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トットちゃん。スクワット50回!

こんにちは。ぼーんぐんです。

私は自分の体力の衰えを感じることがあります。

食欲の衰えは全く感じることはないのですが、ここ一番の体力の衰えを感じる瞬間があるんです。

例えば日常よくあるこんなシーン。

目の前で信号機が黄色に変わった際に横断歩道を向こう側へ渡り切ろうとするシーン。また、電車の発車ベルに間に合うようにホームへ「駆け上がる」階段のシーンもあります。

みなさんは「駆け出す」自信がありますか。

私も体力の衰えに負けまいと一気に電車に飛び乗ることがありますが、その後が大変です。

「ぜーぜー」

混み合った電車内。マスク越しに必要とする酸素の吸入が追い付かないんです。

そんな時は「腰に手をやり」「マスクを浮かし」、額の汗を拭うことも出来ないほどに酸素の吸入をすることになります。

でもさらに追い打ちをかけて残酷な事がありました。

それは先日の話です。まさにこの状況で知り合いから挨拶されたんです。自宅の3軒隣の奥さんと偶然乗り合わせたんです。

「おはようございます。良かったですね間に合って」
「ぜーぜー、あっ、おはよう・・ござ・・います」

にこやかに私に向けられる奥さんの爽やかな笑顔が、私の感情を乱します。私の心の中の”黒い感情”が渦巻いてきます。

”おいおい、話しかけないでよ苦しいんだから。見りゃわかるでしょ。こっちは息を整えるの必死なのよ”

でも私は大人ですから、”黒い感情”は決して表には出しません。

平静を装い、ひきつった笑顔を返します。そして、ポケットから出したハンカチでそっと額の汗を拭いながら、当たり障りのない天気の話を提供したりします。

「今日は午後から雨のようですね。折り畳み傘はお持ちですか」

いやぁ偉い自分を褒めてあげたい。苦しいのによく頑張ったね、私。

その後もしばらく平凡な会話を繰り返していると、やがて隣の駅にゆっくり到着しました。

奥さんは降りる支度を始め私にこう言い残しました。「じゃ私はここでお先に降ります。あっ、それと顔色がずいぶん悪いですよ大丈夫ですか」

「あちゃ」相手は気付いていたようです・・。

歳を重ねるごとに普段の運動量が徐々に低下しているのでしょうね。生活は便利になって「エスカレータ」を使ったり「電車や車に頼った移動」になりがちです。

万歩計で計測しないまでも、しっかりと歩くことを心がけないと、先日のような、みっともない目にあいます。

職場でも、コピーやお茶を人にお願いするのではなく自分でする。シュレッダーだって、ゴミ捨てだって自分でする。300メートル先の郵便ポストへの郵便物の投函も自分の足を使って行ってくる。

そういった日常の積み重ねが衰えを防ぐのでしょう。

先日、テレビを見ておりましたら90歳を超えた高齢者の男性が、富士山登山に挑戦し見事達成しているシーンを見ました。

番組スタッフがその男性に「登山の目的は何ですか」とインタビューすると男性は「私は富士山の年間高齢登山者no1の記録を達成したいからだ」とおっしゃっていたんです。

私は単純に立派だなと感心しました。いくつになっても目標に挑み、かつ成し遂げることが出来るんだと、自らを反省しました。

その男性は富士山登頂の目標を叶えるため、普段からの体力づくりに余念がありません。徒歩で新聞配達をして鍛えているといいます。やはり毎日の積み重ねが立派な結果を生むのだと勉強になりました。

また以前に見た黒柳徹子さんの「徹子の部屋」でも同様の気づきがありました。

ゲストに来ていたソロキャンパーのヒロシさんから「黒柳さんの元気の秘訣は」と問われて、「私は毎日50回のスクワットをしているのよ」と答えている場面を思い出します。

一見すると楽に見える「テレビのトーク番組」の世界でも、その裏側ではMCも体力維持に努めているんです。

私もトットちゃんのように「スクワット50回」出来るかなと番組終わりに試してみましたが、いつまでも学生時代の部活の頃の頭でいますとダメですね。

体は正直なものでとっくに錆びついていました。

冒頭の「電車での失態」で湧き出てきた”黒い自分”とはもう再開したくはありませんから、これからは継続できる運動に取り組んでみたいと思います。

まずはトットちゃんを見習いスクワットから始めてみることにします。私の場合は毎日30回からですね。

さあ、みなさんは体力に自信はおありでしょうか。”黒い自分”が出てくることはありませんか。

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