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「やりたいこと」に対して「なりたいもの」で答えてしまう落とし穴

質問です。

「あなたの本当にやりたいことは何ですか?」



ブログにお越しいただきありがとうございます。
心理カウンセラーの飛田竜之介です。
よければ最後までお付き合いください。


・自分が本当にやりたいこと
・自分にとっての天職
・自分らしい幸せな生き方

それら「ライフワーク」を見つけるための質問が
「本当にやりたいことは何ですか?」

というものです。

ですが、この質問に対して
「やりたいこと」ではなく「なりたいもの」を
答えてしまうというよくあるパターンが存在します。

実は、この「なりたいもの」で答えてしまうのは
自分の可能性を狭めてしまうものであり
本当にやりたいことに辿り着けなくなる落とし穴でもあります。


では、なぜ「なりたいもの」で答えてはいけないのか?


例えば……
「本当にやりたいことは何ですか?」
という質問に対して
「俳優です」
となりたいもので答えてしまった場合を考えてみます。

俳優になると考えてしまった場合、
一般的に考えられるのは
どこかの劇団か芸能事務所のオーディションを受けて
そこに所属をします。
演技のレッスンを受けて、事務所からお仕事をいただいて……

という既存のルートしか見えなくなってしまいます。

それもそのはずで、「俳優になる」を実現するために
脳は思考し行動するのですから。

もし、その既存のルートのどこかで失敗してしまえば
その人の俳優になるという道は閉ざされてしまいます。


これはとてももったいないことです。


ここで、少し最初に戻ります。

「本当にやりたいことは何ですか?」
という質問に対して
「やりたいこと」で考えます。

・お芝居を通して見てくれた人に笑顔を届けたい
・舞台や映画など作品に触れることで感動を伝えたい
・見てくれる人に演技をする楽しさを知ってもらいたい

など、「やりたいこと」は多岐にわたります。
そして、その実現方法は1つではありません。

もちろん
・劇団、もしくは芸能事務所に所属して仕事をもらう
というのも実現方法の1つです。
ですがそれ以外にも……
・YouTuberでお芝居を発信する
・エンターテインメント施設でお芝居を届ける
・自ら演劇集団を組織する
など、実現方法が「なりたいもの」では既存ルートしか
見えなかったのに対して
「やりたいこと」で考えると、いくつかのルートが見えてきます。

もし、1つのルートで失敗したとしても
また別のルートで叶えていくことが可能になります。


僕たちは小さいころに
「将来なりたい職業は何ですか?」
「将来の夢は何ですか?」
という質問を何度かされてきました。

そのたびに、ほとんどの人が「なりたいもの」で
回答したのではないでしょうか?

・野球選手
・ケーキ屋さん
・消防士
・警察官……などなど

これは、子供なので当然仕方がないと思います。
ですが、その頃の経験(癖)により
大人になった今でも、「なりたいもの」で考える人が
多くいるのも確かです。

さらに、「やりたいこと」という質問に対して
「なりたいもの」で答えてしまっている
ということに気が付いていない人がほとんどです。


・夢
・本当にやりたいこと
・ライフワーク

それらを見つけたいとき、
まずは「やりたいこと」で探してみるのはどうでしょうか?

自分のやりたいことに職業名がなくても構いません。
そもそも僕が子供のころは「YouTuber」なんて仕事はありませんでした。

そして、やりたいことの実現方法は世の中に溢れています。

「どうせできないよ……」
「こんな夢物語抱くだけ無駄だ……」

そんな思考のブレーキを外して
1度、考えてみてください。

それがあなたの「本当にやりたいこと」
に近づくための第一歩になるはずです。


最後まで読んでいただきありがとうございます。
また次の記事でお会いしましょう。

では🙌

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