ふくらはぎJAPAN

ラグビーを幼少から社会人まで27年間プレー。ラグビー日本代表とワラビーズを応援。 大切…

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ラグビーを幼少から社会人まで27年間プレー。ラグビー日本代表とワラビーズを応援。 大切にしている信念はプロゴルファー渋野日向子プロを見習って「いつも笑顔で」。 関西人の伝家の宝刀「知らんけど」を連発するかもしれませんが軽く「笑顔」で流してください。 趣味はゴルフ。

最近の記事

世界に負けないウイング

福岡堅樹さんは世界屈指のウイングだっただろう。 その凄さは1歩目からトップスピードになれるというか、5m走があれば世界のどのウイングにも負けなかったのではないかと想像する。 ラグビーは、というかスポーツの球技全般に言えることだが、5m、10m足が速い才能は最も優れたギフトだ。 ラグビーの解説などでお馴染みの大畑大介さんも、福岡堅樹さんにも負けない同じ才能を持った選手だった。 僕は大畑大介さんが選手時代に対戦したことがある。 後にも先にも僕

    • インターセプト

      ニュースなどでラグビーのハイライトを流す時に、インターセプトでトライが生まれた場合、「素晴らしいトライ」と大きく取り上げられることが多い。 確かに華があるトライだ。 サッカーやバスケットではインターセプトは比較的頻繁に起きるプレーだ。 しかしラグビーでは珍しいプレーとなるのは、2つのルールによるものだと考える。 1つめは、スクラムやラインアウトなどのセットプレー、ラックなどが形成されるたびにオフサイドラインが発生することにある。 これにより、

      • ラグビーの縦のライン

        ラグビーは、サッカーの試合中に1人がボールを手で持って走り出したことで生まれたスポーツと言い伝えられている。 いわば、変化から生まれたスポーツだ。 そうして生まれたからだろう、ルールも変化し続け、また、他国から国籍を取得し代表選手になれるのが比較的ユルいのも特徴的だ。 ノーサイドという言葉が象徴的で、相手も相手チームであって敵ではないという発想から、自由な選択ができるようになっていったのではないかと想像する。 ラグビーをあまり観ない人に「ラグビー日

        • ラグビーリーグONEに対するひとつの疑問

          日本ラグビーリーグONEが開催された。 各チームの素晴らしいゲームを観ることができた。世界トッププレーヤーの活躍、日本人選手の活躍も目まぐるしかった。 ラグビーファンとしては来年もさらなる発展を願うばかりだ。 しかし、僕の中でひとつだけどうしても疑問に感じたことがあった。 それは「ノットストレートのジャッジの厳しさ」だ。 ノットストレートとは、ラインアウトのスローイングで真っ直ぐボールが入らないと取られる反則のことだ。  全ての試

        世界に負けないウイング

          プレスキックの重要性

          前回、キッカーの話をしてこの選手のことを一言も出さないのは失礼だ。 イングランドの至宝 「ジョニー・ウィルキンソン」選手。 第5回ラグビーワールドカップ優勝のメンバーだ。 ラグビーワールドカップの優勝チームはこの第5回大会以外全て南半球が優勝している。 北半球勢唯一の優勝だ。 そしてこの優勝は彼のキックがなければなし得なかっただろう。 この時のイングランド代表は第4回大会終了からの4年間、ほぼ固定メンバーだった。 4年もあれば若いメンバー

          プレスキックの重要性

          日本代表に最も必要なセットプレー

          ラグビーにはセットプレーと呼ばれるものがある。 キックオフ、スクラム、ラインアウトだ。 これはプレーが止まったところからスタートする。フォワードが起点となっている。 セットプレーが安定していると次の攻撃がスムーズに展開できるので、セットプレーの安定は最も求められることだ。 しかし僕は、この3つよりさらに大事なセットプレーがあると考えている。 それは「プレスキック」だ。 ラグビーではペナルティでのプレスキックで3点、トライ後のゴールでのプレスキック

          日本代表に最も必要なセットプレー

          フロントローというポジション

          ラグビーを観る時に、1番~3番フロントローを常に目で追いかけることもしてみてほしい。 まず、スクラムでは当然100%の力で血管がブチ切れるほど押しこむ。 ラインアウトではリフティング(飛んでキャッチする選手を持ち上げる)してモールならばスクラムと同様、当然血管がブチ切れるほど押しこむ。 スクラム、ラインアウトでは鼻血が出るほど押し込んだ後、ボールが出ると直ちに走り出すのだ。 それが10や20フェーズまで継続することもある。

          フロントローというポジション

          2015年ワールドカップ、日本代表とエディ・ジョーンズHCがラグビーの根本を教えてくれた

           2015年、ワールドカップでの日本代表はエディ・ジョーンズHCが率いていた。2015年の予選プールの4試合はラグビーの根本的なところを観せてくれた。  「やっぱりラグビーは走れば勝てるんだ。」  「交代選手の起用でこれほど展開が変わるんだ。」  「もしかしたらラグビーというスポーツは日本人に向いているのかもしれない。」  日本代表はとにかく走っていた。タックル、ラックに入り、寝てもすぐに起き上がってすぐに走り始めた。とにかくこれをひたすら続けていた。 僕もラ

          2015年ワールドカップ、日本代表とエディ・ジョーンズHCがラグビーの根本を教えてくれた

          2015年の歴史的勝利、その先に夢の勝利を…。

           2015年、第8回ラグビーワールドカップで日本代表が南アフリカを相手にジャイアントキリングを起こした。 後半20分からノーサイドまで涙が止まらずに応援したのを覚えている。 心から感動した。 自身もラグビーを幼少から社会人まで25年間経験してきて、日本代表が南アフリカに勝つところを観ることができるなんて、僕が生きてる間に絶対にないと思っていた。 ラグビーといえば、ワールドカップ過去の優勝国、準優勝国をみてもわかるようにニュージーランド、オーストラリア、

          2015年の歴史的勝利、その先に夢の勝利を…。