1126億円もの大金を捨ててでも国民の命を守った過去がある
「つぶやき」は別として、私は基本的に、noteは1日に1本なんです。例外はあります。2本目を出したのは今作と、以下の2作です。
今作は、上記の2つ目と関係があります。
少し前、こんな本(2023年8月発行)を買いました。
今回は、こちらからの引用になります。
日野市議会議員の池田としえさんと、ノンフィクション作家の藤原飛鳥さんの対談になっているのですが、池田さんの語りの部分をピックアップして以下に述べます。
議員になりたての頃は、ごみ焼却炉の問題とか、学校給食のこととか、本当によく調べていた。
そしてそんな中、出会ったのが、2009年に起きた新型インフルエンザの偽パンデミック騒動。
新型インフルエンザはとても怖いからワクチンを導入しなくてはと、テレビも新聞も雑誌も今のコロナ騒ぎと同じように一斉に報じて、大騒ぎしていた。
それまでの私は、ワクチンに対して何の疑問も持たずに、子供に打たせていたいわゆる普通のお母さんだった。
これは大変、日野市でも市民のためにワクチンをしっかり確保しなければと、一般質問をした。
私だけではなく、日野でも6〜7人の議員がこのワクチンを確保して弱者から打たせてあげねばなかないとか、そういった類の一般質問を、ほとんど私と同じ論調でしていた。
日野市だけでもそれだけの数の議員が一般質問をしたということは、全国合わせると3万5千人ほど議員がいるので、日本中のそれぞれの地域でも、大勢の議員が私と同じ質問をしたと思う。
その結果、ワクチンはきちんと導入されて皆が接種できるという目処が立ち、安心してそのことは忘れかけていた。
ところが!
年が明けて2010年1月21日、ビックリするような記事が目に飛び込んできた。
新型インフルエンザワクチンの
需要がほとんどなくて廃棄へ!
と、一面トップに出ていた。結果1126億円が無駄になったと…
私はもともと夫が稼いできてくれたお給料を大事に大事に使いながら3人の子供たちを育ててきた専業主婦だった。
だからワクチンが1本も使われずに廃棄されて、1126億円もの途方もない金額が無駄になっただなんて、まるで自分が1126億円をどぶに捨てた張本人のような気分になった。
それで、徹底的に調べた。
すると先行してそのワクチンを打っていた欧州などでは、接種後に驚くほどの数の人が亡くなっていたり、副反応で苦しみ続けている人たちが大勢いることがわかった。
これはおかしいというので、さらに調べた。当時は日本の新聞にも欧州の実態が結構載っていた。
当時は私もインフルエンザワクチンは感染を抑えてくれるものだって、何の疑いも持っていなかったけど、ワクチン接種後の副反応による病態のほうが、感染よりもひどいということがわかった。
それで欧州ではワクチンが余ってしまい、困ったので、ワクチンを十分に調達できなかったアフリカや東欧の国々に売りつけようとなった。
だいたい自分のところで被害者がたくさん出たからって、いらなくなったものを人様に売りつけようなんて発想は理解に苦しみますよね!
当時危険だとされていたカナダのワクチンを、日本は買い込みに行った。
それが2009年の12月27日。その頃には日本ではインフルエンザがほぼ終息していたというのに。
そして翌年1月、感染者がいないにもかかわらず、特例承認している。
でもそのワクチンを国民には打たなかった。当時の厚労省はきちんと調べ、政府は1126億円もの大金を捨ててでも国民の命を守ったともいえる。今にして思えば。
そしてさらにもっと重大な問題があった。
例えば日本だと島国なので、単体で公衆衛生をつかさどれるのだが、欧州などは地続きなので、50か国近くの国々が協力して公衆衛生のための対策を実施していく必要がある。
トップはいつもドイツ。ドイツがいつも中心になって差配している。
ドイツのボーダルク先生という方が当時欧州評議会のトップで、医師であり、国会議員でもあった。その先生が
今回のパンデミックは偽パンデミックだ。WHOと製薬会社が結託して、こんなことをしでかしたのだ!
と、おっしゃっていた。当時はそんな記事が、日本の新聞にもちゃんと載っていた。
私はもう、ビックリして、衝撃を受けました。この世界ではこんなことが隠されていたのかと!
初めて世間に裏切られたような気分になり、私がそれまで思い込んでいた社会観、正義感といったものはどこかに吹き飛んでいってしまいました。
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