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ジェンダー平等の欺瞞を論破するー②

 そもそも女性たちにとって大切な価値あるものとは、何だろうか。ジェンダー平等指数によれば、金とキャリア(地位)と権力しかない。しかしこれは、女性たちの総意というより、フェミニストの価値観だろう。ふつうの女性たちは、ここにもう一つ価値あるものが加わる。それは家庭をつくる、結婚して子供を育てることである。  女たちにとって最も大切な価値あるものとは、金とキャリアと権力、そして、家庭(子を産み育てること)である。自由や安全というものもあるが、実利的なものに限れば、この4つだろう。

    • ジェンダー平等の欺瞞を論破するー①

       日本のジェンダー平等指数は、世界146国中、125位である。これをもってフェミニストたちは、日本は遅れた女性差別の国なのだという。本当だろうか?検証してみようではないか。    筆者に言わせれば、このジェンダー平等ランキングとは、女がどれだけ「労働力商品化」されているかを示す指数に過ぎない。資本主義とは、金儲け至上主義のシステムである。資本家たちは、女も労働力として搾り取りたい。そして国家もまた、女たちを労働力として利用しようとしている。  日本は2060年には、老人人

      • 家父長文化と個人主義ー2

         家父長文化とは、「その場の最強の男に権威と力をあたえ、その組織の最後の一人まで守らせる責任を負わせる」という文化である。もっと砕いて言えば、「強い人間が弱い人間をきちんと守り、みんなで団結して安心して生きれる共同体を作りましょう」という文化だ。要するに、あたりまえのことだ。  このあたりまえのことが、フェミニストに言わせれば悪の権化のようになってしまう。これは男たちをバラバラにし、女たちが支配権を握るため、という狡猾な理由からである。男たちに団結をもたらす家父長文化は、フ

        • 家父長文化と個人主義ー1

           家父長文化とは、「いちばん強い男に権威と力をあたえて、その場の最後の一人まで守らせる義務を負わせる」、という文化である。これは、男性文化の真骨頂のような文化だ。人間には、何がいちばん大事なのだろうか?それは、安心感である。家父長文化とは、その安心感と連帯を守ることを最重視するという、共同体主義である。    人間とは、群生動物である。これを人はたいてい物理的な意味にとるのだが、そうではなく、精神的な意味においても人間とは群生動物なのだ。  人間とは、「良き群れ」の中にい

        ジェンダー平等の欺瞞を論破するー②

          ヘイトビジネス

           差別ほど、儲かるものはない。歴史的に、差別はつねに知的なゴロツキどもの飯のタネにされ続けてきた。人類最初の商売は売春だと言われているが、差別ビジネスはおそらく、それに次ぐものだろう。    じつは差別とはたいてい、ある特定の人間たちにより意図的に作りだされるものである。そして差別を作りだすには、古代から継承されてきたか確立した技法というものがあるのだ。フェミニストとリベラリストは、このヘイトの技法を駆使し、この国に差別を作りだしている。    差別を意図的に作りだすヘイ

          ヘイトビジネス

          フェミニズムの目的は男性文化を破壊するこ

           この資本主義というシステムの支配者たちは、ファシズムが怖くて怖くてたまらない。ゆえに、何としても伝統文化を破壊しなければならないと決意している。その伝統という名の男性文化を破壊するために、フェミニズムがある。フェミニズムの根底には、男性蔑視があるからだ。    「女の究極の目標は、男を束縛して支配すること」    ~釈迦~    釈迦も、すでに紀元前にこう言っている。つまり、この女たちにとっての究極の目標を達成するために、フェミニズムがあるわけだ。フェミニズムとは、女た

          フェミニズムの目的は男性文化を破壊するこ

          おっさん差別は政治の産物ー1

           アメリカは、1%の富裕層が富の40%を独占する、異常な格差社会である。そして日本も、ゆくゆくはAI利権を手にした上位1%の富裕層が、富を独占するようになるのだろう。1%の富裕層VS99%の貧困層からなる、超格差社会での到来である。そうなれば当然、99%の貧困層による革命がおこる。その革命は共産革命ではなく、ファシズム革命である。  この資本主義というシステムの支配者、大富豪連はまちがいなくファシズムを怖れている。ゆえに日本のような資本主義の最先端を走っているような国では、

          おっさん差別は政治の産物ー1

          伝統文化は資本主義の大敵

           日本のマスコミは、「何者か」に乗っ取られている。そしてその「何者か」が、日本を弱体化するために、この国の伝統文化を滅ぼそうとしている。かつての帝国を擁する支配民族は、被支配民族にたいし必ずその伝統文化を破壊し、弱体化しようとした。    人間が、民族がどうすれば秩序だってそれなりに幸福に生きれるのか、誰に分かるだろう?その答えは、その民族が数千年かけて蓄積してきた、叡智の中にしか存在しない。ゆえにその叡智が滅ぼされれば、その民族は必ず迷走し、弱体化していくことになる。いわ

