見出し画像

映画『グッドウィルハンティング /旅立ち』の私の好きなセリフを書いてみます


こんにちは!
海外ドラマや映画のブログを書いているアラカン主婦のミルクです。

今日は不朽の名作のひとつでもある映画『グッドウィルハンティング/ 旅立ち』の紹介です。

この記事は過去記事のリライトです。

(あらすじ・ネタバレ含みます)


当時無名だった俳優のマット・デイモンがこの作品の脚本を書き

アカデミー賞やゴールデングローブ賞の脚本賞を受賞。


『グッドウィルハンティング/旅立ち』1997年・アメリカ公開(1998年・日本公開)

[あらすじ]

ウィル(マット・デイモン)とチャッキー(ベン・アフレック)はいつも一緒につるんでいる不良仲間。

ウィルは大学構内の清掃や工事現場の解体作業の仕事をしている。

実はウィルは学歴はないけれども、一度読んだ本を瞬時に記憶してしまうような天才的な頭脳を持つ青年で
ハーバード大学生も真っ青になるくらいの知識力や理解力そして記憶力を持っていた。

しかしウィルは幼少期に父親からひどい虐待を受けたことで
心に大きな傷を抱えていて、どこか人生を投げやりに生きている。

そんな屈折した心を持つウィルが唯一心を許せるのは
口は悪いが心優しい不良仲間のチャッキーやその友達だけ。

ウィルが起こしたある暴行事件がきっかけで、彼はカウセリングを受けることになる。
初めはカウンセラーの大学教授(ロビン・ウィリアムス)に反抗的な態度しか示さなかったウィルだったが、本音でウィルに接してくれる教授の優しさに触れていくうちにいつしか二人は心を通わせていく。

愛情深い大学教授のおかげでウィルは父から受けた虐待との過去に向き合いようやく立ち直って前に進もうとしていたのだが・・・


人から愛された経験のない彼は自分が愛されるはずがないとどこかで思っていて、恋人と自分から無理やり別れたり

カウンセラーの大学教授とも意見の食い違いから再び反抗心を持ってしまって、また自分の殻に閉じこもってしまう。

過去のトラウマは なかなか簡単に克服することはできない

そして、せっかくウィルの頭脳を評価してくれた企業のエリート職につけるチャンスも棒に振る。

そんな投げやりでヤケクソ状態のウィルに不良仲間のチャッキーが言う言葉が素敵だ。

工事現場で休憩中に二人でビールを飲みながら、チャッキーはウィルにこう言う。
(ビールをちびちび飲みながら、あえて軽い感じでウィルに言うセリフがカッコイイ)

『お前は当たりの宝くじを持っているのに現金にするのを怖がっているんだ。
お前は俺たちとは違う、時間を無駄にするな。もし20年後もここで俺たちとつるんでいたり、工事現場で働いていたりしたら俺はお前を殺してやる。』

チャッキーの言葉『グッドウィルハンティング』より

つまり当たった宝くじを換金するのは誰からみても当たり前のことなのに
それをしないなんて
『お前は馬鹿か!早くしろ』とチャッキーはウィルに暗に伝えるのだ。

そしてもうひとつのセリフ

『俺が一番 心躍る瞬間を教えようか?
それはな、ある朝お前を車で迎えに行っても家にお前はいない。お前が”さよなら”も、なんの挨拶もせずにお前がただ去ったんだ、と知る瞬間だ。』


チャッキーの言葉『グッドウィルハンティング』より

これは俺に別れなんて言わなくてもいいし、仲間の俺たちに気遣いなんかしなくていいから
お前はお前の道を進めと告げた言葉だ。


そして映画のラストシーンがこのチャッキーのセリフを彷彿とさせて感動してしまう。

泣けます〜

はたして、親友チャッキーの言葉を聞いたウィルはその後どんな選択を取るのだろうか?

友達の絆って・・・


本当に友のことを想いその人の幸せを願っているなら

同調するだけでなく
たとえ別れが悲しくても、友が遠くへ行ってしまうと分かっていても
そして本音を伝えるとその人に嫌われる可能性があっても
本当の気持ちを伝える勇気が必要なのだろうな。
表面的な友情ではこんな言葉は言えない。


私にはチャッキーのように友に本音を伝える勇気があるのだろうか?
本音で話せる信頼関係を築けているのだろうか?

残念ながら自信を持って『YES』とは言えない

だからこそ、この映画のこのシーンとセリフにいつも感動してしまう。

そして素晴らしい信頼関係を持つ チャッキーやウィルの男の友情がとっても羨ましい。

私にも若い頃、友達と悩みを打ち明けあったりした思い出はある
ただ、友達がウィルのように人生の岐路に立った時に
『私は友達に本音を伝えられただろうか?』と自問してみた。
もちろん友達の気持ちや考えを尊重することは大切だが
『絶対にそれは違うよ。』と思ったことでも
自分の立場を守りたくて伝えなかったり
友達に嫌われたくなかったりして、言わなかったことがあったことも事実。

もしかしたら、私が若かったその頃の自分に無かったものを求めて、
この映画が好きで何度も何度も観てしまうのかもしれない。
(これまで何十回も観ている)

『もし、私がチャッキーなら?』

『もし、私がウィルだったら?』と考えながら・・・

『グッドウィルハンティング/旅立ち』は私の感動青春おすすめベストムービーのひとつ。

若い頃のマット・デイモンとベン・アフレックがフレッシュで初々しくてカワイイんです ❤️

マット・デイモンとベン・アフレックはプライベートでも親友。

『いつか自分たちで映画を作ろう』と夢に向かって進み、そしてこの映画で実現させました。
そんな彼らの友情がこの作品からも自然に感じられるのかもしれません。

『グッドウィルハンティング/旅立ち』はU-NEXTやamazonプライムビデオ、Hulu で配信中です


最後のウィルの決断は?



貴重なお時間、最後までお読みくださりありがとうございました 🥰

スキや甘めのコメントいただけるとうれしいです。

よろしくお願いいたします。


[トップ画像はAmazon プライムビデオ引用]

この記事が参加している募集

スキしてみて

映画感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?