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「境界線」が しっかりor あいまい。違いはどこに表れる?

こんにちは☺︎
心理カウンセラー,メンタルコーチ,家族相談士の
江杉侑記(えすぎゆき)です( Ü )

前回は「健康的な人間関係は「●しない」から始まる」でした


前回の記事では
自分の心を守りながら
健康的な人間関係を築くための
ポイントをお話してきましたね。

今日はさらに深く
「健全な境界線」について
考えてみたいと思います☺︎



■ 心理的境界線


境界線とは
「私とあなたは別の人間です」
「自分と他の人とは別の存在です」

という意識のもと、
人間関係の中で引かれる
自分と他者との間の境界のこと。

「自分と他者は
それぞれ別個に独立した
別の人間である」
という感覚
です。


この境界線がしっかり明確であると
いつの間に
人に侵入され、おびやかされていた
という事がなくなるので、
自分の心の中に
安心感が育まれていきます。

また、自分自身も
人の境界線内に侵入してしまって
人をおびやかしてしまうことも
起こりません。

「この境界線からこちら側には
入ってこないでください」
と、

自分の境界線を
しっかり明確にしてあると、
心に安心・安全スペースを確保できるので
リラックスして
人と関わることができるのです。


では、その境界線が
しっかりな人と
あいまいな人では、
日常生活でどのような違いが
生まれるのでしょう?

具体的にみていきましょう☺︎

■ ケース1


ーーーーーーーーーーーーー

あなたは
友人(Bさん)から
気乗りしないお誘いを受けました。

あなたはどう考え、
どのような対応をしますか?

自分が普段どう行動しているか、
よければ
少しふり返ってみてください。

ーーーーーーーーーーーーー


◆境界線がしっかり明確な人は
このような対応をするかもしれません。

「ありがとう
誘ってくれたのはとても嬉しいけれど、
私、このイベントには
あまり興味がないのよ。
だから今回はパスするね。

Bさんはすごく乗り気なんだね、
ぜひ楽しんできてね」


そんなふうに
感謝と共に
自分の意思をはっきりと相手に伝え、
自分が気が乗らないものは断る
ことができます。

自分とBさんは
別の価値観や好みを持つ
全く別の人間なのですから、
そこに好み・興味の違い
が生まれるのは当然のこと。

そこが腑に落ちてあるので、
断るにも罪悪感を持たずに
気持ちよく断れます。


一方
◆境界線があいまいな人は
こんな対応をしがちです。

「このお誘いを断ったら、
Bさんはきっと
がっかりするだろう。
機嫌が悪くなってしまうかもしれない。

今後の友情に影響するのは
避けたいから、
本当は行きたくないけれど、
自分の気持ちは抑えて
お誘いをOKするしかない」

と考え、
自己犠牲的になリながら
相手に合わせてしまうことが
起こりがちです。

自分に断られ、Bさんが
「がっかり」したとしても、
「不機嫌」になったとしても、
それはBさんが自分で引き受けるべき
Bさんの感情ですよね。

それなのに
Bさんの感情の責任を
勝手に引き受けてしまい
自分を抑えてまでして
Bさんの感情のケアをしてしまう。


境界線があいまいだと
自分の感情・課題と
相手の感情・課題

混同してしまうのです。



■ ケース2


もう一つ、別の例を
あげてみましょう。

ーーーーーーーーーーーーー

今朝、友人(Cさん)に
LINEしたのに、
夜になっても返事が来ませんでした。

あなただったら
どんなことを感じ
どんな対応をしますか?

ーーーーーーーーーーーーー


◆ 境界線がしっかり明確な人は

「今日は返信がなかったな。
忙しいのかもしれないし、
疲れているのかもしれない。
人には人の事情があるよね」と、

人は人、自分は自分という
お互いの領域
ちゃんと尊重できます。



◆一方、境界線があいまいだと

「なぜ返信がないんだろう。
私何か気に触るようなこと
言ったのかな。
この前会った時
何か悪いことしちゃったのかな。
どうしよう…」

と、相手の態度と自分を
結びつけ考えてしまうのです。

はっきりした理由もわからない段階から、
相手の事情
すぐに自分に関連させてしまう


これも
自分のことと相手のことを
混同してしまっているのです。

自他の区別の境界線がないからですね。



◆あるいはこのように
受け取るかもしれません。

「返信はその日のうちに
当然すべきなのに、
Cさんは感覚がおかしい」

と、自分の物差しで
相手を評価しがちでもあります。


相手には相手のペースがある
のですが、
自分のペースに当てはまらないものは
おかしいとジャッジして
自分が怒ったり不機嫌になったりします。

境界線があいまいなので
自他の区別ができず、
自分と人の違い
受け入れられないのですね。




■ さまざまな生きづらさ


このように
境界線があいまいだと
日常生活のさまざまな場面で

♦︎自分を抑え人に合わせたり
♦︎自己犠牲的になって人に奉仕したり
♦︎過剰に心配したり


反対に
♦︎「〜べきだ」という考えで
人を批判したり
♦︎自分の感覚を人に押し付けたり
♦︎自分の思い通りにならないと
腹を立てたり

という形になって
よく表れるものです。

いずれにしても
ハッピーなものではありませんよね✧*。ヾ(。>﹏<。)ノ゙✧*。


そうなんです。
健全な境界線
自分を心地よく幸せに
してくれるのです。

そしてその結果、
まわりにいる人たちも
心地よく幸せになっていき、
お互い無理なく
協力できたり
助け合えたり
共感し合えたり、が
できるようになっていきます。

明確な境界線があるからこそ、
相手と健康的に深く繋がれる
ようになるのですね。


人間関係で
しんどいことが多かったり、
生きづらさを感じやすい方は、

「自分の境界線は明確か?あいまいか?」
を考えてみられ、
「心理的境界線」というものを意識して
生活してみると
何かヒントが得られるかもしれません。


ぜひ
前回の記事
前々回の記事
前々回のもう一つ前の記事
もご参考にしてみてくださいね^ ^

応援しています。



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さいごまでお読みくださり
ありがとうございました。

あなたの毎日が
やさしく健やかでありますように。


~安心感と自己信頼感に満たされた人生を~
幸せな自己実現の専門家 江杉侑記


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