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「ただ信じるだけでいい」キャリアブレイク勉強会より

「ただ信じる」

意外と難しいことだと思う。
言葉で信じてるよって言うのは簡単だけど、まっさらな状態で相手のことを「ただ信じる」って、私自身できてないことが多いかなって。別に何かを疑ってるとかじゃないんだけどね。


昨日は、キャリアブレイク勉強会があって、東京開催ということで現地参加してきました~!

シーメイトのにーにさんが前日にツイートされてるのを見て、ぜひお会いしたいですってリプして一緒に参加しました!初対面とは思えないくらい居心地が良くて、いろんなお話ができて嬉しかったです🥰🤝ありがとうございました💕

実は、IWSのときに、ボールペンのインクが切れたって嘆いてるツイートに優しいリプをくれたのが、にーにさんだったことが判明して(言われて気づきました)、「あのときの!!!」ってなりました(笑)

私が「キャリアブレイク」という言葉に出会ったのはここ半年くらいだと思います。キャリアブレイク研究所の北野さんのTwitterを拝見したことがきっかけはだったはず。11月に「むしょく大学」がオープンすることを知って即入学!ずっとオンライン授業だったから、オフラインでお話が聞けて有意義な時間になりました!


イベントレポというよりは、感じたことや印象に残った言葉を残しておきたいな~って思います。割といつもの感情垂れ流しnoteに近いかも(笑)。たぶん時系列もぐちゃぐちゃになりそう。

ただ信じるだけでいい

タイトルにも入れてるこの言葉を聴いたときにピンときたことがあって、それはBUMP OF CHICKENの「アカシア」の歌詞。BUMPのライブ参戦レポ(福岡大阪)でも「アカシア」への想いを語ったばっかりで、そろそろ飽きられそう(笑)。いかにも藤原基央節!って感じで大好きな歌詞だからずっと心の中にある言葉なんだけど。

転んだら手を貸してもらうよりも
優しい言葉選んでもらうよりも

隣で (隣で) 信じて欲しいんだ
どこまでも一緒にいけると

「アカシア」より

ほんと歌詞のまんまなんだけど、何かしてほしいわけじゃないんだよね。むしろ触れてくれるなというか、今まで通り接してほしいというか。

昨日も、無職って言うと勝手に「弱者」というラベルを貼られるってお話があって。弱者じゃなくて「転機」なだけって言葉も素敵だったし、「転機フレンド」って言葉をもっともっと広めたい。そういうタイミングあるよね~くらいに思ってほしい、切実に。

私も退職してから感じてきた部分で、いま仕事してないんだよね~って言うとまず絶対に心配される。「大丈夫?」って言葉は気遣いゆえだとは思うけど、信じてもらえてないんだなあって寂しくなる。私の場合は、両親が完全にこのパターンで、母は国家資格の専門職だからそれでキャリアを築いてきたし、父も1社で勤めあげて数年後には定年を迎えようとしている。その時代の「正解」をまっとうしてきたから尊敬はするけど、その価値観のまんま私にぶつけてこないでおくれ~~~ってずっと思ってる。退職して、自分がマイノリティ側(※本当はサイレントマジョリティらしいけど)になってより一層感じる。一般的な社会の「正しいレール」にずるずると引きずり戻されるような感覚になる。一人暮らしなのは救いだった。

ありがたいことに、友達は私の味方でいてくれた。(※友達が少なすぎて、何があっても味方でいてくれるような親友レベルの友達しか残ってない←)社畜時代の疲弊しきった私を知ってるから、辞めたときもめちゃくちゃ喜んでお祝いしてくれたし、まだ転職活動してない~って話してもいいじゃん!楽しんで!って言ってくれるし、救われてきた。飲み会や旅行にもふつうに誘ってくれるし、ほんと辞める前と辞めた後でなーんにも変わらない。ありがたいよねえ、ずっとずっと大事にしたい親友たち。

自分語り強くなっちゃったけど、「ただ信じてくれる」ことがいかにありがたいことか。待っててくれるというか。私もそうしたいなって思った。キャリアブレイクだけに限らず、いろいろな境遇の人がいると思うけど、大事にしたい考え方。「優しさ」はときに傲慢になりかねない。


キャリアブレイク=潜在的な人生復興

「人生復興」ってめちゃくちゃいい言葉だなって、すごく腑に落ちた。「回復」よりもポジティブで盛り上がる感じ。マイナスをゼロに戻すだけじゃなくて、プラスに持っていくぞ~って気概がある言葉だよね。「キャリア=仕事」だけじゃなくて、人生全体を捉えてるのも好き。(語彙力無くてストレートな言葉しか出てこなくなったw)


