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【社員インタビュー】フリーランスからの転向。組織創りに携わる中で見えてきた理想のリーダー像とは

HRコンサルティング事業部 RPOチーム チームリーダー
2023年7月1日中途入社 井田

【強み】コーチングセッション・HR界隈の人脈を活かした情報収集
【一番好きなクレド】 愛
【人生理念】 誰もが安心して自己発揮できる世界を体現する

※本記事は2024年2月のインタビュー時点の内容です

1.転職理由と入社までの経緯

>これまでのご経歴を教えてください。
新卒で大手金融サービス業のアカウント営業としてキャリアをスタートしました。激務で体調を崩したことや、家族の事情も重なり2年で退職。そこから大手人材会社での営業やアシスタントの経験を積み、事業会社の人事へとキャリアを進めました。

事業会社の人事では、産休育休も挟み6年ほど在籍しました。部門人事が私一人という体制でもあり、採用から人員配置、60名近い派遣メンバーの管理、管理者研修、評価制度の再構築、評価運用と、幅広い人事業務を経験することができ、やりがいのある日々を過ごしていました。当時は、「人事としてのキャリアを積む」という一心でバリバリ働いており、朝から保育園に子どもを預け、夜のお迎えは最後になることがほとんどでした。それでも家族の協力も得ながら、必死に職務を全うしていましたが、そんな状況もやはり限界がきまして。「家族を持った自分」として改めて生き方を考えた結果、家族を優先できる働き方にキャリアチェンジすることを決めました。

フリーランス時代は、これまでの人事の経験を活かし、採用代行という形で複数社の人事業務を担当しました。また同時に、子どもとの関わり方を考えたことがきっかけでコーチングに興味を持ち、ママ向けのコーチング講師として講座を開講していました。PTAや事業会社で講演をしたり、ママパーティーの企画実施をしたりと、いろんな方からのご紹介を通じてたくさんのママたちと知り合うことができました。この時期はフリーランスという自由さを活かし、自分がやりたかった「同志である働くママたちの力になる」という手応えを感じながら充実感のある日々を送っていました。

それから6年ほどフリーランスとして経験した後、リファラルで紹介いただいたことがきっかけでITメガベンチャーの会社で採用アシスタントとして働くこととなりました。久しぶりに組織に属したことに加え、メガベンチャーならではの社内の仕組み、メンバー個人のスキルの高さ、スピード感など全てが刺激的な日々でした。働き方もフルリモート・フルフレックスで、家庭と仕事の切り替えを自分でコントロールできることもあり、とても充実していました。

ただ、新型コロナの影響を受け、一旦採用を抑える方針になったことと、息子が目指している中学受験までの残り半年を後悔なくサポートしたいと決意したこともあり、再度フリーランスで働いていくことを決断しました。

どのような経緯でブライエッジに出会い、RPOチームに入社を決めたのですか?

子どもの中学受験が終わり、再度組織で働こうと思い転職活動をしていた中でブライエッジと出会いました。ただ、今までフリーランスでも採用代行をしてきたため、転職時は正直なところRPO(Recruitment Process Outsourcing)の仕事にはあまり興味が持てず、人事ポジションで探していました。
その中でエージェントさんからブライエッジを紹介され、「代表とお話しできる機会があるならば、まずは話を聞いてみよう」と思い、面談の機会をいただくことにしました。

代表の諸田と話す中で、会社としてゆくゆくはRPOにとどまらず、全人事課題の解決を目指すというビジョンを聞き、それならこれまでの経験を活かしつつ、自分でもチャレンジする余地がありそうだと感じ、選考を受けることにしました。

内定後にチームメンバーとランチに行く機会があったのですが、本当に素直で、素敵なメンバーばかりで驚きました。私自身が働く上で「人」が最重要事項だったので、このメンバーと一緒に働きたい、このメンバーと一緒にブライエッジの”仁創(ひとづくり)経営”に参画してみたいと思ったことが決め手となりました。

(RPOの業務内容については、こちらの記事もご覧ください)

2.入社後にぶつかった壁と、大切にしている価値観

>入社後の心境を教えてください。

誰と働くかはもちろん大事でしたが、引き続き家庭を大事にしたい思いもあり、働き方重視で転職活動をしていました。その中でブライエッジに決めたものの、前職のメガベンチャーでの働き方がフルフレックス・フルリモートということで自由度がかなり高かったこともあり、単純に「出社がある」という働き方に慣れるまでは思ったよりも苦労しました。

ただ、ブライエッジもフレックスやリモートを活用したハイブリットな働き方ができるので、オフィスでメンバーとコミュニケーションを取りながら仕事ができることも新鮮で、今も楽しく出社しています。

一通り仕事に慣れてきた頃には、入社して間もないものの、「経験やスキルとしてはいわゆるベテラン」という立場でもあったので、若手で成長中のメンバーをうまくサポートしていきたいと考えるようになりました。ちょうど組織としても人数が増えて、リーダーを求めているタイミングだったため、入社して4か月目にリーダーに抜擢していただきました。

リーダーとなってからは、見える景色も、考えるべきことも変わりました。「誰もが安心して自己発揮できる世界を体現する」が人生理念なので、実際に行動を起こせる立場になれたことにやりがいを感じています。とはいえ、自分の課題もまだまだ山積みで、今後もさらなるチャレンジが必要だと改めて実感しています。

>現在はどのようなお仕事をされていますか?

