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【面談上手と定評アリ】わたし流・相手に喜ばれる聞き方メソッド

こんにちは、にんにんです。

わたしは仕事でいろいろな人の話を聞く機会が
多いのですが、

「にんにんさんってすごく話を聞くのが上手」
「なんか色々と話してしまう」と
言われることが度々あります。

今日は、なぜそう言ってもらうことが多いのか、
話を聞く時に気を付けていることなどを
お話ししてみようと思います♪


なぜ話を聞くことが得意になったのか


そもそもわたし、小学生の頃から母の話を聞くことが
とても多かったんです。

母子家庭ということもあったし、
子ども兼母のカウンセラーみたいな感じで
愚痴とかを頻繁に聞いていました。

別に聞きたくて聞いていたわけではないですが、
しばらく聞いてあげると母が楽になる様子があって
それは嬉しく感じていました。

そんなこんなで、友達の話もよく聞いていたと
思います。

友達からは、
「にんにんは何を言っても否定してこない。
いい意味で聞いてるのか聞いてないのかゆるく
聞いてくれるから、なんでも話しちゃう」と
言われたこともありました。

友達の言う通りで、ぶっちゃけわたしは
あまり人に興味がありません。(笑)

詳しく言うと、その人の思想や考え、行動を
正してあげようと思わず、話を聞くことに
全振りすることが多いと思います。

なぜかと言うと、相手を否定しても
相手の行動や考えは変わらないからです。 

それなら、相手の話をほどほどに聞いて
相槌を打っていた方が、相手も嬉しいですよね。

仕事で人の話を聞くようになってからは、
精神疾患のある人や、かなりメンタルが落ちている人、
悩んでいる人の話を聞くことも多くなりました。

仕事では、母や友達の話を聞くよりも
もう少し深めて話したり、聞き出す必要があります。

そのため、臨床心理学のテクニックはよく
活用しています。

ここからは、わたしが心がけていることを
お話ししてみますね♪

話を聞く姿勢

カウンセリングの基本的な知識になりますが、
話を聞くときは、真正面より斜め45度の角度の位置に
座ると、お互い話しやすくなります。

対面しないといけない時以外は、基本的に
斜め横あたりに座ってお話しするようにしています。

じっと相手の目を見て話を聞くより、なんとなーく
上半身あたりを見つめるのがオススメです。

相談された時になんと言えば良いか


相談を受けたときに、気の利いたことを
言う必要は全然ありません。

人の相談を受けたときに大抵まず思うのは、
「なんて言ってあげればいいんだろう?」だと
思います。

その気持ちはとてもわかるし、わたしも最初は
そうでした。

「どうしよう、相手はとても悩んでる…何を言えば
相手の気持ちを軽くできるんだろう⁈」と
悩むことが多く、相談を受けた後はかなり
疲れていました。

人の話を聞いてそれにコメントするためには、
ある程度自分の中で軸というか理論が組み立てられて
いないと、なんと言えばいいかわからないことも
多いと思います。

ただ、意外と人の話を聞いた後って、
何もいう必要ないんです。

答えを求められたら、
「そうだね。あなたは、どうしたいと思ってるの?」と言えば良いんです。

なぜかというと、基本的に本当はみんな自分が
どうすべきかわかっているからです。

そこに蓋をして抑圧していたり抵抗感があるだけで、
本当はどうすればいいかわかってるものです。

なので、相談を受けた側は答えなんて別に
いう必要はないんです。

では、どうやって話を聞けばいいかというと

  1. 傾聴

  2. 繰り返し

  3. 受容

この3つが大事かな、と思います。
一つ一つ説明してみますね!

話を聞く時に役立つスキル

1.傾聴

その名の通り耳だけでなく
心も相手に傾けて、聴くことです。

自分の中の常識や価値観は一旦置いておいて、
徹底的に相手の立場に立ったときに自分なら
どう感じるか?を考えつつ聴くことですね。

2.繰り返し

よく出てくるテクニックですが、
相手の言ったことをオウム返ししたり
少し要約してあげるといいと思います。

例えば、「最近仕事がきついんだよね」と言われたら
「仕事がきついんだね」と言ってあげたり、

「彼が〇〇してきて、ひどいと思わない?!」と
言われたら、「〇〇されて嫌な気持ちになったのね」
と言うような感じです。

これをすることで、相手は「聞いてくれてるんだ」と
感じますし、繰り返された言葉を聞くことで
自分の状況を客観的に振り返ることができるように
なります。

3.受容

相手の言っていることを受け入れることです。

「いや、それはあなたも悪かったんじゃない?」
「〇〇したら?」と相手の感覚を受け止めずに
代替案を提供するのではなく、

「そうか、あなたは〇〇と感じたんだね」と
相手の気持ちをそのまま受け止めてあげると
「わかってくれてる…」と嬉しくなると思います。

最後に

わたしも、まだまだ面談技術や話を聞くスキルは
成長段階です。

ただ、上記のことを意識するだけでもかなり
聞き上手になれるかと思います。

話し上手である必要はありません。
そもそも、みんな自分のことを話したいだけで
気の利いたセリフを求めているわけではありません。

ただ、相手の気持ちを受け止めて、反射してあげるだけで大丈夫です。

そもそも、人の考えや行動って、正されたり
指摘されて変わるものではないですよね。

自分の気持ちを受け止めてもらう経験を積むことだけが、人間の成長につながるのではないでしょうか。

気持ちを受け止めることの大切さについては
こちらの記事にも書いていますので、
ぜひご覧ください。

今日も読んでいただき、ありがとうございました♪

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