本屋営業日誌　2024年4月1日〜4月7日

4/1(月)曇り
今日から4月。新年度、新学期で気持ちを新たにするにはうってつけの日なのだが、うちの店はさきの漏水で営業を再開できておらず（先週のnote参照）、ひとりだけ3月に取り残されている気分だ。
今日は初めて建物のオーナーさんと直接連絡を取ることができた。復旧に向けて大きな進展だ。具体的なやり取り内容をここに書くのはさすがに控えるけど、良い形に落ち着けばと思う。

4/2(火)曇り
水濡れの被害に遭った本について、リストと合わせて参照できるよう、写真を撮影してファイルにまとめる。あとは工務店とのやり取りなど。
帰省中でこのタイミングでしか来れないという方がいたので、休業中ではあるけどお迎えすることにした。店を閉めている間も、ちらほら顔を出してくれる方がいたりするのはうれしい。お話も少しできて、こちらの気分転換にもなった。

4/3(水)曇り
店舗の営業を3日後、4/6から再開することに決めたので、SNSに投稿。4月の営業予定なども合わせてお知らせする。急げばもう少し早く始めることもできるけど、焦らず慎重に進めることにした。

4/4(木)曇り
昼頃に、以前イベント出店させてもらった玉名のHIKEへ。ZINEのイベント「味噌天ZINE」をちょっとだけ見せてもらう。その後は店に戻って営業再開の準備を進める。
夜に、先日と同様に遠方からの来てくださった方を迎え入れる。売り場が万全な状態でないのは残念だけど、見てもらえてよかった。

4/5(金)雨のち曇り
先週末から注文していた本がまとめて届いたので、箱を開けて店に並べていく。オンラインストアも公開できるものはすべて公開し、明日からしっかり再開できるよう準備。漏水の補修工事などはまだ手つかずだけど、さしあたっての通常営業はなんとかできそうだ。
途中、息抜きにアマプラで映画「Winny」を視聴する。劇場公開時から気になっていたけど観れていなかった作品。ファイル共有ソフトの開発者の逮捕から裁判を描いた、実話に基づくストーリーで、地味ながらも意外とエンタメとしてけっこう楽しめる内容になっていた。主人公の金子氏を演じていたのが東出昌大だったのだけど、本人によく似ていて驚いた。

4/6(土)雨
満を持して、今日から約10日ぶりの営業再開。残念ながら天気は雨で、しかも開店とともにしっかり降り始めてしまった。3月から週末はずっと天気悪いなぁ。
店を開けて、オンラインストアも休止状態から復帰する。通販用に用意していたステッカーもちょうど届いたので、合わせて公開したところ、すぐに何件か注文をもらえた。ありがとうインターネット。
一方で店舗の方は、悪天候もあってなかなか厳しい。せっかくの再オープンだったけど、結果は振るわず。明日は雨も上がるみたいなので、切り替えていくしかない。
深夜1:30からAbemaでアーセナルとブライトンの試合を観る。どちらも日本人選手が所属しているチームだけど、三笘は怪我で離脱中、冨安もベンチ（リードしてれば後半から出そう）。普通にアーセナルが勝ちそうだったので、前半だけにして就寝。ブライトンは主要選手がビッグクラブに引き抜かれて、残った三笘も出られないとなると、昨シーズンみたいなクオリティを維持するのはさすがに難しそう。

4/7(日)雨のち曇り
営業再開2日目。今日は天気も回復かと思いきや、小さな雨がしとしと降り出してしまい、やはりパッとしない天気。それでも昨日よりはマシなので、本を並べながら来客を待つ。
今日はオープン直後から、先週の復旧作業をお手伝いしてくれた方がご来店。そこから夕方過ぎくらいまで、入れ替わり立ち替わりで来店が続き、久しぶりにちゃんと人が来てくれたなぁと感じる1日になった。昨日ダメだった分と合わせると土日トータルで良かったとは言えないけど、ひとまず再開できて良かった。色んな人に助けてもらって、ようやくまたここに戻ってこられた。全てが元通りになるのはまだ先だけど、少しずつやっていくしかない。
入口の扉の建て付けが、この数日の雨でさらに悪化しているので、ここだけでも早急に直してもらいたい。明日工務店に連絡しよう。