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世界平和は心の平和から

前回の記事でインドのコースについてお話ししましたが、このコースには目的があります。

一万人の超越瞑想の実践者が集まって世界に平和をもたらそうというプロジェクトなのです。詳しくはこちら

平和へのアプローチは、政治、軍事、経済、食糧、アート(音楽とか)、スポーツなどいろいろなものがあると思いますが、心の平和(幸せ)からのアプローチです。

いやいや嘘でしょ〜と思うそこのあなた、実は今まで、何度も科学的研究が行われていて、実際に人が集まってTMをすると犯罪率が下がったり、交通事故が下がったりする統計が報告されています。

これは1993年にワシントンDCで行われた集まりでの犯罪率の変化です。
93年1月2日から93年8月14日までの統計があります。

点線は犯罪数の予測、実線が実際の犯罪数になっています。
冬は犯罪が少なく夏になるに従って犯罪が増えるのは毎年の傾向です。

青い四角で囲ってあるところが実際に大会が行われた期間です。

ワシントンD.C.での犯罪の減少


実は30年前にもこれに参加しました。

ワシントンD.C.での四千人集会


30年前に参加した時は帰ってきた時、顔(人相?)が変わっていました。
行く直前にパスポートを作ったのですが、その写真と別人になっていました。まあ、パスポートの写真ってあんまり良くない写真の時が多いんですけど。それを差し引いても!です。

その後怒濤の如く人生が動き出しました。
半年後には仕事をやめ、マハリシ総合教育研究所のスタッフになっていました。そしてそのまた半年後には教師養成コースに参加。

たくさんの人と一緒にTMをすると、相乗効果で一人で瞑想している時よりも、周りにより良い影響をもたらします。

つまり自分にもその良い影響が返ってくるわけです。
それが良い出来事としてそのまま返ってくる場合もあれば、一見悪い出来事として返ってくる場合もあります。

良い出来事としては、より健康になる、仕事がスムーズに行く、人間関係が良くなるなど。これはわかりやすいですね。

悪い出来事としては、病気になる、怪我をする、何かを失うなど。
ただ、病気の後、デトックスして前より元気になった、不必要な縁が切れたということがわかります。

家族が怪我をされた方がいました。その方は「TMしているのになぜ?」と思ったそうなのですが、その怪我がきっかけで、家族の不仲が改善されたとのことでした。(怪我も無事に完治しましたよ〜)

今回のインド10,000人集会は参加している時からハードなコースでしたが、参加した人は、戦友?あるいは家族のようで困難を一緒に乗り越えたというお話で盛り上がります。快適なお話より困難なお話の方が盛り上がるのはなぜでしょう?

困難について語り始めたら、幾つでもお話しできます。でもそれもみんな楽しい思い出なのです。

ワシントンD.C.のコースではそのようなことはありませんでした。スムーズに行って、帰ってきて、その後、人生に大きな変化を体験しましたが。

大きなコースに参加した後に感じるのはいつも「本当の自分に戻っている」ということ。というか戻らざるを得ないのかもしれないですけれど。

強力なコースを体験できたことは、本当に大きな恵みでした。これからどんな変化が待っているのか楽しみに観察していきます。

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