文化中毒を晴らす

「文化中毒」、この現象に名前あったんだ!って思った。スライドの写真撮影OKだったんだけど、このスライドのときのカシャカシャ(パシャパシャ?)音すごかったもん。私もそのひとりだけど。

文化中毒
・能力が発揮できず、自殺や鬱になる原因
・組織文化に自身の文化が飲み込まれ機能不全に

組織文化研究における批判的経営研究(CMS)の可能性PDF論文

前職で働いてるとき完全にこの状態だった。新卒から5年間、多少の組織異動はあれど大枠の部署に変化はなくて、気づいたら完全に飲み込まれてた。組織内でしか通用しない価値観にどっぷり浸かってて、もはや洗脳に近かったと思う。「当たり前」や「常識」なんて、環境が変われば一気に変わるのにね。その違和感に気づいてからは気持ち悪くて仕方なかった。グロービスを受けて社外の人と関わる機会を持ってなかったらと思うと、今でもぞっとする。

営業で社外の人と関わってるじゃんって思われるかもしれないけど、あくまで「営業マンと顧客」の関係性だから、いくらプライベートな話で打ち解けたとしても、そこは別の話。営業人生の弊害についても初期に書いてた。自分に対する優先度が最下位で、常にお客さんと、その先のユーザーと、社内のメンバーのことばっかり考えてた。とてつもなく視野が狭くて、限られた情報の中でしか判断できないし、判断するにも耐え続けた感情をどうコントロールすればいいか分からなかった。性格的にも、自分のことを後回しにしがちだったから、歯止めが効かない状態で。いかに、今までの人生で「主語」が自分じゃなかったことか。


人生の主導権は自分で握る

「主語」を自分に、人生の主導権は自分で握ること。退職してからよく耳にするようになった言葉。全部全部、自分の選択でしかない。自分の主導権が弱いと、主導権の強い人に振り回されてしまう。

キャリアブレイクを「外注しない」って言葉も印象的だった。納得するまで自分自身と向き合うことが大切。周囲の意見に流されて焦ったら、せっかくのキャリアブレイクがもったいないもんね。

ちなみに、「文化中毒になってる自分を否定する必要もない。今の自分でジャッジしない、未来の自分が決めること。」ってお話、ありがたかったな。自責思考が強いゆえに、あらゆる場面でこんな自分だめだな~って否定的に考えがちなんだけど、救われた。無理に肯定する必要もないけど、否定しなくてもいいんだなって、そのまんま感情と距離を置く感覚なのかな~?強く意識しすぎると「否定してる自分もっとだめだ🙅‍♀️」っていう負のループ突入するので気楽に構えます~(笑)


キャリアブレイクは終わらない

「キャリアブレイクの終わり方は?」という質問に対して、終わらないそう(笑)。あくまで「休憩」「息継ぎ」みたいな立ち位置。キャリアブレイク後に新しいキャリアが始まったとしても、ブレイクしたいときにすればいい。

付随して、そもそもキャリアには外的と内的どっちもあるよねってお話になり。外的キャリアは経歴書に書くようなこと、内的キャリアはキャリアブレイクに限らず、実は内面で考えたり思ってること。必ずしも、外的キャリアと内的キャリアがイコールにならなくてもいいのでは?って、知らない観点だった。内的キャリアで言えば、前職時代の最後1年間はすでにキャリアブレイクしてたな~って思った(笑)。


最後に

何度もおっしゃってたのが、「キャリアブレイクっておもしろそう」ってこと。社会の課題解決!って豪語してないところが私もとても好きで共感できる部分。文化として楽しめたらいいよねってゆるさ(?)が心地いい空間を作ってるのかなって。もちろん否定はされないけど、空回りするような肯定感もないし、課題解決って名目で「弱者(ってラベルを貼られがちな人たち)」をどうにか支援します、みたいなスタンスでもなくて。当事者としても救われるし、キャリアブレイク期間を終えたとしてもおもしろがっていたい。

「キャリアブレイクしてる人がいる、その存在が救い」って北野さんにおっしゃっていただいた言葉、忘れません。(なんか卒業式みたいなテンションになったw)私もキャリアブレイクっていう概念そのものと、キャリアブレイクしてる方々にたくさん救われたので、私の発信も誰かを救えますように。とは言いつつ、結局救いたいのは、過去の自分と未来の自分だったりします。そのための居場所がnoteです。

改めまして、北野さん山中さんHarukaさん、貴重なお話をありがとうございました!!👏👏


※余談
無職酒場は大盛況で激込みだったので、にーにさんと韓国料理を食べて帰りました~!また東京で開催されることを楽しみにしてます💕

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