RPOチームでの私の仕事は主に2つあります。

1つ目は、RPO案件のPL(プロジェクトリーダー)の役割です。クライアント企業様の採用課題に対して、ブライエッジのRPOとしてどのようにご支援させていただくか、またメンバーの工数やスキルを踏まえながら、誰にどの案件に関わってもらうかを管理しています。

2つ目はメンバーのマネジメントです。現在は、RPOチームの中で4人のメンバーのマネジメントに携わっています。

>家族と仕事を両立するために意識している事はありますか?

ワーママとして大事にしていることは、「いざというときは、絶対に家族を優先する」です。そのため日々、家族との信頼関係を構築することを意識していますし、仕事を頑張るとしても優先度をつけて、自分の中で譲れない”線”を超えないようにしています。例えば息子が熱を出したり、家族が私を必要としているときには、仕事はメンバーに任せて休ませてもらうようにしています。

息子の中学受験に合わせてフリーランスの働き方を選択したように、「家族に対して自分が今するべきことはこれだ!」と思えば即行動に移せる行動力は、私の良いところだと思っています。

>入社4か月でチームリーダーに就任されましたが、壁にぶつかったなと感じた出来事があれば教えてください。

1つ目はリーダーに就任したての頃です。他社での経験は色々あれど、「ブライエッジらしさ」をまだまだ体現できていないことから、リーダーとしての自信がありませんでした。とはいえ、自分の経験をもとにできることもある。足りないこともたくさんあるけれど、精一杯周りを引っ張っていきたいから頑張ろう、という想いで今も絶賛奮闘中です。

2つ目は、今ですね。”理想のリーダー”を体現すべく、きちんとメンバーと向き合うことができているのか、日々模索しています。それでも有難いことに、優秀なメンバーに支えられてチームとしても成果を上げることができているので、これからも一緒に頑張っていきたいなと思っています。

>井田さんが仕事をするうえで大切にしている事はなんですか?

「正解は、その人ごとにある」です。

ゴールが決まっていたとしても、そのプロセスは人によって違ったり、考え方も違って当たり前だと思っています。「リーダーとして」という以前に、人として、相手のことを理解しようとする姿勢はとても大事だと考えています。

もちろん相手のことをすべて理解することは不可能ですし、リーダーとして時に、指示する・命令することも必要ではありますが、できる限りメンバーには自分で考え、選択し、自分なりの正解を作っていってもらいたいと思っています。その際にサポートができるのであれば、いくらでも役に立ちたいので、メンバーとの対話を大事にしています。

3.これから目指すリーダー像とは

>チームリーダーとして、どのような関わり方を目指していますか?

短期的には、マネージャーの役割を担えるようになりたいです。これからも新しく入ってくるメンバーに対して、人生の先輩としても全力で成長をサポートしていきたいと思っています。もともと「次世代のメンバーに対してできる限りの成長支援をしたい」と思っていて、だからこそ若い人が多い組織に入りたかったというのもブライエッジの決め手のひとつでもあります。

とはいえ、私もまだ未熟ですべてを教えられるわけではないので、まずは私自身が過去に経験してきたことをマネジメントを通してメンバーに伝えていき、メンバーの可能性の幅を広げていければと考えています。

>井田さんの人生ビジョンを教えてください。

「人や組織のHUBになり喜びの総量を上げる」ことをビジョンに掲げています。

組織よりも個にフォーカスしがちが故に、昔は営業が苦手でした。様々な経験を経て、個を最大化するためには組織という環境が大事だと気づき、そこをつなぐHUBになりたいと考えています。社内外問わず、大人子ども問わず、楽しい人、やりがいを感じる人が増えれば喜びの総量も増えるのではないかと思っています。組織も個人も嬉しいという状況を、いろんなところで同時多発的に創っていきたいです。

「個の最大化」のテーマに対しては、これまで学んできたコーチングも活かしていけると思っています。子どもに対する学びが発端でしたが、ツールとしてビジネスにも活用していきたいですね。

また、将来的には組織を自分で作りたいです。そのために日々ブライエッジで修行させてもらっています。

>最後に、ブライエッジの入社を考えている方へメッセージをお願いします!

他のメンバーも口をそろえて言っていますが、とにかく素敵なメンバーが多いですね。承認・賞賛の文化が強く、安心して挑戦できる環境であると思います。

また、ベンチャー企業ということもあり整ってない部分もありますが、自分たちで作っていける余白があり、自ら手を挙げる人にはチャンスを与えてくれる環境だと思います。成長意欲がある人、そういう環境でどんどんスキルアップしていきたいと思っている人にはおすすめです。

ぜひ、自分の未来に期待している方に来ていただけたら嬉しいです!


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