ゆきりん

マキシマリストの母から産まれた、ミニマリストに憧れる娘、ゆきりんです。 ゆきりん自身は…

ゆきりん

マキシマリストの母から産まれた、ミニマリストに憧れる娘、ゆきりんです。 ゆきりん自身は👧4歳👦3歳👧1歳の母です。 マキシマリストの母を看取った後、1人残った父と同居する為に実家の片付け(遺品整理)をした日々を綴っていきます。

最近の記事

同居のストレス

以前にも書きましたが、完全同居と初めから分かっていれば、同居はしていませんでした。 実家は二世帯住宅。 下に祖父母。2階に私達親子が元々住んでいました。 そして同棲を機に私が出て行き、2階は父と母だけに。 それから3年半後、母が亡くなり、続いて祖父が亡くなりました。 父は 「昭和の頑固親父」 …という程ではありませんが、ガミガミ口うるさいし、あー言えばこー言う…。 本当は小心者で寂しがり屋のかまってちゃん。 だから酔っ払ったら気が大きくなるタイプです。 仕事終わり

    • 日常生活を取り戻すまで…

      次の日からすぐ荷解きを始めました。 なんせ数日後には長女の入園式も待っています。(それまでに入園準備も済ませなければなりません) そして来月には次女の出産。 そう、私は臨月でこの作業をこなしていたのです。笑 1人目の時はみんな 「重い物持ったらダメ!」 とか 「無理したらダメ!!」 とか言っていましたが、これまでも1人で片付けしてきましたし、3人目ともなると 「頑張るなぁ〜(感心の意味)」 で終わり。笑 いや、私がやらねば誰がやる‼︎ 今となっては夫も、ちょっとやそ

      • 箱、箱、箱…📦

        引っ越し当日、夫はいつものように仕事に行きました。 業者さんが運んでくれるので、私が指示を出すだけで夫がする事は特に無いとの事でした。 実際、夫の不在で困った事はほぼありませんでした。(すまん、夫。笑) しかし、予想以上に部屋はギュウギュウ🐄 ベットと家具が入った状態ではまだまだ序の口。 ダンボール📦がどんどん運び込まれると、人1人ギリギリ通れるだけの幅しか残りません。 いや、むしろ「なんとか通り道は確保してもらった」が正しいでしょう。 勿論この部屋だけで収まるはずも

        • アパートの荷造り

          大掛かりな引っ越し作業は生まれて初めて。 今回は実家を出た時とは違い、冷蔵庫や洗濯機、決して多くはありませんが、ベッドやこたつ机もあります。 全く乗り気ではなかった夫。(妻の実家に同居するのですから、当たり前です。笑) 承諾はしてくれていましたが、心が追い付いていかず、引っ越しの準備は全くしてくれませんでした。 夫が手伝ってくれたのは引っ越しの前日のみ。 私はまだ実家の片付けが残っており、でもギリギリまでアパートで使っていた食器や調味料、洗面用具などが梱包出来ておらず、夫が

        同居のストレス

          祖母宅の片付け

          せっかく祖母がやる気になったので、一階の祖母宅も一緒に片付ける事に。 当初、私達家族が引っ越して来たら、父は下の祖母と同居してくれるものだと思い込んでいました。(はなから完全同居と分かっていたら、きっと引っ越していませんでした。笑) なので、下に父の寝室を作る為にも、物置部屋を片付ける事に。 洋服ダンスだけでも5つはありました。 プラスチックの衣装ケースも引き出しタイプの物が2つと、蓋をしてしまう物が5つはありました。(祖母が捨てたがらないので、プラスチックの物は未だに土

          祖母宅の片付け

          2軒同時進行

          あれだけ物で溢れ返っていた12畳の部屋に、なんとベットが置けるように‼︎(このベッドは後に父が使う事に…) それまで実家に泊まる時はずっとリビングで寝ていましたが、この頃には親子3人でベットに寝るようになりました。 しかし、この部屋を片付けて終わりではありません。 なんせ12畳の部屋に2LDKのアパートの荷物全てを入れようとしているのですから。 幸い実家からアパートに引っ越した時は、家電や家具の殆どを買い揃えたので、洋服や身の回りのものを自家用車で運べばいいくらい少ない

          2軒同時進行

          敵は味方にあり

          翌年の4月に長女が幼稚園入園。5月には出産を控えていました。 母が亡くなったのは8月で、9月に祖父が他界。 私には時間がありませんでした。 自分の気持ちと葛藤しつつも、「いる、要らない」を分別していると、二世帯住宅の下に住んでいる祖母がひ孫に会いに上がって来ては、 「それも捨てるん?いつか使えるが」 「いつかいる時が来るよ。いらないなら貰うわ」 と、私の手を止めるのです。 父は片付け始めた当初から 「なんでも捨てる」 と文句を言っていたので、父が居ると視線が気になっては

