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何も伝わってない

本日は美術展に行ってきました。 展覧会を見終えると、この3点がポスタービジュアルに持って来られてるのは納得感高い。 これは六本木という土地柄も多分に関係あるのではないか、と思うのだが、お客さんの中にはマスクを着用していない方も多かった。 そしてそういった方々は、作品の前に写るワタシの写真を連れ合いの方に撮ってもらっていたり、カップル同士で美術展に来てる私たちイェーイの自撮りなんかをよくしている。 まぁ、偏見もあるよ、それは否定しないけど、作品の鑑賞、それによってどのよう

    • 12年ですか

      いやはや。 震災の年に生まれた子どもたち。 またその以前であっても、記憶にははっきりと残っていない人も多いよね。 かく言う私も、阪神淡路の時はまだ2歳になる前で、当然記憶なんてないしね。 そして子どもだった、今大人になる人たちは、人生に大きな影響があったことは間違いないよね。 そして僕は、あの日17歳だったんだ。まだ子どもだけど大人になる段階のような時期だ。 分かったつもりになって、何も分かっていなかったような。 12年の間に、本当に色々あったな。人生の経験の中でも

      • 泥濘に足を取られて

        何度となくハマったことがある、一度ズボッとそこに足が取られると、まるでそのまま汚れた泥が身体の中に染み込んできて、芯から動けなくなる。 分かっているのに覗き込んで、その状態までまっしぐらだ。 世の中を単純なものだと思いたいのかもしれないが、自分という個人だって、あなた自身が複雑に色んな人生経験を経て確固たる、あなたでしかないものを作り上げているのではないのか? 他人の安くて簡単に使える言葉に惑わされる前に、たくさん考えてたくさん言葉にしてみて、ああでもないこうでもないと

        • 感染日記

          いやはや、これはなかなか。 ついに新型コロナ感染しました。これまで、なんとか逃げ仰せてこれたのになぁ。 ワクチン接種は3回、ファイザーファイザーモデルナ、3月の接種から時間も経っていたし、抗体価の検査などもしていなかったため、今回どの程度その効果が出てくれたのかは不明。 4回目のワクチン接種も検討していたが、最近体調が不安定なこともあり、見送っていた矢先の感染であった。 12/4(日)深夜ごろに目が覚めて、体温は測らなかったが、熱の上がっている感覚。 12/5(月)の午

        何も伝わってない

          健全なる精神は健全なる肉体に宿る

          まもなく30歳、今年に入ってから身体の不調に悩まされることが多い。 まず、年度初めくらいか、しばらく心臓がありそうな位置がピリピリと痛い状態が続いていた。 レントゲンの結果肺などに目立った異常はないとのこと。 その後循環器内科にもかかり、心エコー検診、まさに動いている心臓をリアルタイムで見るという初めての経験。 ここで異常は見られず、しばらく安静の後、症状は治った。 その後夏フェスシーズン前、軽い風邪のような症状を感じ、市販の感冒薬や頭痛薬を投入し、過酷な環境下で酒を

          健全なる精神は健全なる肉体に宿る

          Oldies

          今日は大学時代の同期の結婚式だった。 この一年で4回結婚式にお呼ばれし、その4回とも式の中で流れるビデオに何らかの形で関わった。 もう業者。 という冗談は縦置き。置く向きはなんでもいいんだけど。 やー、なんか、一番心にグッときたな。 というのも、そのこれまでの3回の式は、みんな中学からの同級生の男たちのゲストで、みんなの奥さんとも面識があって。 なんかこう、結婚式という儀式を経なくても、全然これからも変わらない関係でい続けるんだろうなっていう、まぁ、無根拠といえばそ

          エレベーターの中

          狭い空間に見ず知らずの人同士詰め込まれるというのは相当ストレスのかかること。 なるべくストレスを相手にかけたくないし、かけられたくないよね、と、我思う。 先ほど、下の階から到着したエレベーターに、ひとり男性が乗っており、わたしはそこに乗り込み共に上階を目指す形となった。 男性は私が乗り込むや否や、閉まるボタンを押した。 私としては行き先階のボタンを押したいし、閉まるは自分で押すので、少し我慢はできないものかと、彼の行動についてとても不満を覚えた。 ボタンの点灯している停

          エレベーターの中

          どうしたもんか

          少し前から思っていることとしては、うーん、もうこの社会というものの有り様というもんは、よっぽどのことがない限り、こんな感じでなんとなく最低な感じなんだな。という諦観が自分の中に侵食している。 それはやっぱり2年半ほど前から始まったパンデミックの影響は大きいと思っている(特に2年前の今頃は本当に虚脱状態であったように記憶している)し、僕が無批判に無秩序に与えられた仕事をこなし続けているタイプの人生の描き方ができなかったことももちろん影響していると思う。 ただ隣人に優しくあっ

