古本と新刊scene

熊本市内、中心部から少し離れた雑居ビルの2階にある本屋です。生き方、働き方を考えるため…

古本と新刊scene

熊本市内、中心部から少し離れた雑居ビルの2階にある本屋です。生き方、働き方を考えるための本、旅、冒険の本、ポップカルチャーの本、コミック、アートブックやデザインの本などを中心にした、古本と新刊を販売しています。 アイコンは森田るりさんに描いて頂きました。since2022。

ストア

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    Original T-shirts「読書は孤独を癒やす」

    「読書は孤独を癒やす」というテキストをプリントした、読書を愛する人のためのTシャツ。2024年7月のsceneオープン2周年を記念して制作した、アニバーサリーアイテムです。ボディ:United Athle タフネスTシャツ(5.6オンス)カラー:スミプリントカラー:ホワイト各サイズの寸法は、商品画像の表をご確認下さい。
    ¥3,000
    古本と新刊 scene
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    キミは文学を知らない。 小説家・山本兼一とわたしの好きな「文学」のこと

    著者:山本英子出版:灯光舎発売日:2024年4月仕様:B6変型判 218ページ2009年に『利休にたずねよ』で直木賞を受賞し、2014年に早逝した京都ゆかりの作家・山本兼一。彼の妻であり、児童書作家・文筆家の山本英子さんによる初めてのエッセイ集です。本書の前半では、10年前に亡くなった夫・山本兼一さんが残した取材ノートや手帳を改めて紐解き、自身の記憶を重ねて夫のありし日を語ります。後半になると、内容の主軸が英子さん自身に移り、自身の思い出に残る本のことや児童書を書くきっかけとなったエピソード、夫への葛藤なども織り交ぜたライフストーリーが展開します。目次職業は、作家挑んだ松本清張賞直木三十五賞、候補は三回善福寺川で悩む決意は賀茂川でキミは文学を知らないシークエル
    ¥2,200
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マガジン

  • 本屋営業日誌

    タイトル通り、当店の営業日誌です。日々のちょっとした記録を週1回、7日分まとめてお届けしています。

  • 今週のおすすめ本

    毎週金曜日更新。店頭、オンラインストアで販売している本の中から、特におすすめのタイトルを紹介しています。

  • 本屋開業日記

    2022年、熊本市で本屋を開きます。開業にあたり、これからやっていくことや、これまでにやってきたことを書いていきます。

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    Original T-shirts「読書は孤独を癒やす」

    「読書は孤独を癒やす」というテキストをプリントした、読書を愛する人のためのTシャツ。2024年7月のsceneオープン2周年を記念して制作した、アニバーサリーアイテムです。ボディ:United Athle タフネスTシャツ(5.6オンス)カラー:スミプリントカラー:ホワイト各サイズの寸法は、商品画像の表をご確認下さい。
    ¥3,000
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    キミは文学を知らない。 小説家・山本兼一とわたしの好きな「文学」のこと

    著者:山本英子出版:灯光舎発売日:2024年4月仕様:B6変型判 218ページ2009年に『利休にたずねよ』で直木賞を受賞し、2014年に早逝した京都ゆかりの作家・山本兼一。彼の妻であり、児童書作家・文筆家の山本英子さんによる初めてのエッセイ集です。本書の前半では、10年前に亡くなった夫・山本兼一さんが残した取材ノートや手帳を改めて紐解き、自身の記憶を重ねて夫のありし日を語ります。後半になると、内容の主軸が英子さん自身に移り、自身の思い出に残る本のことや児童書を書くきっかけとなったエピソード、夫への葛藤なども織り交ぜたライフストーリーが展開します。目次職業は、作家挑んだ松本清張賞直木三十五賞、候補は三回善福寺川で悩む決意は賀茂川でキミは文学を知らないシークエル
    ¥2,200
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    白の稜線