          敵は味方にあり

          大型家具

          食器棚に本棚、シルバーのラック。ダイニングテーブルのセット(物置と化している)に母の嫁入り道具の化粧台。実家だけでも使わない家具が沢山。 でも更に2LDKのアパートの荷物を半年後には12畳の部屋に収めようとしているのです。 「物理的に無理‼︎」 迷っている暇はありません。 とにかくサイズを測って、市の環境センターに電話。処理する為にかかるお金の券を近くのスーパーに買いに行きます。 それから家族で庭にせっせと家具を運び出します。 実家は二世帯住宅で、外階段の2階。 下に下ろ

          大型家具

          思い出の品

          どの片付け本でも、だいたい 「思い出の品は最後に」 って書いてありますよね。本当にその通りだと思います。 しかしそこはマキシマリストの母。思い出の品も多すぎる‼︎笑 私はひとりっ子だったので、乳歯や髪の毛、臍の緒は朝飯前。 幼少期に履いていた靴も約20足。服は既に私の子供達にもお下がりで着させていました。笑 幼稚園の時の上靴(一足や二足ではありません。笑)幼稚園の制服。おもちゃ(既に子供達がお下がりで使っている物とは別)いつぞやのラジオ体操の台紙。遊びで使っていたであろう、

          思い出の品

          物、物、物…

          とにかく物が多過ぎて、どこから手をつけていいか頭を悩ませました。 多分実家に戻る予定が無ければ、何年もこのままだったでしょう…。 しかし、翌年の春には引っ越しを決めたからにはタイムリミットがあります。 とりあえずキレイにリフォームした台所に戻さない物から片付けました。 何十年もののキッチンワゴン。年に一回使うかどうかの調理器具。食べれるか怪しい梅酒の残りの梅や梅干し、らっきょう…最後に使ったのはいつか分からないものばかり。 片付け始めた時は 「台所は〇〇(私の名前)使うんだ

          物、物、物…

          祖父との別れと新たな命

          母が旅立ってから一ヶ月も経たない間に、今度は祖父が帰らぬ人に。 しかし祖父は既に施設に入居していた上に、91歳の大往生。 みんな母の時ほどは悲しむ事もありませんでした。 そこからまた1か月後…。 私の妊娠が発覚。 母が亡くなる数日前、せん妄?って言うんですかね。モルヒネを飲んだりしてると幻覚が見えたり、色々現実離れした想像の世界とかが頭に浮かぶらしいのですが、深夜に突然 「あなた3人目妊娠してるでしょ?もしそうなら産みなさい」 と言ってきたのです。 その時は妊娠していま

          祖父との別れと新たな命

          母との別れ

          父はまだ現役で働いていた為、母の生前は日中に身動きのとれる私が母の病院の手続きや送り迎え、在宅医療や在宅ケアの方とのやり取りもほぼ1人でしていました。(ひとりっ子なので、私がするしか無い) 最後を自宅で迎えるのが母の希望だった為、覚悟を決めて、家族で看取る事に決めていました。 在宅医療の先生に 「恐らく今日の明るいうちに息を引き取るでしょう。合わせたい人が居たら連絡して下さい。」 と言われ、近くに住む親戚や、母の親しくしてくれていた方にすぐ連絡しました。 私は週の半分だけ

          母との別れ

          足の踏み場もない12畳

          闘病中ではあったもののまだ母が元気だった頃、 「自分で料理が出来るうちにキッチンをリフォームしたいな」 そう言いました。 医療保険には加入していましたが、癌保険には入っていなかった母。保険も少ししかおりず、癌発覚までしていた仕事も出来なくなった為、実家の家計はカツカツ。 夫に「母が元気なうちに実家の台所をリフォームしてあげてもいい?」と相談すると快く承諾してくれたので、我々夫婦でリフォーム費用を出す事に。(我が家も家計は火の車でした。今もですが。笑) フルローンを組んで

          足の踏み場もない12畳

          はじめまして、ゆきりんです。

          はじめまして、ゆきりんと申します。 4歳、3歳、1歳の母です。 現在は夫と父と子供3人と6人で暮らしています。(二世帯住宅で、祖母も居ます) 2年前に母を癌で亡くしました。 多趣味な上に、極度のマキシマリストだった母は、それは沢山の物を残して旅立ちました。 物で溢れかえった(2LDKしかない)家に5人が引っ越し、生活出来るようになるまでを綴っていきます。 ブログやインスタもなかなか継続出来ない私ですが、どうか生暖かい目で見てやって下さい。 宜しくお願い致します。

          はじめまして、ゆきりんです。