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「禁断の果実」を吐き出してみると・・

こんにちは☺︎
心理カウンセラー・メンタルコーチの
江杉侑記(えすぎゆき)です( Ü )

前回は「『マイタイム』で自分と繋がる」
でした↓


今日は
誰もがみな持っている
「禁断の果実」について
考えてみたいと思います。

あなたの「禁断の果実」って
どんなもの?




■ 不思善 不思悪


禅の考え方に
「不思善 不思悪」 (ふしぜん ふしあく)
というものがあります。


「不思」とは「思わざる⁠」⁠という意味。

「不思善」は「善いことを思わない」
「不思悪」は「悪いことを思わない」

「不思善 不思悪」で「善悪を思わない」
つまり
「善悪の分別をすることなく、
本来をありのままに見なさい」

という意味です。


「善悪を思わない」とは
どういうことなのでしょう?



■ 善悪二元論


「善か悪か」という
二元論的なジャッジ
ものごとを見てしまうと、
現実が
ありのままに見えなくなる
ものです。


善か悪か
正か邪か
白か黒か...

ものごとをこんな二元論で考え、
「どちらが善か」
「どちらが正しいか」
を考えはじめると、

「どちらかは悪」
「どちらかは間違い」

ということになってしまいますね。


それは対立の構図となり、
自分こそが正しく、相手が間違っている
ように思えてくるものです。

おおらかな柔軟な見方ができなくなり、
争いにまで発展します。

私たちの身近に起こる
夫婦ゲンカ
兄弟ゲンカ
友人との仲違いをはじめ、
国家間の対立も
紛争も
戦争も、、、

すべての争いごととは、
元をたどれば、どれもがこの
「自分こそが正しく、相手が間違っている」
というスタンスから
生まれているのだと思うのです。





■ 自分の正しさ、相手の正しさ


人はそれぞれ
自分の価値基準、
自分の正しさを持っています。

そしてその
「正しさ」と「正しさ」がぶつかると、
戦いに発展し、
相手を批判・糾弾し、
裁く」ようになってしまうのです。


お互いを
尊重し合ったり、
気づき合ったり
受け容れ合ったり、
ゆるし合ったり
ということからはほど遠い世界ですね。

■ 本来は無色透明


私たちは
できごとに対してすぐに
「善いこと」
「悪いこと」
と解釈してしまいますが、

本来、できごと自体に善いも悪いもなく、
そのできごとは
ただ無色透明・中立に存在
しているだけです。


そこに私たちが勝手に
意味づけをし、
色づけをし、
自分がつけた意味・色に
悩まされたり、ふり回されたり
しているだけなのですよね(^^;;


例えば、
人生で起きたあるでき事に

「とんでもなく悪いことが起きてしまった」
「最悪の状況になってしまった」
「もうダメだ、一貫の終わりだ」

と意味づけして受けとめると、

必要以上に
ショックが大きくなったり、
動揺したり、
落ち込んだり、、

自分の善悪による「勝手な意味づけ」
自分が苦しめられてしまうのです。




■ アダムとイヴ


エデンの園という楽園にいた
アダムとイヴも、
蛇にそそのかされて
「善悪の知識の木の実」
食べてしまったことで
楽園から追放されてしまいました。

神さまから
「その実だけは食べてはいけないよ」
と言われていたのに、
「禁断の果実」の誘惑に負けてしまった(o_o)

アダムとイヴは
善悪を知らなければ、

平和に楽しく
楽園に住みつづけることができたのに、
それを食べてしまったばかりに
「善悪の知識」を手に入れてしまい、
それで
神さまの怒りを買ってしまったのです。


■ 吐き出すと広がる世界


「善か悪か」
「正か邪か」
「白か黒か」
「○か✖️か」

そんな二元論にしばられるよりも、
この世界の豊かな多様性、
バラエティに富んだおもしろさを
受け容れていったほうが
のびのびと楽しそうですね。


私たちはまず
自分が「善悪二元論」という
ものの見方をしているんだ、

ということを自覚することが必要です。

人はだれもが必ず
価値判断をしているもの。

そうしなければ
この世界で生きていくことが
成り立たない場面は
たくさんありますものね。

ただ、そんな自分の価値判断に
気づいておくこと、
自覚しておくことが
大切だと思うのです(
⁎ᵕᴗᵕ⁎ )


そしてもしも、
もっと自由で風通しのよい人生を
生きていきたければ、

自分を縛りつけている
「自分の正しさ」

手放していく勇気
必要になってきますね。


そう、
自分が食べてしまった
「禁断の果実」を
勇気を出して
一度、吐き出してみるのです。


すると、、
あなたの目の前には
いったいどんな景色が
現れてくるのでしょう(*˘ᴗ˘*)



白黒きっちりつけるのではなく、
おおらかな
寛容な
清濁併せ呑むような
考え方、とらえ方を
育んでいけると、
これまで見えなかった
この世界の素敵なところが
たくさん見えてきそうですね。

私たちが思っている以上に
世界は奥深く、豊かで、
多様性と愛にあふれるもの。


そんな景色を見ながら
生きていきたいなと
私は思うのです(*˘ᴗ˘*)

あなたはいかがでしょうか。

ご自分にとっての
「禁断の果実」とはどんなものなのか、
少し思い返してみるのも
いいかもしれませんね。


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☆ 江杉侑記ってどんな人?


心理カウンセラー・メンタルコーチとして
活動させていただいている経緯など、
綴っております。

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さいごまでお読みくださり
ありがとうございました。

あなたの毎日が
やさしく健やかでありますように。


~安心感と自己信頼感に満たされた人生を~

幸せな自己実現の専門家 江杉侑記

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