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直近のクラウド関連決算を踏まえたソクラテスによるクラウド市場まとめ

こんばんは!本業が忙しくてしばらくご無沙汰していた間に先日Amazon・Googleの決算発表も終えましたので、本日は以下のテーマをアップデートしていこうと思います!

直近の決算動向を踏まえたクラウド市場

Withコロナという言葉が当たり前のように聞かれる中、最近急激に業績を伸ばしているクラウド関連サービスですが、本日は1)クラウド市場全体、2)クラウドサービスを提供する企業の直近決算をまとめさせていただきました。

・2019年のクラウド市場は約11兆円。主力プレイヤー(シェア)は1.AmazonのAWS(32%)2.MicrosoftのAzure(17%)、3.AlphabetのGoogle Cloud(6%)

・各社の一言決算サマリーは以下のとおり

Amazon:増収増益;主力のECが大幅加速:クラウドの成長率は若干鈍化

Alphabet:減収減益;主力の広告を中心にcloud以外は軒並み減収

Microsoft:増収増益;主力製品軒並み成長加速:クラウドも5割近く成長

決算を終えたソクラテスの戯言:クラウドの観点から

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クラウド市場自体ですが、2019年の市場規模はグローバルで11兆円と推定されております。去年4割近く成長している市場ですが、今年もコロナ蔓延に伴うリモート促進を追い風に、さらに成長を続けそうな印象です。当面は需要は盤石と言っていい気がします。

どちらかというと気になっておりますのがトップ3社のシェア動向です。結論ありきでいきますと、GoogleのGoogle Cloud Platformが伸びるというストーリが描けたら一番面白いと思っていた次第です。

エクイティストーリーとしては至極単純で現時点で6%程度しか市場シェアを占めていない同社がクラウドにおけるシェアを首位・2位のAmazon、Microsoftから奪取するというものです。そのことによって業績の拡大+バリュエーションがいわゆるCloud企業並みのバリュエーションに切りあがるということです(もちろん同社はあくまでもネット広告が中心ですので、完全に切りあがることはないと思いますが、現水準よりは切りあがる余地があると思っています)。

個人的には技術で圧倒的優位性を誇る同社のプログラミング言語が他社に比べてパフォーマンスが高いので、次第にユーザーシフトが起こる可能性はありえると思っています。足元はAWSの機能の多様性、MS Officeとセット売りできるMicrosoftの強さは昔ながらの大企業を中心に当面は需要が強いと思いますので即効性は見込めませんが、徐々にシェア移行が見られるような気がしています。

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