          どうしたもんか

          厳しい

          最近好きでよく配信を見たり、書く文章を買って読んだりしている人がいる。 その人が新作の書籍の刊行を記念して配信イベントを行なっていた。 クリエイティブで食べていくことへの自信と自覚が強い方であるとは発言の数々から感じていたが、配信での話題は先日炎上騒ぎになった、女子高生を主人公にした漫画の広告に及んだ。 この問題を取り上げたウェブ媒体を引用し、不快であると感じる人を想定して、そこへの配慮などしていたら文化など生まれないといった論旨の発言であった。 その主張に関しては理解

          Mac Studioが届いたよ

          先日発表イベントをリアルタイム視聴し、あー!ちょうどいいやつ出たー!!ということで即ポチり。 ついに届きました。 この記事を書いている段階で、移行中でまだマシンのスペックに触れられていないので、レビューとかじゃなくて本当に開けて設置するだけです。 名前の横にVIPの文字が書き足されていた。 取扱注意的なことなのだろうか、配達のお兄さんもやたら丁寧な挨拶だった。そういうことなのVIPって?笑 開けていこう。段ボール箱のプルタブをペリペリする。 ご開帳です!外の段ボールの

          Mac Studioが届いたよ

          いろいろ

          いろいろある、生きていれば。 11年という月日の間に何が自分の人生にあったかな。 高校の卒業式の次の日に地震があって、浪人して入った大学も卒業したけど卒業するとき揉めて、就職もしなくて、一般的によく言われる人生のターニングポイント的な場面うまくいってないこと多いな。 その一般的に言われる大事な人生の点の中に、やっぱり震災は深く刻まれている。 僕は3月20日に生まれた、この日は地下鉄サリン事件があった日付だ。 同じ年には阪神・淡路大震災もあった。 その日二歳の誕生日を迎え

          いろいろ

          どこからきてどこへゆくのか

          おうちにい過ぎるとついそこから観測できる世界がこの世の全てだと錯覚してしまう。 もちろん、こんなにおうちにいながら色んなことへアクセスできるのは素晴らしい時代だとも思う。 単に、自分はやっぱり古い人間なんだなぁと思う。フィジカルな体験が私を形作ると思っている。 そこへの躊躇のなさがある種の自分の強みだと思っていたしね。とんと出無精になってしまった。 いまだにいつか死んでいくことを現実的に捉えられてないな。無駄に日々の時間を遣っているよ。 私という不定形な存在の往く道とい

          どこからきてどこへゆくのか

          PS5に自分でヒートシンクを付けたM.2 SSDを取り付けた話。

          ※公開直後の記事内で、SSD取り付け工程に誤りがあったため、画像の差し替え等修正をしています。ご指摘ありがとうございました。(2021-9-16 23:30追記) 9月15日のソフトウェアアップデートで、PS5にM.2 SSDを取りつけることで本体ストレージを拡張することが可能になりました。 そこで、自作PC文化などとは無縁な私が、実際に取り付けるまでの過程を記録しておきます。 私の遊び方運良く手にすることができてから半年ほど、週に3〜4日は起動し、ちまちま遊んでいる程

          PS5に自分でヒートシンクを付けたM.2 SSDを取り付けた話。

          フェスだ。

          非常に厳しい時代です。 僕的には、やっぱり判断基準を個人の倫理観に委ねられている現状はやっぱり失政によるものなのではないかな、と思っています。 今度の日曜日に大きなアイドルフェスがあり、私の推し陣営も出るわけですが、僕は明日金曜日に2回目のワクチン接種です。 そこから2週間が経ってから効果が最大限に発揮される、ということや、副反応の影響がどのように出るか不明であるため、今回は、推しの仕事復帰の場となる可能性もあった中ではありますが、現地への参加は見送る考えです。 話変わ

          フェスだ。

          フリート

          こういう負の局面に際して、それに対して清廉潔白な我が方は!というノリを見るのはしんどい気持ちだ。 絶対に笑いのフレーズにしちゃダメな言葉はあるし、解任は当然だけど、小林賢太郎の仕事は好き。 コーネリアスの音楽は耳にしたことこそあれどそんなには知らない。けど、あの悪趣味な記事は今回初めて知って読んで最悪な気持ちになった。辞任というか、彼も解任とされていたとて当然と思う。 正直20年前なんて物心ついて間もなくて、当時の世相がどうだとか、全く分かってないから、ああいった露悪的なもの

          フリート

          もう一度人間になりたい

          闇に取り込まれてしまう。クソリプを追いかけ続けると、メンタルにクソなエフェクトが起きる。 深淵が私を睨んでいる、よくよくみたら真っ暗な深淵に何かが薄っすらと、水面のように波打ちながら反射しているのが見える。 もう少しあかりがあれば、そうだ、こないだ買った新しいデスクライト、山田照明のZ208PROを使おう。あの照明の輝度があれば、この程度の暗がりは、パッと明るく照らしてくれるはずだ。 私はコンセントを探した。手探りで、寝起きでスマホを開き、いの一番にTwitterのアプリ

          もう一度人間になりたい