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マザー2っていいよな

mother2のゲームについて個人的な感想を述べる。

volume1

まずは自分が初めてmother2をプレイした小学校低学年くらいかな?そのクリア後の感想についてだけど小学生の時の感想を率直に言うと楽しかったーとかもっと旅がこの仲間達としたかったなーとかどこか

遠足行ってきたような興奮が冷めないような感覚

でストーリーを終える。

一緒に旅する仲間達はちょっと危ない超能力を使える女の子とあのアンドーナツ博士の息子(メカに詳しいオタクチックなやつ)と過酷な修行を積んだランマの国の王子が仲間だ。
みんな世界を救うとは思えない程の子供達なんだけどこの子供ってところが今考えると未来から来たブンブーンはこの時代をちょうど選んで来てしまったこととか子供って本気で望めば何でも出来るんだなとか思えるんじゃないかとか感じて素晴らしいと思う。

それからしばらくはなにもmotherのことは考えないんだけどある時フッとまたその時の気持ちを思い出してまたやろうという気になる(笑)
そうしてmother、mother2、mother3の世界を体験したくなり何回も最初から最後のクリアまでループしてmotherの世界を救ってきた。
ラスボスにまた来たの?なんて常連扱いされるくらいの機能があればさらにいいかなと思った。
mother2はmotherの世界が元となっていてリメイクみたいな感じなんだけどストーリーが全然違う。

motherの最初のあらすじ

を言うと
1900年代の初め、アメリカの田舎町マザーズデイで、1組の夫婦が行方不明になった。夫の名はジョージ、妻の名はマリア。2年ほどの月日が経った頃に夫のジョージは家に戻ったものの、

妻のマリアは帰って来なかった。

ジョージはどこに行っていたのか、何をしていたのか話すことはなく、不思議な研究に没頭するようになった。
時は流れて1988年、マザーズデイでは動物が何かに操られるかのように暴れたり、墓場から屍が蘇り人を襲い出したりと不可思議な事件が起きるようになっていた。ジョージとマリアを曽祖父母に持つ主人公の家でも物が飛び交い家人に襲いかかる怪現象が起こる。怪現象に遭遇した主人公はこの不思議な事件の原因を突き止めようと決意し、

冒険の旅へ出た。

(引用)
最初のあらすじの主人公の祖父母。

ジョージはどした?

って話
妻のマリアもその後どした?って話
なぜこの夫婦がさらわれなきゃいけなかったのか
そしてその2年間妻マリアはなにをされたのか!していたのか!
ここが明らかになった時はもう目から涙がいつの間にか。。
なんて方もいるのかな?

注意!これは日本の作品です(笑)

めちゃくちゃアメリカやん

って(笑)
ラップ現象とか、ロボとか80年代の映画とかによく出てきてたけどその空気感もたまらなく好きなんだよなー。

都市伝説系の話もこの時から好きだった為motherも画面に頭めり込むくらいにやってたのを思い出す。
ここでのアメリカ風な舞台設定と独特なセリフの言い回し等はmother2に引き継がれていくといった感じ。
最初主人公が部屋から出る際に自分の部屋の電気スタンドに襲い掛かられるというトラウマレベルのとこから始まる。

mother2のあらすじは
イーグルランドの田舎町オネットに、隕石が落ちたことから始まる。その隕石から現れたのは未来人を名乗る

不思議な虫ブンブーン

だった。彼から地球の未来に危機が迫っている事、そして自分が地球を救う救世主となるべき存在であることを知らされた主人公ネスは、銀河宇宙最大の侵略者ギーグの野望を阻止するため、世界に散らばる8つのパワースポットと、共に戦う仲間たちを探して旅立つのであった。(引用)

この後のブンブーンの運命やいかに!!


ブンブーンのその後が知りたい方はプレイして確認してくだされ!!
かなり序盤でわかるかと思います!

この先は言えません。
このブンブーンは主人公を守ろうと必死に闘ってくれます。
ここまで責任感が強い虫は後にも先にもこのブンブーンだけでしょう。
超能力も多少使えます。(虫)
攻撃もやや強い。(虫)
そして!!

ブンブーンが語る未来とはいかに!!(虫!!!)


はい、みなさんおわかりでしょうか?
筆者の体度がすでに40℃を超え始めました。
どうも山本小鉄です。
新日本プロレスの鬼軍曹です。

mother2は自分の部屋の電気スタンドに襲い掛かられることはないのでご安心を。

volume2

このmotherを企画した糸井重里さんはジブリ作品の名コピーをたくさん残されている方で
もののけ姫「生きる。」とかは決まるまで相当な苦悩と葛藤があったそうな。
たった4文字なんだけど力強い言葉。
他にもトトロの「このへんないきものは、まだ日本にいるのです。たぶん」これはmotherの匂いがしてきたね!
紅の豚「カッコイイとは、こういうことさ。」
これmotherのどこかで聞いたような。。
ジブリ美術館「迷子になろうよ、いっしょに。」
温かい言葉。
言ってることはめちゃくちゃ拉致問題に取り上げられそうな言葉なのに温かい。

いやぬきい。

他にも色々あるけどもう糸井重里さんの風味というか、雰囲気というか勝手な感想だけど

mother臭

がする。
臭くないよ。
という風になんでもmotherの感じに聞こえてきてしまうといった症状になってしまう。
むしろ他の名コピーの方が多いだろうにどこかmotherを感じてしまう。
これはマザコンなんじゃないかな。
確実にね。

