感染日記

いやはや、これはなかなか。

ついに新型コロナ感染しました。これまで、なんとか逃げ仰せてこれたのになぁ。
ワクチン接種は３回、ファイザーファイザーモデルナ、3月の接種から時間も経っていたし、抗体価の検査などもしていなかったため、今回どの程度その効果が出てくれたのかは不明。

４回目のワクチン接種も検討していたが、最近体調が不安定なこともあり、見送っていた矢先の感染であった。

12/4(日)深夜ごろに目が覚めて、体温は測らなかったが、熱の上がっている感覚。
12/5(月)の午前中、明らかに体調に違和感、抗原検査キットを使用、その間に体温測定、37度ちょっと。
一旦シャワーを浴びて検査キットを確認、陽性。

以降、悪寒とともに体温の上昇を感じる、都のウェブサイトで陽性者登録の申請。
取り急ぎ自宅に食料がほとんど無かったため、ウーバーを使ってスポーツドリンクやゼリーなど、栄養の補給をしやすいものを何点か購入。置き配してもらった。

どんどん熱が上がり、それに伴って頭痛も激しさを増す。
意識がある状態では何をしていても辛い、とにかく頭が痛くて何もできない。

ベッドに横になり、何も考えない、意識を飛ばすことだけに集中する。何かを思考しようとすることがキツくて仕方ない。

一度寝て夕方ごろに目覚める、体温は39度に到達。解熱剤を無理やりゼリーなどとともに流し込み、また寝るというか、とにかく意識を失うことに集中したい。
スマホを触るとかも無理、全ての刺激が体に負担になっている感覚。

以降あまり記憶はなかったが、翌日には滝のような汗をかきつつ、体温が一旦37度台まで落ち着き、頭痛は残りつつも体を動かすことはなんとかできる程度に。

その後も解熱剤をゼリーと一緒に飲んでは休んでいると、15時頃にヤマトさんが都からの食糧支援物資を配達してくれた。もちろん置き配。

ペットボトル飲料やレトルト食品など、それなりの重量のものも多かったが、その頃には平熱まで戻り、家事もこなせる程度に回復していたため、きつい時間はあったが意外と大したことなかったな、と運び込んだ荷物を開梱しつつ写真など撮る。

米を炊き、支援物資メシ、などふざけた写真も撮れた。

大変だったのはそれからで、夜遅い時間ごろになると、再び熱がぶり返してきた。
深夜に目が覚めて測ってみると38度まで上昇。

その頃同時に、喉の痛みとそれに伴うせき、鼻づまりが出てくる。

翌朝もあまり症状が落ち着く感じもなく、熱で少しぼーっとする感覚、その他の諸症状がより重く出始める。どちらかと言うとこの第二ラウンドからがきつかった。

寝ても覚めても症状が落ち着いた感覚も少なく、体は重たい。
いつまでこれが続くのだろうかという絶望感があった、これ以降体調に関して劇的な変化はなく、ゆっくりゆっくり症状が落ち着いていき、金曜日頃にはやっと微熱に、翌日には鼻詰まりも解消されてきた、といった感じで今日に至る。

自宅療養期間の解除の目安とされる発症から8日が経った昨日は、とりあえず溜まったゴミ出しと、少しだけ散歩するために外出。
9日目を迎え、現時点ではほぼ回復しているが、ふとした折にせきが出ることがある。痛みは伴わないが、喉が少し荒れている感覚といったところ。

とにかくきつかった。過去にインフルエンザも経験はあるが、やはり長引いたこと、症状が入れ替わり立ち替わり殴りかかってくる感じはこれまでにない感覚だった。
悪いことは言わんのでワクチンは打っておくことに越したことはないと思いますぜ。

その頃世間で起きたこと。
南こうせつさん感染。私は結構きつかったので、心配も大きい。
水木一郎さんの訃報。小学生の頃からロボットアニメは好きだった。必然的に彼の歌は何度も何度も聴いた。それからも、奇しくも私がその後好きになったグループの根幹とも言えるフレーズとして、自身の象徴でもある「Z」を譲ってくださった。恩しかない人物だ。どうか安らかに旅立っていったことを願うばかりです。