    著者:大谷一良発売日:2023年6月仕様:B5変型判 144ページ背継丸背上製本表紙シルク印刷・箔押し 寒冷紗背固山岳雑誌を中心に表紙画や文章を発表してきた、大谷一良さんの作品集。暖かい色合いの版画84作品と、エッセイを収録。大谷一良1933年東京生まれ。’57年東京外国語大学スペイン語科卒業。総合商社の勤めを終え、’96年よりフリーの版画家。この間、畦地梅太郎氏に私淑、「アルプ」をはじめ「まいんべるく」「山と渓谷」「心」「岳人」などに表紙画やカット、文章を発表。’80年代から個展や共同展を毎年のように開催。著書に「山のかけら」「山の絵葉書」「風のディヴェルティメント」など、共著に「山のABC」「忘れ得ぬ山」など多数。山岳関連書の装丁・装画も数多く手がけた。
    ¥6,820
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最近の記事

本屋を始めて、もうすぐ2年。

5月30日、今月の最後の営業日が終わった。熊本市で「scene」という個人書店を始めてもうすぐ2年、これまでひそかに掲げ続けていた目標を、今月ようやく達成することができた。 その目標とは、「1ヶ月通して、すべての営業日に売上を立てること」だ。1ヶ月間、店を開けた日に、1冊でも良いので必ず本を買ってもらう。我ながらショボすぎる目標だけど、それすら達成するのに2年近くかかってしまったというのだから、本当に呆れる話だ。 言い換えると、これまで店を開けても1冊も本が売れない日が、月に

    • 本屋営業日誌 2024年5月20日〜5月26日

      5/20(月)晴れ 昨日のイベントが終わって疲れて、通販の発送作業ができていなかったので、まずは事務作業から。週末、送料100円引きのキャンペーンをやったことで、3日間で17件注文がもらえたおかげで、通販の売上もだいぶ盛り返してきた。送料割引してるなかで、520円のステッカーを注文してくれる方もたくさんいて、大変ありがたい。 15時からちょっと店を閉めて私用。本屋をやりながら、空いた時間を使って別で収入を得るようなバイトができないか、ちょっとしたつてで知り合った方に相談に乗っ

      • 今週のおすすめ本 vol.13

        店舗とオンラインストアで取り扱っている本から、おすすめのタイトルを紹介するマガジン「今週のおすすめ本」。 今回取り上げるのは、小原晩『ここで唐揚げ弁当を食べないでください』です。 2022年3月に刊行されたこのZINEが、現在改めて注目を集めています。 きっかけは、お笑い番組のプロデューサーで知られる佐久間宣行さんの「NOBROCK TV」というYouTubeチャンネルで4月20日に投稿された動画「ダウ90000蓮見 嫉妬した芸人&クリエイターベスト10!」にてこの本が

        • 本屋営業日誌 2024年5月13日〜5月19日

          5/13(月)晴れ 今週末にうちでやるトークイベント、申し込みが定員の20名に達したとのこと。よかったよかった。 今日は通販の発送、古本の品出しなど、いつも通りの業務をこなす。先週休んでいてペースが掴めていなかったけど、ようやく頭も回り始めてきた。作ろうと思ってたTシャツも、今週中には発注しよう。 5/14(火)晴れ GW中に取材してもらったTV番組のオンエア日が昨日だったらしく、すっかり忘れてしまってオンエアチェックできていなかった。後日Youtubeに上がるらしいのでそ

        本屋を始めて、もうすぐ2年。

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          今週のおすすめ本 vol.12

          店舗とオンラインストアで取り扱っている本から、おすすめのタイトルを紹介するマガジン「今週のおすすめ本」。 今回取り上げるのは、赤瀬川原平『超芸術トマソン』です。 この記事では、近刊を紹介することが比較的多いのですが、『超芸術トマソン』の初版発行日は1987年。オリジナルの単行本版が出たのはさらにその2年前と、40年近く前に世に出た本です。 毎日多くの本が刷られ、書店の棚に並べられてはまたすぐに別の本に入れ替わっていくという、出版業界の目まぐるしいサイクルの中において、これ

