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No.11/「クリエイティブでいるために」から始まる読書/【生産性】(著 伊賀泰代)

一つの壁と思っていた10日を超えて、素晴らしい!と自分を労うと同時に、少し目を逸らしていた部分に目を向けようと本を選択しました。それは、生産性という部分について。「楽しくクリエイティブに仕事するにはそんな難しく考えすぎてはダメよ」と悪魔の囁きが聞こえてきそうですが、一見対極にありそうなイノベーションと生産性について少し学んでみたいと思います。

『1ヶ月 毎日 本を読む』ルール


11日目はマッキンゼーで長年コンサルや人材マネージャー、採用マネジャーを務めた伊賀泰代さんの【生産性】と言う本を読みました。いざ、ルール確認!


【ルール】
・手に取ったら、まずなんで取りたいと思ったのか、読みたいと思ったのか自分の心を深掘りして記す
・丁寧というよりはザッと読む
・要約と感想を書く
(ダラダラ書かない為に20分制限を設ける)


です!

手に取った理由

前職でも結構目を逸らしてきた内容で、「結果をしっかり残せば多少時間がかかってもいいよね」という思考が少なからず自分の中にずっとありました。『チームのマネージャーとしてチームの生産性を高めたい!でも残業はできないから持ち帰って家で作戦を立てる。』一見頑張ってるなぁと見える事柄ですが、継続的に出来ることじゃないし、脳は疲弊しすぎて時間もかかり生産性はとても悪かったと思います。その時はその時のベストだったと思います。ただ、せっかくならもう一歩、自分をある意味楽させるためにも、生産性に目を向けて仕事をすることについて真面目に学んでみたいと思います!

要約してみる

今の日本において「働き方改革」で一番変えなければならない点。それは【生産性】である。
【生産性】と聞くと、工場のオペレーション分野にのみ適用されるモノという感覚や、予算を削減すれば良いという認識が多く、それは「企画職や採用などではあまり深く考えられていない」という指摘から始まる。

次に、「イノベーションの結果、生産性が向上した」というイノベーション→生産性UPの矢印は考えられているが、逆の生産性UP→イノベーションの矢印は考えられていないという問題を挙げ、イノベーションが起こるまでは対症療法していないことに対して、生産性を意識しない会社がイノベーションを起こし続けることは難しいことも指摘している。

イノベーティブな(革新的な)ことを思考をする為に、必要な時間を確保するには、作業的な仕事の生産性を上げることが必要であり、それは全業務において意識する必要がある。そうすることで画期的なビジネスモデルが生まれるとのべる。

読んでみての感想

まだ少し早かった!というのが正直な感想でした。慣れない単語だらけでとても頭を使いました。わかりやすく書かれているのですが濃密すぎて1日で挑戦するには酷でした。

ただ、こうやって使いなれない言葉や言い回しを見た後にそのまま難しかったなぁという感想で終わらず、こういうことが言いたかったんだろうなと、今の自分が知っている言葉に置き換え、理解することって成長する為にはきっと必要なことなので、ここ数日の中で一番濃い読書でした。

そして、今日は特に頭が「これは難しい!」と拒否気味で全然進まなかったので、読み方を変えて読んでみました。生産性も意識してみたりして。

読み方変えてみた

Before

  1. こんなこと知りたい!を表紙から考える

  2. 目次で内容予測する

  3. 特に読みたいところ以外はさらっと進む

After

  1. こんなこと知りたい!を表紙から考える

  2. 目次の章ごとに予測されることを自分の言葉で紙に書いてみる

  3. 章ごとに読み終わったら、予測との違いや気づいたことを書く

それほど頭が良くないので、難しい本を読むと本当に進みません。そんな時は区切るに限る。尚且つ、目次の時点で章ごとの内容を自分語で噛み砕いて予測しておくと、文章に入った時にスムーズ読めたりします。ぜひ。

まとめ

直接的に他者に向かってはあまり使いたくない感じの言葉ですが、自分の時間・リソースが限られた中で無駄な工程や作業的なことを削って新しいことを学べる機会や楽しいことをする時間に当てられるのであれば積極的に取り組みたいなと思います!

本日もお付き合い頂きありがとうございました。
また明日。

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