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藤原基央が「あなたとだけ思い出せる唄がある」って歌った日。

先日2月11日の結成記念日から始まったツアーBUMP OF CHICKEN TOUR 2023 be there、長野ビッグハットで4月1日に行われたライブに参戦してきた。BUMPさん長野県初上陸!!ようこそ私の地元へ!!大歓喜!!

👇マリンメッセ福岡で2月19日に参戦したときのnoteはこちら

👇大阪城ホールで3月2日に参戦したときのnoteはこちら

今回は「イベントレポ」って形式は取らない、タグも付けない。「伝わりやすさ」を意識して体裁を整えた文を書きたくない気分。ライブ会場で感じたままに、感情を綴りたい。なんとか言葉にして、あの日の記憶を残しておきたい。

現時点で5公演当たってるから、参戦した全公演をnoteに書くか、同じテイストで書くか、それはそのときの私が決めようと思う。

上記、福岡参戦noteより

今回のnoteで参戦する5公演中3公演目ですが、この先も感情爆発noteを書くと思います。


※以下、ネタバレを含みます。(長野1日目)




前日の3月31日からライブの前夜祭が始まっていた。20時30分~の7期クリコミュラストイベントを無事に終えて、急いでテレビの前へ。収録・放映ともに延期されていた18祭の放映日だった。

感動なんて言葉じゃ足りないくらいだけど、ほんとうに感動した。だいたい10歳下くらいの世代の想いが痛いほどに伝わってきて。BUMP OF CHICKENと参加者1,004人だけの音楽ではなく、これから18歳を迎える人・かつて18歳だった人にも届くようにって、ボーカル藤くんが言ってて、これぞ藤原基央って感じ。そして聴いてくれる人がいるから完成する曲とも言ってくれて、嬉しいよね。

「窓の中から」ほんっとに全員に聴いてほしい。
18祭verと、音源verと、MVver全部違うから選べないけど、やっぱりMVがいちばんストレートに突き刺さったかな。藤くんのアカペラシーンえげつないんよ。


ライブ前日に18祭放映だったから(放映後に配信もスタートしたし)、翌日からの長野2daysは「窓の中から」がセトリに組まれるのかどうかで、界隈は大盛り上がりだった。

大阪も一緒に参戦した仲良しフォロワーさんと、お昼過ぎに長野駅に到着。新幹線の中からすでに多くのBUMPリスナーがいて、もちろん長野駅でみんな降りるんだけど、シンプルにエモすぎた。ほんとの地元は数駅分離れてるけど、高校時代は長野駅に毎日通ってたし。地元で初めてBUMP OF CHICKENのライブが行われたことも嬉しいし、初日に参戦できたことは一生忘れない。

長野駅からビッグハットに向かうバスの運転手さんも、リスナーでの混みように驚いてて、「ああ、ビッグハットでBUMP OF CHICKENのライブがあるんだね~」ってマイクを通してにこにこ話してくれて、それに笑いがこぼれる車内がめちゃくちゃ平和で。遠征あるあるで、地元の人が話しかけてくれて優しかったとかそういう類のお話をよく聞くけど、自分の地元の長野でもほっこりエピソードが爆誕してて、勝手に嬉しかったよね。

長野1日目からようやく「be there」グッズの会場物販が始まって、長袖Tシャツとタオルと諸々買えました!!会場入り、今回もスタンドでヒロ側!(大阪もヒロ側で、福岡はチャマ側!)最後に写真貼るんだけど、めちゃくちゃ近い!キャパ狭いビッグハット最高~ってなった!スタンド2階席だったけど、アリーナを1階カウントしてたから近いし、10列目以降だったけど、なぜか2列しかないうちの2列目でめっちゃ近いし(笑)。でっぱり(花道)を真横から見下ろす感じで、メインステージも近いし、島(センターステージ)も近いし、とにかくめちゃくちゃよかった。福岡と大阪ともに2日目セトリだったから、長野でようやく1日目セトリが聴ける~!ってずっとわくわくしてた!