          今週のおすすめ本 vol.12

          本屋営業日誌 2024年5月6日〜5月12日

          5/6(月)雨 GWの4連休最終日は雨。後半どんどん右肩下がりに売上が落ちていって、今日は平日並みの来客と数字で終わる。すっきりしない。今日来てくれた人が「GW、毎日開けてくれたので今日来れました」と言ってくれたのはうれしかったけど、休日に1日開けて1人2人しか来ないんじゃ、商売としては全然駄目よな。 今日は出版社のホームページを巡回して新刊本の発注。明日からはまた静かな平日が戻ってくる。今日も静かだったけどな。 5/7(火)晴れ 今週の木金の休暇のため、由布院の安い温泉旅

          本屋営業日誌 2024年5月6日〜5月12日

          本屋営業日誌 2024年4月29日〜5月5日

          4/29(月)雨 また雨。きのうおととい、近隣で剣道の大会をやっていたらしく、人通りだけは多かった(集客には繋がっていない)のだけど、今日は大会も終わって本当に静かで、祝日という感じはしない。 今日はのんびりやるかと思っていたけど、意外と最初の来店は早い時間帯から。その後雨もやんでくれて、断続的ながらも来店が続いたものの、15時くらいでピタリと止まってしまい、そのまま21時まで来店なしで終わる。 熊本のテレビ局から取材依頼の電話。先週は新聞社から取材を受けた。長崎次郎書店の休

          本屋営業日誌 2024年4月29日〜5月5日

          本屋営業日誌 2024年4月22日〜4月28日

          4/22(月)雨 今日も雨、やだね。 熊本日日新聞社の方に取材を受ける。長崎次郎書店の休業をきっかけに、熊本の書店のことを取材することになったんだとか。開業のきっかけやら書店の状況など、個人店をやってると聞かれそうなことをひと通り尋ねられたので、良いことも悪いこともありのまま話した。 自分は、紙の本の文化を守りたいとか、困ってる人を助けたいとか、そういう使命感みたいなもので本屋をやっているわけではない。本を売ることを通して、結果的に誰かになにか良いことがあればとは思っているけ

          本屋営業日誌 2024年4月22日〜4月28日

          今週のおすすめ本 vol.11

          店舗とオンラインストアで取り扱っている本から、おすすめのタイトルを紹介するマガジン「今週のおすすめ本」。 今回取り上げるのは、名古屋の書店「TOUTEN BOOKSTORE」から刊行された『読点magazine、増補版』です。 2021年1月に開業した個人書店TOUTEN BOOKSTORE。開業までの準備について書かれた「本屋ができるまで」と、オープンしてから3年が経った現在までの近況「本屋ができてから」の二部構成になっています。 この本のおすすめポイントは、個人書店

          今週のおすすめ本 vol.11

          本屋営業日誌 2024年4月15日〜4月21日

          4/15(月)雨 まーた雨だ。昨日、新刊本の注文をするのを忘れていたので、早めに出てきて先に済ませる。 あとは通販の発送をしに郵便局に行って、コンビニで昼ご飯を買って食べていたらもう開店時間。雨も降ってるし、今日はのんびりやろうと思っていたけど、思いのほか来客もあり、悪くない1日になった。 4/16(火)晴れ 通販で大型本の注文が入っていた。普段使っているクリックポストやレターパックではサイズオーバーで、ゆうパックだと送料がかなりかかってしまいそうだったので、普通郵便で送る

