シティまさかの4連敗、ブライトンに逆転を許す【マッチレビュー】ブライトンvsマンチェスター・シティ【PL24-25 第11節】
プレミアリーグ 2024-25 第11節
日時:2024年11月10日(日) ※日本時間
会場:ファルマー・スタジアム
試合結果
ブライトン2-1マンチェスター・シティ (HT0-1) (終了2-1)
ブライトン:ジョアンペドロ 78'、マシュー・オリリー 83'
マンチェスター・シティ:アーリング・ブラウト・ハーランド 23'
試合の展開:前半
【MCI マンチェスター・シティ】
シティの最終ラインは、2CBをグヴァルディオル、シンプソン、右SBはウォーカー、左SBにリコ・ルイスに陣形。リコ・ルイスがコヴァチッチの脇に上がり、前進のサポートをしていく。気持ち前には行き過ぎず、コヴァチッチと一定の距離感を保つ。
【BHA ブライトン】
シティが後ろでボールを持つ際、連動してハイプレスをかけていく。特にカウンタープレスもはまっている。なんとかそれを越えていこうとするシティだが、少しの油断が命取りと感じさせる。【MCI】サヴィーニョが単騎で、エストゥピニャンとの一対一をぶち抜いていく。
【MCI】〜20分、引き続きボールを保持しながら前進を図っていく。ほぼこの時間までシティのペース。最終ラインでのボールロストもあるが、グヴァルディオルがうまくケアをしていく場面も。
【MCI 先制 1-0】コヴァチッチが、ブライトン2CB間の間を通す見事なスルーパス、そして抜け出したハーランドがなんとか押し込み、シティ先制。
【MCI】ひとたびボールを持てば、サヴィーニョからギュンドアンへのスイッチ、フォーデン、ハーランドの流れるパスワークでブライトンゴールへ迫るが、GKフェルブルッヘンがナイスセーブを見せる。
【BHA】ブライトンはボールを持てない状態が続き、自分たちの形はつくれていないところ。スイッチを入れてハイプレスをかけていくが、シティはエデルソンに戻し長いボールでリスク回避。
【BHA】35分〜三笘の単騎突破をきっかけにスイッチが入ったか、勢いある縦に早いビルドアップで、シティゴールに迫っていく。状況を落ち着かせたいシティだが、ブライトンの時間が続く。
課題の守備に対して、しっかりと対応を考えてきて臨んだであろうシティ。試合の入り方はそれを感じさせるような堅実なもので、そに安定感から保持が続き、コヴァチッチが活き、ハーランドが幸先よく先制をあげました。一方、やられっぱなしではないブライトン、ひとたび勢いに乗れば、持ち前の縦に早いビルドアップシティゴールへ迫る時間も。
試合の展開:後半
【BHA】後半開始から仕掛けていくブライトン。高い位置からのブレッシングで、シティはミドルサードからなかなか前に進めず。51分、ブライトンのクロスからのヘディングシュートを、エデルソンがナイスセーブ。
【MCI】この試合、大抜擢のシンプソンも自信をつけてきたか、最終ラインからいいロングパスを前へ供給する場面も。最終ラインの一員として、序盤は多少ミスはあったものの、次第に良い動きを見せていく。
【BHA】ジョアン・ペドロが抜け出して、絶好のチャンスだが、ウォーカーが絶妙に押してタイミングをずらす。それにしても厳しい場面が続き、シティにとっては相手のミスに助けられる場面が多い。
【MCI】72分、ギュンドアン→ベルナルド・シウバ、74分、サヴィーニョ→デ・ブライネを投入。
【BHA 同点 1-1】ゴール手前できりもみ状態から、ジョアン・ペドロが最後蹴り込み、同点に。この時間帯、左サイド、三笘のエリアがシティは十分にカバーできず、かなり自由にやられてしまう。
【BHA 逆転 2-1】真ん中狭いところを縦につないでいって、ジョアン・ペドロからオライリーが最後決めきり、ブライトン逆転。シティも周りにDF陣がいたものの、守りきれず、手痛い失点となってしまう。
シティ公式戦4連敗と泥沼の状況。試合の入り自体はよく、前半は0-1で折り返したものの、ブライトンの攻撃に対して、特に左サイドで自由になっている三笘からの攻撃へ対処ができず、失点は時間の問題だったような状況。あわせて、1点とったあと、ブライトン相手ならさらに突き放すリードが欲しかったところだが、0-1の状況のまま打開できなかった。