ようやく、ライブ本編に入る。なぜか、今回のライブは終始1滴も涙出ず!!!あれだけ、福岡と大阪で号泣だの涙腺崩壊だの騒いでおきながら、地元長野での初上陸ライブに立ち会えて、初めて1日目セトリが聴けたというのに。もちろん感動してないわけないし、藤くんのありがたいお言葉も刺さりまくってたのに、なぜか涙腺が麻痺してたみたいで、感極まってうるうるする瞬間はあっても、涙を流すことがないままライブが終わった。不思議だった。長野でBUMPのライブに参戦してるっていう夢みたいな高揚感に包まれたまま、嬉しい!ありがとう!みたいな感情のほうが大きかったのかなあ。3月末まで前回ツアーSilver Jubileeのライブ配信を繰り返し観まくってたから、この曲やばいぞって覚悟しすぎてたのかも(笑)。そんなこんなで、泣いてはいないけど、すっごく楽しくて改めて大好きだなあって思ったライブでした。

be thereツアー初の1日目セトリだったので、福岡と大阪で触れてない曲をメインに書いていこうかな。ここまで2,000文字超え。


触れてない曲をって言ったそばから(笑)、1曲目の「アカシア」。いや、厳密には「アカシア」or3曲目の「天体観測」で、「君の声を聴かせてくれよ」って言った気がするんだよなあああ。記憶力ううう。「音楽を真ん中にして待ち合わせ」みたいなことも言ってくれてたんだけど、結構序盤だったなって記憶しかない。エゴサしても見つからない(笑)。音楽を真ん中にして待ち合わせって最強の言葉じゃない??もう全部だけど、藤原基央の表現力が大好き過ぎて頭の中を見てみたい!!(気持ち悪いリスナーw)


2曲目は、「グングニル」。初めてライブで聴けた曲。今回のツアーの1日目本編セトリに組まれる前は、2017~2018年のPATHFINDERで3会場、2008年のホームシック衛星で2会場、その前は定番曲みたいな感じで、最近のライブだとまあまあなレア曲になってたわけで。

セトリ見てたから知ってたとはいえ、生で聴くグングニルの迫力ね。2004年リリースで、いい意味で当時の雰囲気の荒々しさがあって、シンプルにかっこよかった。昔の曲これからもいっぱい聴きたいな。


5曲目は、ほんとに大好きで救われまくりの「才悩人応援歌」。グングニルに続き、初めてライブで聴けた曲。フェスや周年記念ライブで演奏されるイメージで、めちゃくちゃレア曲ってほどじゃないけど、人気度が高い(って思い込んでる)割にはあんまりライブでやってくれないな~みたいな印象。

生の才悩人応援歌やばすぎるって。(語彙力もやばいよ←)ヒロのギターもめっちゃかっこいいし、全体的にオラ藤(オラオラしてる藤くん)爆発してて、シャウトもすごいし、とにかく伝えたい想いが熱量高いままドストレートに飛んできた。元々大好きだけど、大人になってからの方がぶっ刺さる歌詞かなあ。

ずっと前から解ってた 自分のための世界じゃない

痛いってほど解ってた 自分のためのあなたじゃない

世界のための自分じゃない 誰かのための自分じゃない

得意なことがあった事 大切な夢があった事

「才悩人応援歌」より ※ライブ音源だからぜひ聴いてほしい…

特に好きな歌詞、主語が「自分」に移ってるんだよね。1曲の中でのストーリー性がすごい。ラスサビの「とても愛しい距離 その耳だけ目指す唄 ラララ」も、めちゃくちゃリスナーのこと考えてくれてるじゃん!大好き!ってなる。


「Flare」→「66号線」→「ベル」とライブで初めて聴けた曲が続くんだけど、特に前2曲について書きますね。

「Flare」やっとやっと聴けたよ~~!!そもそもGravity同様にライブで演奏しないんじゃないかって思ってて。2022年のSilver Jubilee(幕張メッセ)から解禁されたけど、参戦日程の都合でaurora ark以降で唯一まだ聴けてなかった曲!3月末までSilver Jubileeのライブ配信で「Flare」→「66号線」の流れを観過ぎてたんだけど(笑)。

ほんの日常の一部を切り取った描写ばっかりだけど、誰のこともひとりにしない曲だと思う。私にとって音楽が居場所だって思える理由のひとつ。「ここにいる/ここにいた」って歌詞も、ツアータイトル「be there」の伏線回収なんだよなあ、刺さりすぎて苦しい。

誰も知らない 命の騒めき 目を閉じて ひと粒
どこにいたんだよ ここにいるんだよ

誰も知らない 命の騒めき 失くさない ひと粒
どこにいるんだよ ここにいたんだよ

「Flare」より ※ライブ音源だからぜひ聴いてほしい…

はい、「66号線」。前回のSilver Jubileeライブハウスツアーと、今回のbe thereアリーナツアーで本編セトリに組まれたけど、その前は2016年の20周年記念ライブ、2012年のGOLD GLIDERツアーみたいな感じで、近年では演奏されてなかった曲。