          本屋営業日誌 2024年4月15日〜4月21日

          本屋営業日誌 2024年4月8日〜4月14日

          4/8(月)雨 今日も雨。毎日よく降る。 漏水の影響で扉の開閉に支障が出まくっていたので、工務店さんに連絡。昼過ぎに来て、接触している部分を削ってもらったらスムーズに開閉できるようになった。 今日はnoteの更新、補償関連の文書作成、各所への連絡などで1日終わってしまった。 4/9(火)晴れ一時雨 連日降っていた雨がようやくあがってくれた。はぁ。 今日も事務作業に追われる。減った在庫を補充すべく本の注文も。週末は本の山に囲まれることになりそう。 4/10(水)晴れ 熊本の

          本屋営業日誌 2024年4月8日〜4月14日

          今週のおすすめ本 vol.10

          店舗とオンラインストアで取り扱っている本から、おすすめのタイトルを紹介するマガジン「今週のおすすめ本」。 先月お店の方で漏水が起きてしまい、少し久しぶりの更新になります。 今回は、ご紹介するのは、「個人書店が選ぶ、いま読んでほしい海の本」。タイトル通り、「海」をテーマに個人書店が選んだ4冊の本を紹介するという選書企画を本にしたものです。 37の書店が参加しているのですが、当店もそのお仲間に加えて頂いています。ということで、当店が選んだ4冊も合わせてご紹介したいと思います。

          今週のおすすめ本 vol.10

          本屋営業日誌 2024年4月1日〜4月7日

          4/1(月)曇り 今日から4月。新年度、新学期で気持ちを新たにするにはうってつけの日なのだが、うちの店はさきの漏水で営業を再開できておらず(先週のnote参照)、ひとりだけ3月に取り残されている気分だ。 今日は初めて建物のオーナーさんと直接連絡を取ることができた。復旧に向けて大きな進展だ。具体的なやり取り内容をここに書くのはさすがに控えるけど、良い形に落ち着けばと思う。 4/2(火)曇り 水濡れの被害に遭った本について、リストと合わせて参照できるよう、写真を撮影してファイル

          本屋営業日誌 2024年4月1日〜4月7日

          本屋営業日誌 2024年3月25日〜3月31日

          3/25(月)雨 昨日に続き、しっかり雨で客足は遠い。 通常営業のみだったら1日誰も来ないまま終わっていたかもしれないけど、今日は19時から読書会。少ないながらも来てくれる人がいたので助かった。 3/26(火)雨のち曇り 開店前にはまだ雨が残っていたけど、ほどなく止んでくれた。 そのおかげもあり、夕方までの時間帯に何組か来店が続く。しかし夕方以降の来店はなく、前半好調だった分からの積み上げはできず。 オンラインストアのことでちょっと思いついたことがあり、準備をしている。4月

          本屋営業日誌 2024年3月25日〜3月31日

          本屋営業日誌 2024年3月18日〜3月24日

          3/18(月)晴れ 先週の日記に書いたけど、古本市に出てから左胸あたりがずっと痛んでいて、ちっとも良くならない。 今朝起きても症状が変わらなかったので、今日の営業は休みにして1日静養することにした。ただの筋肉痛なら良いんだけど、よくなる気配がないなら病院行かないといけないかな。骨にヒビとか入ってる可能性もあるし。しかし転んだりどこかにぶつけたりしたわけでもないのに骨折れてるとかなったら、さすがに老人過ぎてやばい。 じっとしてれば大丈夫なんだけど、くしゃみとかするとめちゃくちゃ

          本屋営業日誌 2024年3月18日〜3月24日

          今週のおすすめ本 vol.9

          店舗とオンラインストアで取り扱っている本から、おすすめのタイトルを紹介するマガジン「今週のおすすめ本」。 今回は、これまでと少し趣向を変えて、取り上げる本を1冊に絞って、詳しく中身をご紹介したいと思います。 ◎クック・トゥ・ザ・フューチャー  3Dフードプリンターが予測する24の未来食 著者は、食品学を専門にする大学教授・石川伸一さんと、イラストレーター・ライターの石川繭子さん。デザインやアート系の本を多く取り扱っているグラフィック社から出版されました。 本の内容を紹

          今週のおすすめ本 vol.9