11月8日「いい歯の日」で思い出すこと
ココオル代表(丸田勝也)の中学校の同級生「ゆきわ」です。職業は養護教諭(保健室の先生)です。
あるとき、丸田くんがFacebookのグループで、こんな投稿をしていました。
幼いお子さんも犠牲になった船の事故です。
私も例えるなら、「学校保健」という船に皆さんを乗せて、危機管理とかやっていく立場です。
そんなことを考えつつ・・・
今回は、「いい歯の日」にちなんだお話をします。
お姉さんの歌
私が小学生だった頃のことです。
クラスメートの男子のお姉さんが、保健委員をしていました。
ある日、そのお姉さんが保健室で、保健集会のパフォーマンスの練習をしていました。
お姉さんは大きな歯ブラシを持って、他のお姉さんたちと一緒に「どんぐりころころ」のメロディーで
どんぐりくりくり くりくりこ
むしばになったら さあ大変
歯ブラシ出てきて こんにちは
ぼっちゃん一緒に みがきましょう
と歌っていました。
とても楽しそうで、イキイキとしていました。
私は大人になった
保健集会を終えて、しばらく経った頃、お姉さんは交通事故で帰らぬ人となりました。
私は病弱な上におっちょこちょいですが、命を落とさず大人になり、保健室の先生となった今、子どもたちを前に楽しくイキイキと歯みがき指導を行っています。
そして母親になった
家で幼い娘のためにかけていたCDから「どんぐりころころ」が流れてきて、思わず涙ぐんでしまいました。
子どもさんが亡くなるというのは、本当に悲しいことですね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?