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韓国には「チョンセ」と言う制度がある

韓国での賃貸は家賃制度のチョンセと呼ばれる制度があります。
チョンセと言うのは日本で言う敷金の事です。韓国では賃貸マンションを契約すると大家さんに敷金と礼金全てを含めて数千万円を一括で支払う所が多いのです。契約が終了する時に支払ったチョンセは全て返金される仕組みになっているのです。家賃がタダになって羨ましいと思うかもしれませんが、近年チョンセが問題になっているのです。大家さんは入居者から預かった大金で資産運用をしているのですが、投資に失敗する事もあって返済が出来ない状態になる事もあります。入居時に預けたチョンセが返金されずに持ち逃げされたり、支払った額の8割以上戻ってこない等詐欺に合われている方もいるそうです。入居する人はローンを組んで迄借り入れする人が多いようですが、物価か金利が高騰しているため返済に苦戦している人達もいるのです。年収の6割が返済に持っていかれています。そういった事がソウルで起きています。ソウルは韓国の首都圏で人で溢れていますが、国民が生活、就職、進学するにはソウルが一番有利なのです。ソウルは生活レベルは高いのですが人が集まり過ぎていて激戦区になっているのです。就職は他の地域よりもソウルに企業があるのでどうしてもソウルに人が集中する傾向にあるそうです。日本も東京は企業が多くありますが、その分人が多いので激戦区の都市です。企業や学校も一部の都市に集中的に置くのではなく他の地域にも企業をもっと作った方が経済的にも良好になるのです。

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