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福島に来て7ヶ月。後編

前回、ネガティブ面ばっかり書いてしまったので、ポジティブ面も。

私はスーパーが嫌いだった。
一番は寒さ。それ以外思いつかないけど、単純に置いてあるものに興味がなかったのかな。

それがなんと、自分でもびっくりだけど、今は近所のスーパーが大好き。
理由は、
・安い
・食材に土地らしさが出ている
・始めて見るものがある
・雑多に置かれてる
・観葉植物コーナーができた

パッと思いつく限りこんな感じで好き。

安さは面白くて、まず米が安い、美味しい。
あとフルーツ大国だからフルーツも安い。
米は大の大大好きなので嬉しい。フルーツは、今まで大阪だと高くて、しかも売ってるものも種類が少なくて。
こっちだと、新鮮で安いし、種類も豊富。
よく買ったのだと、プラム、りんご、早生みかん、桃、さくらんぼ。

食材に土地らしさが出ている
に関しては、私は、正直多分舌バカで、基本的になんでも美味しいと言って食べてる人で酸味が〜とか甘いのに〜とか、甘い感想が言えない。笑
あとはすぐに食べてしまう。食べることは好きやけど、こだわりはなかった。

それが福島に来て、その土地で育ったものを食べたり、始めて食べた野菜を覚えたり、その土地の郷土料理を食べたり、今は何が旬なのか知ったり、酒蔵がたくさんあったり、木桶仕込みの醤油屋さんがあったり、、
保存食が有名なので、自分でも漬物を作ったり。
そうしてるうちに、料理も最近好きになってる。

こうして書いてて気づいたけど、自分の食育になってる。

大阪ではその土地のものが売ってるスーパーなんかは自分で探さないとないし、
大阪で有名な食べ物とか郷土料理ってあったとしても家庭で作らないし食の奥ゆきみたいなのがない気がするし。(大阪を蔑んでるわけでないけど)
私の母は忙しかったので、毎日手の凝った料理はできなかったし、みんなで食事を囲むってことも少なかった。だから誰かにこれは〜でね、って教わることもない。

今思えば寂しい話だけど、それが当たり前だったし、そういう家庭も少なくないはず。

話が脱線してきそうなので戻すと、福島に来て自分の食に対する意識が変わった。

それ以外はまだ、ないかなー
あ、あと山がすぐに見えること。

自分の好きな景色とか、テンション上がる景色、心がフワッと温まる景色がすぐに見えるのっていいよねー!
私は絶対的に山だから、ここは福島、最強。

自分の中でパワースポットみたいなものって、なんでもいいけど知ってるといいなと思う。私でゆえば山と、昔ながらの家の姿(会津に多い)と、ほっそい路地とか。

これからの冬の寒さが怖いけど、その中でもいいこと見つけられるといいなぁ!

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