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日本のへそからぶらりたび 海士散歩(あまさんぽ) 宇受賀地区編

5月の末頃、初めての北分地区経由で宇受賀地区へ。
海を見ながらのサイクリングは至福のひととき。

心が浄化される景色。

今回は1ヶ月ほど前に散策した宇受賀地区の散策紀行をお届けしたいと思う。

海士町・宇受賀うづか地区とは

海士町地図

現存する最古の神社名簿である「延喜式」の中でも、出雲大社、熊野大社と並ぶ最高位の明神大社に位置付けられている「宇受賀命神社」をシンボルとする地区。

秋になると黄金色の田園風景が見どころ。

海士町・宇受賀うづか地区の散策スポット

宇受賀命神社うづかのみことじんじゃ

宇受賀命神社の入り口
狛犬1
狛犬2
神社の拝殿
本殿
拝殿から臨む鳥居

宇受賀命神社は続日本後記、延喜式にも載録されている古格の神社。

大正4年に本殿が燃えてしまい、文書郡が燃えてしまったといわれているが、火災を免れた大般若経は海士町有形文化財に指定されている。

【年中行事】
宇受賀命神社のあご石神事
海士町指定無形民俗文化財。元日のお祭りである歳旦祭の神事で、五穀豊穣と豊漁を祈る。祭りでは飛魚あごに見立てた楕円形の小石・あご石を本殿に納める。その際に前年に納められた「あご石」を取り出し、海の方角に向かって「大漁だいりょう、大漁、大漁」の掛け声とともに1つづつ投げるという珍しい神事。

アゴとは九州から日本海側にかけての方言でトビウオを意味する言葉。

・例祭
2024年は大祭で7月10日が祭典(神社)。11日が祭典は御仮屋で開催。


・宇受賀漁港

どこかノスタルジックな感じがいい雰囲気を出している。


・港近くの船小屋

海士町宇受賀地区の船小屋は素朴な佇まいで、昔の暮らしを覗かせてもらっている気分になった。
船を雨風から守るためのものだそう。
こうした風景はずっと残っていてほしいものである。

・宇受賀公民館

公民館外観


海士町・宇受賀うづか地区の個人的なイチオシ風景

三郎岩のマンホール
お地蔵さん同様海士町の至るところに庚申の石碑がある
お地蔵さん達①
お地蔵さん達②

海士町・宇受賀うづか地区を散策してみて

宇受賀命神社の近くの田園風景を見ると、季節のうつろいを感じることができると思うと秋が待ち遠しい。

黄金色に輝く稲穂の田園風景を見ると、地元兵庫県の山田錦の田園風景を思い出すだろう。そのくらい田園風景には思い入れがあるので見にいきたいと感じた。

神社周辺の風景を見るとなぜが気が引き締まった。

散歩するときっと気持ちいいんだろうなあ。そう思った宇受賀散策だった。

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