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柑橘系フルーツでサプリいらずの生活に

健康や美容の話題となると何かと取り上げられることの多いフルーツ。体に良いということは知ってはいるけれど、それぞれの成分や効能まで理解している方は少ないのではないでしょうか。そこで今回は、フルーツの中でも特にヘルシーで、美容、健康効果が期待できる柑橘系フルーツの成分に着目したいと思います。

王道、ビタミンの健康・美容効果

柑橘系フルーツに共通した含有量の豊富な成分といえばビタミンですね。その中でもビタミンCとビタミンP(フラボノイド)が特に豊富に含まれております。
ビタミンCには、がん細胞をつくる原因にもなる活性酸素を除去する力があります。また、メラニン色素の増殖を抑える働きやコラーゲンの生成を促す働きもあるため、シミやそばかずの予防や肌の調子を整える効果が期待できます。
皮や白い筋の部分などに特に豊富に含まれているビタミンP(フラボノイド)は、ビタミンCの吸収をサポートしてくれます。また、毛細血管を丈夫にしてくれることにより血流改善などを促す成分となっています。さらに脳の健康向上にも良いとも言われており、パーキンソン病やアルツハイマー病のような神経変性疾患のリスクを下げてくれるという研究結果もあります。

柑橘類の香りは心も癒す

香りの良さからリラックス効果が期待できるため、アロマオイルなどにもよく使用されている柑橘類。見た目も爽やかで気分を上げてくれるほか、果実に含まれるクエン酸やミネラルが不安感を軽減し、気持ちを安定させてくれると言われています。
レモン含まれているリモネンには集中力を高めてくれる作用があるとされ、オレンジの葉に含まれるプレグチンには鎮静作用があるとされています。デザートにトッピングしたりドリンクに浮かべたりするなど気軽に取り入れられるのも良いですね。
日本で昔から馴染みのあるのは柚子の香りのリラックス効果です。柚子湯はビタミンCが湯船に溶け出し、お肌にも良いので冬至に限らず、1年を通して取り入れることをおすすめいたします。

まとめ

ビタミンCの1日当たりの推奨摂取量は100mgといわれており、グレープフルーツ1個には約100mg、オレンジ1個に約80mg、レモン1個には約20mgのビタミンCが含まれています。グレープフルーツやオレンジは1個食べることで、1日分やそれに近い十分な量のビタミンCが摂取できます。ぜひ毎日の生活に取り入れてみてください。また、朝食に取り入れることで果物に含まれる果糖を素早くエネルギーに変換されて、気持ちの良い1日を過ごせます。


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