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          男らしさは道義に属する問題

           「男は男らしくあるべき」  フェミニストのお歴々に言わせれば、こんなものは時代遅れのカビの生えた規範なのだそうだ。そして、こういうジェンダーバイアスから自由になれば、男たちは精神的により豊かに生きれるらしい・・・・、あまりにもうさん臭くて笑ってしまうが、もちろん、こんなものは大ウソである。  フェミニズムの本質は、権力闘争である。フェミニズムの真の目的は男性文化を滅ぼし、男たちを弱体化させて支配することにある。強固な男性文化のもとに男たちが団結してしまえば、女たちに付け

          男らしさは道義に属する問題

          フェミニズムとナチズム

           有料ですが最後まで読めます。面白かったら課金してください。    フェミニズムは、ナチズムと系統を同じくする思想である。というよりフェミニズムは、ヨーロッパに古来から伝わるヘイトの技法を継承している思想なのだ。まずは、人種差別思想の極北、ナチズムの理論書「我が闘争」を見てみよう。  まずドイツについて。  「アーリア人種(ドイツ人)はその輝く額からは、いかなる時代にも天才の神的なひらめきがとび出し、また認識として、沈黙する神秘の夜に灯をともし、人間に他の生物の支配

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          フェミニズムとナチズム

          われわれは、女は人を傷つけていいという狂った社会に生きている

           現代とは、あまりにも暴力的な時代である。リベラルマスコミのプロパガンダに影響され、昭和を暴力にみちた野蛮な時代だと思っている人は多い。これは、まったくの偏見だ。たしかに昭和は暴力の垣根は低かった。しかしそれは今もさして変わらないし、何より今の方がある面で過激だ。  その暴力とは言葉の暴力である。そして現代は女の時代というだけに、その言葉の暴力は女たちによってなされることが多い。そもそも暴力というと男がやるものというイメージがあるが、それは違う。男と女の暴力性の強さは同じで

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          フェミニズムを背後で操るものは誰か?ー2

           フェミニズムは、男らしさもまた否定する。資本主義社会とは、最終的には上位1%の大金持ちに富が集中してしまうシステムである。とうぜん金持ち連中は、貧民たちの激しい憎悪を買うことになる。実際、20世紀では1億人を超す人々が、ルサンチマンを煽られた共産主義者に殺されてしまった。  富の一極集中を宿痾とする資本主義社会では、常に、革命とテロの恐怖がつきまとう。よってこのシステムでやる以上、貧民たちをどうしても去勢する必要がでてくる。その為に、ジェンダーフリー思想が流布されている。

          フェミニズムを背後で操るものは誰か?ー2

          フェミニズムを背後で操るものは誰か?ー1

             資本主義とは、金儲け至上主義のシステムである。かつての伝統社会では、社会は宗教や習慣といった別の原理から動く面が強かった。しかし資本主義社会とは、経済の論理のみで動くという、相当に偏った、つまるところ非人間的なシステムなのだ。  産業革命後のイギリスでは、資本主義の暴走は目を覆うようなものがあった。10歳の子供も工場で一日13時間働かされ、女性も炭鉱やコークス置き場で長時間働かされる。その結果、労働者階級の女性の平均寿命は、20歳以下になってしまった。これでは人口再

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          アンチフェミ(保守)はいかにして天下を取るのかー①

           (アンチフェミ、保守、その他どういった人々でもいいですが、これはこの民主主義国家においてどのようにして理念を実現するかについての、ノウハウに関する記事です。ここでは新興勢力ということでわかりやすいので、とりあえずアンチフェミを例にして語っていきます)    アンチフェミはいまいち盛り上がっていない。なぜだかおわかりでしょうか?それはアンチフェミは金にならないからです。さらに権力にも結びつかない。美味しいことが、何もない。それをやってもいいことが何も無いのなら、人が、特に

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          女の意地悪は、それ自体がセクハラ

             セクハラ、セクハラと本当に息苦しい世の中になったなと思う。これは、もちろん現代の日本がフェミニズムにのっとられているからだ。軍国主義でやっていた戦前の日本では、軍部の批判をすることは、絶対のタブーだった。同じくフェミニズム国家である現代の日本では、女たちの機嫌を損ねることは、絶対のタブーなわけだ。過激思想とは、ほんとうに嫌なものだ。  しかしあえて言ってしまえば、ちょっとしたセクハラなんていうのは、たいした問題だとも思えない。それは、女たちも本質的にまったく同じこと

          女の意地悪は、それ自体がセクハラ

          保守は人間に正気をもたらす思想     (保守思想と左翼思想ー④)

           人間には、どうやったら皆がそれなりに納得できる良い社会を作れるのか、その答えは、生まれながらに脳内にはプログラムされていない。ゆえに、長い時間をかけ何度も何度も試行錯誤し、一つ一つ英知を積みあげてきた。それを、伝統文化という。その伝統文化があるレベルにまでいくと、それは文明と呼ばれるものになる。日本の歴史を振りかえれば、たしかに時代が進むにつれて、あらゆる面で良くなってきてはいた。  この一つ一つ積みあげてきた英知を解体する作用をもっているのが、左派思想である(現代でいう

          保守は人間に正気をもたらす思想     (保守思想と左翼思想ー④)