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自分の健康さを図るお酒

さて、今回はお酒の話です。

健康のためならそもそもお酒はやめた方がいいじゃないの?

その通りかもしれません。。。

百薬の長とも言われる時がありますが、それって飲む人の口実でしょ?

その通りです。言い訳です。 まあお酒は嗜好品ですしね。。。

飲まない方が良いという実験結果は出しやすいと思います。でもこれだけ寿命がこれだけ伸びてどれだけ健康リスクを下げたいんだ とも思いますが。

長寿になり人生100年時代と言われて 表では私達は人生の自由な時間が増えた。好きなことを今まで以上に出来る。孫の成長を長く見れる事ができる。定年後の第二の人生を桜花しよう。という建前
一方その裏側では、健康になりましたね。社会福祉費用も無いですし、出来る限り働き続けましょう。自分の生活は自分で支えましょう。という本音。
働けなくなるくらいの体調になったらそもそも海外旅行なんてできないでしょがと。社会の変化が早くなった昨今、セカンドライフとしての仕事で社会についていく事が出来るのか?

なので飲み過ぎでもなく、
もし嫌いで無いのなら無理して抑えることもなく、
中間的な程よい感じで飲むのが良いのでは無いかと思うわけです。

そしてどうせ飲むなら、健康を意識する飲み方を知っておくのも良いのでは無いでしょうか?
味覚と健康の話は↓でしました。今回は日本酒を使って、健康さや体調の良さを感じることについてです。

日本酒は一般い以下の様な4ジャンルに分けられます。この中で健康を確認するのに選ぶが左の2つです。
理由は、刺激が強く無いからです。もちろんお酒の銘柄によるのですが、右側の熟酒や醇酒と比較すると左側の薫酒や爽酒の方が刺激が少ないくて自分の味覚の正常さに気が付きながら飲む事が可能です。

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薫酒とは・・・アルコール感が少なく、ほんのり甘く、香りが豊かで、
        水の様な綺麗なお酒。お花見の時や日本酒を飲む一杯目に
        薦められるやつですね。

爽酒とは・・・薫酒ほど甘くもなく、香りも少なめ、舌にまとわりつく事も
       ないので夏には丁度良いですね。

この二つは自分の味覚の調子の良さを図るのに丁度良いのです。主張は控えめなのですが、長く味がするので余韻にひたる事ができます。

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匂いはどうか、飲んだ時に最初に刺激が来るのは何か?
塩っけは無いですが、上の美味しさの持続時間と美味しさの強さの図で言うと、まずは酸味と、あとは揮発する香りを感じます。
そしてその後に甘味と旨味を感じる一時が訪れます。
甘味については、甘い香りがするアミノ酸系の成分に起因するとすぐ消滅しますが、デンプン由来の甘味だと長く甘味が続きます。まだまだ以下の様にいろんな味や風味が含まれております。

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一方、体調が悪くて味覚がすぐれない時だと、
普段飲んでいる時と違う味に感じたり、味気なさを感じてしまします。
コーヒーを飲みすぎたり、ストレスが溜まっていれば、
酸味を感じにくくなります。
唾液成分が正常でなくなり、酸味を構成するH+ が効率よく舌に吸収されないためです。

砂糖を取り過ぎれば、甘さを感じなくなります。味覚は相対評価なのでその前に飲食していたもの感性がひきづられます。

鼻が詰まれば、匂いを感じないので味気なくなります。人が感じる味、と言うか風味の80%以上は匂いによるものだと言われております。
りんごも鼻を塞ぎながら食べれば、りんごとはわからないシャリシャリした食感の食べ物の様に感じてしまいます。

どうせ飲むなら、風味を楽しむついでに健康さを感じながら飲む事で一石二鳥となります。

日本酒会を開き始めて気がついたのは、体調の良さで味が変わると言う事でした。今更ですか、、と思われる方も多いと思いかもしれませんが。。
よく体調万全にして来るね!なんてメッセージをくれる人もいましたが、体調が良いほど美味しく楽しく味わえるお酒が日本酒なのです。

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

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