ちょっと前の関ジャムでは隠れた名曲って紹介されてたけど、リスナーからすると全然隠れてないんだけどね(笑)。藤くんの生々しい本音が伝わる歌詞で、アカペラが特にやばすぎてですね、涙腺崩壊ですよって言いたいところ。(配信観たときは秒で泣いてた。。。)

(アカペラ部分)

僕にだってきっとあなたを救える 今でも好きだと言ってくれますか
あなたを無くしても僕は生きていく それでも信じていてくれますか

「66号線」より

ひとつひとつの言葉を、一人ひとりに訴えるような、そんな全身全霊で歌ってくれるなんてね。文字通りの全身全霊だった、肩で息をしながら、言葉を噛みしめて、これでもかってくらい感情を込めてくれてた。歌詞変えもしてた気がするけど覚えてない。


「Flare」→「66号線」→「ベル」としっとりめが続いた後は、「新世界」→「Souvenir」。この2曲は両日固定セトリ。何回聴いてもいい曲だなって思うし、BUMPの中ではだいぶポップで明るい曲だけど、ちょっと寂しさを感じるところもBUMPらしくて大好き。

と会った時 僕の今日までが意味を貰ったよ

ちゃんと今日も目が覚めたのは と笑うためなんだよ

と会った時 僕の今日までが意味を貰ったよ

昨日が愛しくなったのは そこにいたからなんだよ

明日がまた訪れるのは と生きるためなんだよ

「新世界」より

「ベイビーアイラブユーだぜ ベイビーアイラブユーだ」って声出しする部分あるから、もちろん分かりやすくラブソングなんだけど、ライブで歌われる「君」に込められるダイレクトな想いがね、嬉しいし響く。新世界でも「そこにいた」って歌詞がツアータイトル「be there」を表しててすごい。「長野アイラブユーだぜ」・「信州アイラブユーだぜ」って、歌ってくれたのも絶対忘れない!!ほんとにほんとに嬉しかった!!


「新世界」→「Souvenir」→「Gravity」の後です、結論「窓の中から」やってくれました~~!!!前日の夜に18祭放映&配信リリースして、長野1日目でライブ初お披露目!!!ありがとうございます!!!

「ずっとライブで歌いたかった曲やります!」って藤くんが言った瞬間の会場の盛り上がりが尋常じゃなかった。もちろん私たちも待ちわびてたけど、いちばん早く歌いたかった、伝えたかったのはBUMPのほうだった。本来であれば昨年11月に18祭の収録を終えて(放映がいつだったかはわからないけど)、今年2月から始まったbe there ツアーでは当たり前のように本編固定セトリに組まれるはずの新曲。3月までは季節柄スノースマイルを固定セトリに組んでおいて、4月1日長野から「窓の中から」に変更。

いや~~まじで、ほんとうにやばかったよ。18祭の曲だから合唱曲でもあるしノリやすい部分もあるんだけど、そんなこともしたくなくて(するのが悪いとかではなく)、ただただじっとして4人の生演奏を聴いてた。特に大好きな歌詞を抜粋するけど、ひとまずMV観てほしいし、18祭も観てほしい(NHK+とアマプラで観れる)し、歌詞全文は引用元から読んでほしい。全部の言葉選びが好きすぎて。。。

痛くない事にした傷が 見失わない現在地 ここから歌うよ

綺麗事のような希望を いつもそばにいた絶望を

生み出してしまった希望を 頷いてしまった絶望を

これからの世界は全部
ここからの続きだから

「窓の中から」より

1,004人みんなで歌う曲なのに、決してみんなで歌おうねみたいなことは言ってなくて、「一人」・「あなた」・「自分」・「君」って言葉で一人ひとりに届けてくれる感じが、もう最高に藤原基央節なのよ。

「しんどくてつらくて悲しくて不安で、自分の足で立てなくなる日があるかもしれない。ちゃんと支えになれるちょっとやそっとで折れない杖の役割ができる楽曲を作りたい」って、18祭の放映で藤くんが言ってくれてて。これをライブでストレートに届けられるのほんとうに感動体験。「ここから歌うよ」の歌詞もツアータイトル「be there」に繋がる部分なんだよなあああ。

ライブで歌い終わった後に、「やっと歌えた、夢じゃねえよなあ!受け取ってくれてありがとう!」って昂る感情そのまんまに伝えてくれて、その後の「サザンクロス」のAメロで歌詞飛ばしてふにゃふにゃふにゃ~って言うところまでひっくるめて可愛かった(笑)。やっとライブで歌えたのが嬉しくて余韻で頭回らなくて、犬で言えば嬉ション状態だったらしい(笑)。ちなみにサザンクロスも初めて聴けた曲。


