管理職からのいじめ撃退~理不尽と闘う~
みなさんこんにちは、けーた先生です。
私が体験した管理職からのいじめについて、どう乗り越えたかお話をさせていただきます。
1.当時の状況
・小学校高学年2組担任
・体育主任
・特別活動副主任(実質主任)
・30代
2.相手の情報
・教頭
・定年退職の年
・1組の授業だけ入る
・校長は何も言わない
3.いじめの内容
「2組の理科の教材は買わない」
1組のみ授業に入っていたため、1組の教材だけは買うが2組のは買わないんです。
2組の分は私が別で注文・購入していました。
一発目からいじわるでした。
4月のお話です。
「担当でない業務をやっていないとのことで呼び出しされ指導」
体育に関する仕事で、自分の担当の締め切りを守れない先生がいました。
それを体育主任が悪いとのことで指導されたのです。
私はもちろんのこと、他の先生たちも自分の分担の仕事はこなしています。
仕事なんですから、締め切りを守れなかった先生のせいですよね。
「毎日嫌味を言われる」
学級の批判、授業の批判を職員室で毎日言われました。
しかし、学級は大きなトラブルもなく、学力も問題ないんです。
ただの嫌がらせです。
「填補で入った時に好き勝手される」
出張で不在の日、填補に入り、学級のルールを崩壊させられました。
もちろん担任の悪口も。
翌日は毎回最悪でした。
「学級の保護者と個人的につながる」
学校外での保護者同士のトラブルから児童同士の人間関係が悪化しました。
その窓口として教頭が勝手に保護者と携帯でつながったんです。
そのせいで情報が学年にほとんどおりてこないという事態に。
保護者は教頭を信頼。
担任が聞き取りした話と教頭が保護者に伝えた話に食い違いがあり、収拾がつかなくなってしまいました。
これは年度末まで解決できませんでした。
4.乗り切った方法
「味方を増やす」
学年主任に丁寧に接し、時にはフォローに入ることで信頼関係を深めました。
理不尽なことがあれば学年主任から伝えて改善することもありました。
それでも12月からのお話ですよ。
「意見は聞いたふり」
色々意見されることが多かったですが、聞いたふりをして過ごしました。
いじわうなことしか言われないので、相手にしても意味がなかったんです。
「無視」
職員室で周りに聞こえるように悪口を言っている時は無視をして帰るか教室で仕事をしました。
聞いてても嫌な気持ちになるだけでしたので。
「自分の意見を言う」
あまりにもひどい時には直接言い返せるようになりました。
そうすると徐々にいじめは減ってきました。
でもこれは3学期になってからなので、それまでは本当に苦しかったです。
いじわるをする人って根本的に弱いんです。
弱いから余裕がなくなって他人を攻撃するんです。
他人を攻撃して自己肯定感を高めたいんです。
こんなやつに言い返すと決めた人間的に強いやつが負けるわけありません。
反発されると一気にトーンダウンしていきました。
5.乗り切った結果
「周囲の先生が味方になった」
教頭の理不尽さは周りの職員も感じていたことなので、少しずつ見方が増えていきました。
言い返す姿を見て、強いやつだと認識されたのでしょう。
人間って、自分を守るために強い人間につく習性があります。
まさにそれを体感した瞬間です。
「何を言われても言い返せる自信がついた」
おかしいときはおかしい、嫌な時は嫌とはっきり言うことで相手が黙るとわかり、いつでも言い返してやるという気持ちになれました。
これは今でも変わりません。
相手がどんな立場であれ、おかしいことはおかしいと言えます。
それは同僚のためであってもです。
以上が私が管理職からのいじめを乗り切った体験です。
当時は本当につらかったですが、
つらいことを耐えきった結果私自身が強くなりました。
今では管理職でもおかしいときはひるまずに面と向かって、
時には校長室に乗り込んで意見を言えるようになりした。
それがいいかどうかは別として。
自分のことは一番自分が大切にできます。
自分のことを守る力は、教員を続けていくうえでは必要だと思います。
これからも様々な理不尽な出来事に出会うと思いますが、自分を大切にするというマインドで乗り越えていきたいと思っています。
みなさんも自分の気持ちを大切に働いてください。
私がそうなれたのも、すべては「教員実践理論」につまっています。
負けないためのマインドセットや教員の悩みを解決するヒント満載です。
「自分もそうなりたい」と思った方は、ぜひそちらをご覧ください。
最後に、YouTubeでも発信していますので、こちらもご参考にしてください。
けーた先生@若手教員お悩み相談 - YouTube
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