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ヒヤリハットが起きたので対策を考えてみた

佐藤仁美です。

 私は作業療法士として子育て支援をしています。現役で、児童発達支援事業所と放課後等デイサービスに勤めており、自閉症やダウン症のお子さん。診断名がなくても、発育が気になるお子さんをサポートしてます。

今日は、仕事中にヒヤリハットを発生してしまいました。その内容と対策をお伝えしようと思います。


ヒヤリハットの内容

背景

利用しているお子さんの5人は全員知的障害があり、療育手帳を持っている子達です。水曜日はパートさんもいないし、12月末でスタッフが辞めてギリギリの状態です。

 今日の14:30〜から送迎の関係で私含めたスタッフ2人で6人の子を見ていました。

14:30 ヒヤリハットの起きる前のこと

5人の子供達はそれぞれの遊び方で落ち着いて過ごしていました。

14:40
 子ども達を見ていたAさんが「おやつの準備をしますね」と言われ「はーい。お願いします。冷蔵庫のところも目が届きますね」
と話をしながら、冷蔵庫や倉庫に行く動線から子ども達のいるところへ移りました。子どもの1人はおやつに興味を示して「まだだよ。待っててね」「冷蔵庫はあけません」と注意されていました。
 私は、他の子達を見つつ書類作成をしています。


14:50怒りと悲しみが同時におそう私

ピピピ。ピピピ。お片付けの合図がなりました。「お片付けをしよう」と声をかけてましたが、誰も動くことはありません。まぢかぁ😅と思いつつも、じょうがないね。私もこのメンバーだとそうだよなと心の中で納得して、1人づつ声をかけて行きます。
「Kくんおやつを食べる準備をしよう。片付け」と何度も何度も声をかけて片付けを始めてくれました。別の子にも同じように片付けを促します。

 はじめに声をかけたK君の様子を確認すると、再び玩具で遊び始めていました。😨スタッフAさんはおやつの準備中です。こっちを助けろよ😭😡心の中でスタッフAにツッコミつつ怒りと悲しみがどうじに出てきました。出た言葉が

「(1人で5人は)無理です😵💦」

思わず心の声が出てしまいました。もうすぐ、学校帰りの子も帰ってくるしおやつの準備が何も進んでいないという焦りもありました。それでも、声に出したことで、ちょっと冷静になりました。


テーブルの用意を先にして、スタッフが来てから子ども達の対応をしよう‼️

考えを変えました。

15:00イライラしている私

おやつを食べる人数を確認して、テーブルを移動させて、飛沫予防のアクリル版の用意が終わる頃、スタッフの1人Bさんが帰ってきました。

そこから、1人づつトイレ誘導したり手洗いしたり、椅子や水筒などのおやつ準備の声かけをしていきます。スタッフBさんが来たとはいえ、心理的なイライラは残っている私です。

15:10ヒヤリハット

キッチンで何かをしているスタッフAさん。(いつまでそこにいるんだ。何してるの?😡周りを気にしてるつもりでも気にしてないのがAさん。ここにイライラは禁😖わかってはいるがイライラするぞ😡)
お子さんに玩具の片付けから誘導をしているBさん。
学校のお迎えに行って帰ってきたCさん。そして、お迎えに行った車椅子の子のオムツ交換中。

M君を誘導する時、叩かれてイライラはさらに高まります。でも、M君は私のイライラしている状態を面白く感じてしまいテンションが高くなってしまいます。それでも手洗いを済ませてなんとか、椅子に座る状態にまで持っていきます。

走り回ろうとする様子も見られるM君
私の顔を見て笑顔。なに

マヂで叩き返すレベルまで来ている私
「痛い。やめて」と何度も伝えているが、逆に面白くなっているM君。

「誰か交換してもらってもいいですか。私がやばいです」

ヘルプを出して、車椅子対応していたスタッフが変わってくれました☺️そこから、他のスタッフや車椅子の子とコミュニケーションを取って気持ちが落ち着きました😊

M君も私からCさんに変わったことで、落ち着いて、おやつを食べていました。

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