大好きでnoteでも度々紹介してる「GO」が、やっと(?)ひさしぶりに(?)聴けた~~!!!コロナ前2019年のaurora arkツアーファイナルぶりだった!!!ハンドマイク藤くんも観れて最高よ。で、歌詞変えもめちゃくちゃ最高で、「会いたい君に会いに来た」・「選ばれなくても選んだ今日」が嬉しすぎたよね。「会いたかったぜ長野!」って間奏で叫んでくれたのも嬉しかった。大好きな歌詞を貼ろう。

とても素晴らしい日になるよ 怖がりながらも選んだ未来
君の行きたい場所を目指す 太陽は今日のためにあった

とても素晴らしい日になるよ 選ばれなくても選んだ未来
ここまで繋いだ足跡が 後ろから声を揃えて歌う

「GO」より

6,100文字超えた~!!福岡と大阪も6,000文字超えたけど、長野は7,000文字も超える勢いかと。。。

毎回予想してたアンコール1曲目、長野1日目は「embrece」だった。今回のbe thereツアーでは3会場目の演奏で、その前は2017~2018年のPATHFINDERツアーでのいくつかの会場でアンコール演奏してた。かなりレア曲かと。私もライブで初めて聴けた。2004年リリースだから10年以上も前から、孤独に寄り添う曲を作って届けてくれてたのかと思うと、ありがたい。温かくて優しい曲。


アンコール2曲目は「虹を待つ人」。アンコール2曲目は1日目が「虹を待つ人」、2日目が「ガラスのブルース」で定番化してきたから、予想はついてたけど、ライブ特有の煽りも、思いっきり声出して歌えるのもやっぱり楽しいし、直接気持ちを伝えられる気がしていいよね。曲調はポップだし盛り上がる曲だけど、ちょっとダークなこと歌ってくれてるのも好きだ~!


で、いつもの藤くんのありがたいお話に突入して。「今日初めて歌った「窓の中から」って曲は、君が聴いてくれて、受け止めてくれて初めて存在できた」(※ニュアンス)みたいなことを言ってくれたんだけど。あくまで18祭の曲って正直思ってたけど、そうじゃなくて、私たちリスナーに届けたいって思いでライブで演奏してくれたんだって、めちゃくちゃ感極まった瞬間だった。というか、藤くんも感情めいっぱいで汗なのか涙なのかって状態だった気がする。

そして、ダブルアンコール「花の名」。長野初上陸だし、ダブルアンコールあったらいいなあ~って思ってたけど、ほんとにやってくれるとは。体感だとMC時間は短くて、すぐにギター構えて、もう1曲なに歌おうかなって、言葉じゃなくて歌で伝えるんだって気迫を感じた。

アカペラで始まる「花の名」のやばさたるや。元々ライブアレンジ多い曲だけど、それにしても歌詞変えしまくりで、あふれんばかりの感情をぶつけてくれて、ありがとうでしかない。元々大好きな曲だけど、ライブで聴く特別感はとてつもない。

【元の歌詞】
あなただけに 歌える唄がある
僕だけに 聴こえる唄がある

【歌詞変え】
あなたとだけ なぞれる唄がある
あなたとだけ 思い出せる唄がある

「花の名」より

「一緒に見た空を忘れても 一緒にいた事は忘れない」とか「涙や笑顔を 忘れた時だけ思い出して下さい」って歌詞の後に、ラスサビで「あなたとだけ 思い出せる唄がある」って歌詞変えて歌うのやばすぎない???


「花の名」の前後どっちか忘れたけど、「幸せです」って言ってくれた。こちらこそすぎる!!そして最後の最後、「長野ありがとう!」って言おうとして「名古屋ありがとう!」って言った藤くんおもしろかった(笑)。語感似てるもんね~。

クソデカ感情のままに、というか「窓の中から」を聴いてほしすぎて語りまくってたら7,200文字ほどに。。。さすがに終わりにしますね。

チャマの合図で「ながのおおお~~~」って叫んだの楽しかったし、ヒロの長野名物の食べ物トークも楽しかったよ。アルクマとニコル一緒の写真も可愛かった。地元に来てくれて、ほんとにほんとにありがとう。
次の日、BUMPリスナーで賑わう善光寺や城山公園を見て、エモい気分に浸りまくってた。帰ってきて、「窓の中から」MVプレミアム公開を観て、関ジャムの藤原基央インタビュー観て、BUMP尽くしだった。

最後に長野での思い出写真を💘

城山公園でBUMPさんと同じ構図を撮りたかった一枚

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