「声出しやカラオケ歌唱で、無理なくダイエットできる」~呼吸法、朗読、歌唱で、健康になる
「声出しやカラオケ歌唱で、無理なくダイエットできる」
~呼吸法、朗読、歌唱で、健康になる
・健康のためのヴォイストレーニング
・不定愁訴、肩こり、腰痛などにも効く
・ 一曲で10kcal痩せる
はじめに~声と心身の関わり
どのぐらいの割合になるのかわかりませんが、ヴォイストレーニングにダイエットが目的でいらっしゃる方がいます。というのも、最初の目的として「歌や話し方をよくしたい」と言っていらっしゃるので、こちらもあまり気づかないのです。太っている人ではないことも多いこともあります。
何年か経ってから、「それも目的だった」とか「本当はそれが目的だった」などと知らされるとがあります。それ以外にも、2番目、3番目の目的として入れている人もいます。
それに対し、あるいは、そんなことを目的としなかったのにもかかわらず、結果としてダイエットになって、「予期せぬ効果として」などと、報告いただくこともあります。ヴォイストレーニングの副次的な効果としてダイエットをもたらすことは、当然のようにあるのです。
ダイエットに関しては、医療や健康にも関わることなので、直接、扱っているのではありません。ただ、少し体重を落としたいとか痩せたいというようなことであれば、トレーニングジムやダンスなどの延長や代替えとして、ヴォイストレーニングは、とても有効だといえましょう。
歌でも朗読でも、声を出すことはカロリーを消費することです。当然、心身づくりやダイエットに貢献するのは、明らかです。
私は、かつて5年ほど、メンタルトレーニングの勉強をし、その後5年ほど、フィジカルの勉強をしました。研究所に、一般の人が多くなり、ヴォイストレーニングが支える心身について、より専門的な知識を必要とされるようになってきたからです。
つまり、そのような必要性を感じさせるレッスン受講者が増えたのです。おかげさまで、当研究所のブログのQ&Aなども、心身に関係することが多くなり、そこも充実しましたので、参考にしてください。
目次
はじめに~声と心身の関わり
(1)ヴォイストレーニングとダイエット
〇ヴォイストレーニングの効果
〇ヴォイストレーニングでのダイエット
〇歌1曲で10キロカロリー
〇声でカロリーを使う
〇部分強化と調整
〇声はバロメーター
〇再現性の確保☆
〇判断力
〇支える力
〇心身の調整
(2)ダイエットでの指標について
〇消費カロリー
〇METs
〇消費したカロリーの計算
〇身近な筋トレの消費カロリー
〇マシンでの消費カロリー
〇1日の運動量の目安
〇ウォーキングの消費カロリー
〇減量目標の設定
〇摂取カロリー
〇女性が陥りやすいFAT
(3)フィジカルトレーニング
〇フィジカルと発声
〇音楽と運動
〇体と声のメリハリについて
〇発声と振り付けでの負担
〇整体、マッサージでの調整
〇首と肩をほぐす
〇鏡でのチェック
〇踏ん張りと声帯
〇動物に習う
〇体幹を感じながら行う
〇筋トレと有酸素運動
〇姿勢と重心
〇お尻を締めるということについて
[姿勢のチェック]
[生活でのフィジカル自己チェックリスト]
(4)呼吸
〇呼吸のレベル
〇できているつもり☆
〇呼吸の必要強度と余力
〇下半身の支え
〇胸式呼吸と腹式呼吸
〇腹式呼吸と支え☆
〇ロングブレスダイエット
〇ロングブレスダイエットでの効果
〇丹田呼吸
〇筋トレのロングブレス
〇腹筋が邪魔をする?
〇逆丹田呼吸
〇ドローイングと腰痛予防
〇いつからでも鍛えられる筋肉
〇お腹の引き締め
[呼吸のトレーニング]
(5)発声と共鳴
〇顔の表情筋
〇外国人の表情と身振り
〇日常化していく
〇内から動かす
○表情筋を鍛える
[表情筋トレーニング]
〇母音と高音での共鳴
[母音のトレーニング]
〇体振での感知
〇胸でのハミング
[胸に響かせるトレーニング]
○口内での共鳴ポイントを知る
○ハミングから共鳴へ
[ハミングのトレーニング]
[ハミングから共鳴のトレーニング]
[あいさつことばのトレーニング]
[滑舌のトレーニング]
(6)日常生活と歌
〇ウォーキングと姿勢
〇呼吸と自律神経
〇日常に組み込む呼吸法
〇リラックスとアルコール
〇メンタルでの効果
〇うれしいときの声
〇疲れを目安とする
〇やり過ぎの目安
○ことばでの説明
○マニュアルの限界
(7)朗読とダイエット
〇「朗読ダイエット」
〇減量
〇調整の指針
〇少し太めがよい
〇内側からの変化
〇朗読でのダイエット
〇喉でなく全身を使う
〇副次的効果での出会い
〇朗読にお勧めの作家
エピローグ 引用について
参考文献
あとがき~ダイエットを副次的な目的にする
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