そんな糸井重里さんが企画したmotherの登場人物の名前、看板、セリフ等は糸井重里さんが考えに考えているそう。
なのでここだけでもmotherは楽しめちゃう気がする。
まさに「おとなもこどももおねーさんも」といったキャッチフレーズ通りだ。
mother2のセリフで好きなセリフがある
フォーサイドの町で出会うセールスマン風な男が

砂漠の埋蔵金発掘はどうなったんだろう。もし見つかったらたいへんな金額だろ。何百万億ドルの借金だって返せちゃうよなぁ。オレだったらニッポンへ行って、トーキョーの「かつまん」のヒレカツ定食を3回くらい食っちゃうね。

こんなこと言う奴初対面でいる?(笑)


motherの世界のトーキョーに行ってみたいと感じさせる場面でもある。。

ちなみにこの「かつまん」糸井重里さんの元あった会社の近くで糸井重里さんのごちそうだったそう。
その他は

「ピーナッツ、ウォールナッツ、ヘーゼルナッツ…ピーカンナッツ マカダミアナッツ、カシューナッツ…アーモンドナッツ…ジャイアントコーン、松の実…ひまわりの種、かぼちゃの種…ピスタチオ、柿の種…さて、君はどれが好きですか?」はい いいえとの選択肢が出るがどっちも不正解になる。

なにこれ?
せめて柿ピーわさび味も入れとこうよ←
ナイスなジョークですね!!

あとは
すまぬが、この話しはなかった事にしてくださらんか、セニョール かたじけナイチンゲール!!

こんなことは恥ずかしくて言えナイチンゲール!!である!

とか
…じゃ、さっそくなにか…お礼の品物を…。まだ5年しかはいてない、ぼくのよそいきの靴下です。穴もあいてないし、こないだ洗濯してから一度しかはいてません。ほんの少し臭うけど…大丈夫!です。

いや、いらねーし!(笑)

といった具合でセリフもユーモアたっぷりだ。


セリフだけでも楽しめるがそのゲーム中の音楽もこのmotherシリーズはこだわっていると思う。
mother2は8つのメロディーを集めることを目的とした旅でもあるといったところでもわかると思う。

まずはじまりの町オネットの巷で話題のブンブーンから「おとのいし」を授かる。
この「おとのいし」は全部で8ヶ所ある「おまえのばしょ」なるパワースポットで音を記憶する重要なアイテム。

さすが我らのブンブーンだね!


1つ目をオネットのジャイアントステップでエイトメロディーの音の一部ゲットし最後はファイアスプリングで8つ目のすべてをゲットした後に一曲が完成する。
この曲はmotherのmusic revisitedのアルバムのeight melodiesを聴いてもらいたいと思う。
原作を元に音源を作り直しているアルバムの中での曲となっているが2021年のいまだにサウンドトラック音源が発売されるという具合にファンに愛されているのである。

話が脱線したが、エイトメロディーを集めた後に起こることはその後の主人公にとっても大事なことが起きる。
この後の世界観については主人公は何らかの薬物でキマッちゃったんかなーと思う。
ビートルズもヘロインとか好きだしね。(←関係ない)
マジカントの音楽と色彩と風景が変になるけど不思議と懐かしいような感じがする。
マジカントについてはmotherとmother2の共通して物語のカギを握る大事な場所として存在している。ネタバレになるのでこれ以上は言えないけど。。

さらに物語で出てくる

トンズラブラザーズ

というバンドと出会わなければ物語を先に進められない。
このバンドの元ネタはブルースブラザーズだと言われてるがトンズラブラザーズのバンドの構成は5人組だ。
ボーカル担当のラッキーとナイスを筆頭に、愛用の黒いトラベリングバスで各地を転々とする人気ブルースバンド。
メンバー揃って陽気でお人好しな性格をしており、それが原因なのか行く先々の劇場の悪どい支配人に騙されては借金を背負わされている。
しかし、当の本人たちは非常にポジティブなのでそこまで気にしてはおらず、むしろこれらの状況を楽しんでいるようにも見えるような非常にクールな奴らだ。

ちなみにこのバンドの曲は物語の中で一曲聴くまで外に出られないといった現象になる。
間違えて劇場に入ろうものなら一曲(3分くらい)聴くまで外に出られないといったことを何回も筆者はしてきた。

あーもーまたじゃん!

みたいな(笑)
やった人しかわからないよね。。

この曲に関してもヒャダインやこ今はなき坂本龍一教授がライブでカバーするなどとても愛されている。

作中の曲も先ほど話題にあがったビートルズ曲のパロディーと言われている所がある。
ホテルに泊まった後の音楽はビートルズのグッドモーニンググッドモーニングのイントロとサビが一致しているし、イエローサブマリンに乗る時の曲もビートルズのイエローサブマリンのパロディーが流れる。
他にもザ・フーの「無法の世界(Won't Get Fooled Again)」のパロディーとしてスカイウォーカーという乗り物のBGMとして流れる。
他にもチャックベリーのジョニーBグッドのシーンとかもあったりな具合でやりたい放題だ。
音楽好きな方にもちょっとしたところでニヤっと出来る。

このような魅力がたくさん詰まっているから今でも愛されているゲームだし、筆者の様に何回もゲームの世界をループしてしまう人も他にもいらっしゃるだろう。
まだやっていないという方がいたらその方がうらやましい。
この感動と世界観を新鮮な気持ちで楽しめるのだから。


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