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怪魚釣りスーパースター列伝|中南米の三賢者+1|Review

さーて、今週のスーパースター列伝は……中南米の怪魚ハンター3本立てです。んがっとっと。

いや~、この企画、人気がなくてね〜 意趣返しじゃないですが、変化をつけたいなあということで、日本を飛び出すよ。ただ、純粋に怪魚ハンターというより、魚釣り大好き人間特集みたいになっちゃうのはご愛敬。ネタ元はYouTubeなので動画貼ります。


一人目はコロンビアからのエントリー。Cristian Vanegas(クリスティアン・バネガス)だ!

著名なプロアングラーにして、Colombia Pescaの代表でもあり、国内外で釣りツアーを提供している。彼はコロンビアの太平洋沿岸や川での釣りを専門とし、その豊富な知識と経験から多くの釣り愛好者に信頼されている。

コロンビアってアンデス山脈だけでも3つの山系に分かれているし、それ以外にも、シエラ・ネバダ・デ・サンタマルタという山塊が鎮座していて、これらを水源とする河川が縦横無尽に走っている水の国なのだよ。アマゾン水系もオリノコ水系もある。

彼の活動は単なる釣りツアーの提供に留まらず、持続可能な釣りと自然環境の保護にも取り組んでいるみたい。また、釣りの技術向上のためのワークショップも企画しているよ。

まうしろ的ベストフィッシュ

現地名Mojarra Azul、学名Aequidens Pulcherという魚。シクリッドの仲間で、コブダイみたいな広い額と大きくて伸びる口が怪魚的。ティラピア同様、現地では唐揚げとかで食される美味な魚。

こいつのデカいのはめちゃくちゃ迫力ある。マグダレナ水系で巨大化するみたい。日本人で捕獲者いるのかな? 釣ってみたい。

実はコロンビアのアングラーで取り上げたかったのは、Alejandro Linares Aristizabal(アレハンドロ・リナレス・アリスティサバル)という人物。風貌がいかにも釣りオタク然としていて素敵です。でも、Mojarra Azulの映像はクリスティアンのほうがきれいで短かったから、急遽路線変更した次第。

アレハンドロの動画サイトも貼っとこう。後ろ姿もオタクっぽい。


二人目はメキシコからのエントリー。Juan Ro Chagollán(ファン・ロ・チャゴラン)だ!

彼はメキシコのスポーツフィッシング界で注目される人物。グアダラハラ出身で、若くして卓越したバス釣りの才能を発揮し、わずか16歳でMexico B.A.S.S. Nationのチャンピオンとなる。以来、メキシコを代表する釣り人として脚光を浴びている。

現在、ファンはmexanglerというハンドルネームで、TikTokでは61.9万人のフォロワーを持ち、YouTubeでも33.4万人とフォロワー数を増やしている。彼のコンテンツは、釣具のレビューや釣りテク紹介もあるが、国内や近隣諸国に遠征した釣り紀行が多い。口数豊富でオンラインプレゼンスが魅力的。エンタメ性のあるチャレンジ企画などもある。

まうしろ的ベストフィッシュ

彼の動画の中で適度に短いやつを拾ってみよう。そうだな、これが怪魚的でいいね。ニカラグアのグァポテ。それほど大きくならない種だが、タラコなくちびるがおちゃめ。これまたシクリッドの仲間。4:08のやつなんか発色がきれい(下の絵は加工だよね?)。


三人目はブラジルからのエントリー。Pedro Ojima(ペドロ大島、漢字は予想)、日系人だ!

ブラジルは日系人がたくさん暮らす国で、その数270万人とも言われる。釣り愛好家も多く、日本の怪魚ハンターもそんな同朋のお世話になっていたりする。やっぱりシマノやダイワが愛用されているみたい。そんな日系人枠から、ネルソン仲村やアレックス小池を押しのけて、彼をフィーチャーしてみる。

ペドロは、YouTubeのJp Fishing Brasilというチャンネルを通じて、釣り関連の多岐にわたるコンテンツを提供している。彼の動画は実践的なアドバイスとユーモアが特徴とのこと。また、彼は「Monster 3X Yoshi」というソフトルアーの開発も手がけている。

フィールドは主に国内だが、どちらかというと生活域が中心で、近所のドブ川でも釣りしてる、いわゆる釣りバカ(尊称)だ。沖縄でフィッシングギャング宮城梓と絡んだこともあるよ。

まうしろ的ベストフィッシュ

ペドロの動画は日本語字幕付きだから、日本のみなさんも楽しんで視聴できる。うん、カヤックでピラルクー釣ってる動画にしよう。ひたすら暴れる捕物帳だから、心して見てください。音がピラルクーの暴君ぶりをよく伝えているね。


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