を売る際にはその物の機能を伝えるだけではお客様には響かな

    • 葬儀社ないしょばなし        ~棺に入れちゃう?~

      今回は葬儀の仕事をしているとよく尋ねられる質問のトップ3に入る、 「これって棺に入れられますか?」について話します。 「副葬品」とは?そもそも棺に入れるものとはどういうものなのか。 葬儀業界内では棺に故人とともに入れて火葬するものを「副葬品」といいます。 入れるものの定義や考え方としては、 ・故人が好きだったもの ・思い入れのあるもの ・火葬場で禁止されていないもの となります。 そもそも仏教で葬儀をすると白い着物や足袋、草履なんかを入れることがあります。これも副葬品

      ¥150
      • 香典はなぜ必要?葬儀の現場で見られるお香典の「意味」

        「明後日お通夜だって。お香典いくら包む?」 こんな会話をしたことが皆さんもあるのではないでしょうか。 親戚や知り合いの葬儀に行くことになると、お香典のことは必ず気にするものです。 不思議なことに、年齢によって「供花・生花」については注文率が変わるような気がするのですが、お香典については若い世代の人でも認知しているように見受けられます。 ではなぜお香典はそもそも日本の慣習に存在しているのでしょうか。 そもそもお香典は誰のためのものなのか。 葬儀の現場に身を置くものとしての感

        • AIと葬儀業界の距離

          ChatGPT4oの驚きやClaude3の出現など、現代を取り巻くAI産業はとんでもない盛り上がりを見せています。 かくいう僕は去年の年始ぐらいにChatGPTの存在を知り、実際に普段から利用することでAIに何ができて何ができないのか、何ができるようになっていっているのかを日々追いかけています。 僕が身を置く葬儀業界にも、いずれはこの波が来るだろうと思っていますが、このスピードは恐らく日本のどの産業よりも遅くなるんじゃないか、という予想を現在はしています。 AIが葬儀に導入

        売りたいものを売る考え方〜0から1への成功体験〜

          祖母の葬儀〜おばちゃんありがとう〜葬儀業界人の感じたこと

          新年一発目の投稿ですが、少し暗い話になってしまいます。 1/13 僕の母方の祖母が急逝しました。 この日は実家の茨城から両親が自分が住む横浜に来る予定だったので仕事を休んでいました。 早朝携帯で母から祖母が亡くなった事実を聞き、すぐに栃木県の小山市に向かいました。 葬儀の仕事をしているので遺体を見ることには慣れているんですが、やはり知人や家族となると感情が伴ってくるものです。 先日告別式を終え、少し落ち着いてきたので自分の人生を振り返る意味でも、勝手ではありますがこ

          祖母の葬儀〜おばちゃんありがとう〜葬儀業界人の感じたこと

          期待をしないことで楽になるのでは?

          2024年、あけましておめでとうございます。 昨年はこのnoteに目を留めて頂きありがとうございました。 2023年は個人的にはnoteを始めたこともそうですが、インプットとアウトプットを盛んにした1年でした。 来年は自分の価値を高めることはもちろん、それをお金にして環境を変えられる状況づくりをしておこうと思います。 先日会社の先輩と議論になった話を共有し、皆さんの意見も聞きたいと思います。 仕事に臨む姿勢(心構え)のあり方こんな状況はありませんか? 自分の仕事を抱えて

          期待をしないことで楽になるのでは?

          葬儀社を頼まないで葬儀はできる??

          たぶん葬儀を考える必要が出てきたら最初にググる言葉は、「葬儀 横浜」とかですよね。 だからインターネット集客をメインとする葬儀社は必死に上位に表示されようとします。 今日はそんな考えを覆しかねない話をします。 葬儀社の必要性を考える そもそも論で、葬儀社は社会において必要なサービスなのか。 葬儀社がサービスとして成立したのは明治時代になります。 その前は家族が地域の住人達の協力を得て自分たちで葬儀を執り行っていました。 じゃあ葬儀社が存在する現代と葬儀社が存在しない

          葬儀社を頼まないで葬儀はできる??

          若い世代に迎合できない会社は成長しないのでは?

          この投稿は半分愚痴、半分真剣な意見調査です。 少し強い表現になってしまうこともあるかもしれないです。 気分を害したら申し訳ありません。 以前こんなことが話題に上がりました。 Aさん「この現場で起こる問題を解決するために手書きの書類を作りました。これに記入して共有していけば問題は解決できるよね。」 私「確かに解決できますね。でも今後チームに若い人を増やしていくのであれば、テキスト入力で対応できるようにした方が共有しやすくないですか?」 Aさん「今は手書きで事足りるから

          若い世代に迎合できない会社は成長しないのでは?

          【知識】葬儀形式の選択肢

          葬儀には様々な選択をしなければならないことがあります。 誰をどこまで呼ぶのか どこでやるのか いつやるのか この仕事をしていると我々は当たり前に思っているんですが、 葬儀を依頼する方は意外と選択肢があることを知らないです。 どんなことであれやるかやらないかは別として、選択肢があることは知っておいて損はないはずです。 たとえのりたまのふりかけが好きでも レモンふりかけがあることを知っていれば 飽きたときに選べますよね。 なおこの先の言葉は関東式の理解だとして進めます。ご

          【知識】葬儀形式の選択肢

          葬儀業界とともに生きているので思うこと

          はじめまして。 今年で32歳になる「ざわちん」と申します。 簡単な自己紹介をさせてください。 大学卒業と同時に都内とその近郊で葬儀業界に携わり、今現在も施工現場の最前線に身を置いています。主に葬儀のプロデュースをしたり、葬儀社様の困りごとを解決したりするような仕事をしています。 noteを始める目的このnoteの目的は以下の2点です。 1.葬儀業界で無視できない存在になって、憧れられる業界にしたい。 2.葬儀を行わなければならない人にとって最良の結果を得られるように貢

          葬儀業界とともに生きているので思うこと